ストーン・カウンシル

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Le Concile de Pierre

作品概要
初夏、銀座シネパトスにて公開予定 配給:アルバトロス・フィルム

解説
本作は大ヒット作『クリムゾン・リバー』の原作者、ジャン=クリストフ・グランジェの同名小説の映画化。"フランスのスティーヴン・キング"の異名をとる小説家の原作を自由に脚色しながら、超大作映画の醍醐味とアートフィルムの洗練が絶妙にブレンドされた脚本が完成した。これまで誰も見たことがないヴィジョンを実現するのは、D・クローネンバーグ作品の常連撮影監督であるピーター・サシツキー。さらに妖艶なイメージを一新して、ほぼノーメイクでラウラ役に挑んだM・ベルッチとミステリアスな科学者に扮するC・ドヌーヴの競演にも要注目。

ストーリー
モンゴル人の養子リュサンとパリで暮らすラウラ・シプリアンは、悪夢や幻覚に苦しんでいた。リュサンは本当は何者なのか? 彼の胸に突然現れた印は? 彼の誕生日の直前、誘拐された息子を探して、彼女はモンゴル東部の秘境に旅立つ。

続き

投稿者 paris : 03:28 PM

CALL ME ELISABETH

CALL-ME-ELISABETH-s.jpg10歳になったベティは幽霊と暗がりが嫌い。姉のアグネスが寄宿制の高校に行ってしまい、両親と自分だけになってしまうが、両親は仲違いをして、母親が家を出て行ってしまう。そしてものがしゃべれないメイドのローズが残される。

寂しい気持ちでいっぱいのベティ、学校でもいじめられるベティ、人生がちょっと嫌になったとき、ベティを救ってくれたのは、父親でもなく、姉でもなく意外な人物だった…。

思春期の多感な気持ちが繊細に描かれている。誰にとってももう二度と戻れないあの日に感じたこと、考えたことが蘇ってくるに違いない。そのリアルなタッチは見事と言えよう。

日本文学で言うと、女の子の気持ちを描くことに才能を見せた太宰治のごとく、本作の脚本を手がけたギョーム・ローランも「思春期の女の子の気持ち」を表すことに素晴らしい才能を発揮していると言えよう。

氏の代表作「アメリ」は孤独で不器用な女の子が主人公だったが、映像がファンタジータッチで見ているものを眼で楽しませた。よって、妙な感傷に浸らずに楽しむことができる映画だった。

一方、本作では、同じくコミュニケーションが足りない、少し世間とずれているが純粋無垢な女の子が主人公だが、映像が詩的に美しく情緒的に描かれているのが特徴。自然の光や緑がありのままに映される。見ているものを甘酸っぱい同調の気持ちへと誘い込む美しさがある。

ベティがいくつかの問題を乗り越えたとき、「ベティ」という愛称ではなく、「エリザベス」と呼んでと言うように変化する。「CALL ME ELISABETH」というタイトルそのものが、この映画のシンボリックアイディアだ。

『エリザベスと呼んで』と変化した彼女の心境の変化がもう少し観ているものにはっきりと伝わってくると、この作品ももう少し印象深いものになるように思う。明快さが足りない感じがするのが少し残念ではあった。

誰もが持つ、あの日、あのとき、あの頃に瞬間でも戻りたい方にはオススメです。

続き

投稿者 paris : 03:25 PM

輝ける女たち

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フランス映画祭オープニング作品に選ばれたこの作品、今回団長のカトリーヌ・ドヌーヴ、エマニュエル・ベアール、ミュウミュウ、ジェラルディン・ペラス、ヴァレリー・ルーメルシエなど脇役でも主役を張れる豪華キャストでそれだけでも見所といえる。しかし、こういう作品に限って内容が面白くない事が多い。ロマンチックコメディーである本作品は一種独特の雰囲気のある映画祭なら楽しめるだろう。

ニースのキャバレーが舞台で、映画が始まってすぐにキャバレーの舞台裏で着替える裸の女性のシーンがありフランス人好みのスタイル。カトリーヌ・ドヌーヴやエマニュエル・ベアールが歌うシーンがあり、彼女たちのファンなら必見だろう。この作品のサウンドトラックも発売され、彼女たちがカバーしてして収録している。本作オリジナル曲も多少あるが、主に少し古い英米の曲が使われている。例えば、ベット・ミドラーのローズは歌詞がフランス語になってジェラルディン・ペラスが歌っている。

続き

投稿者 paris : 02:43 PM

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