mars 15, 2007
「モリエール」ローラン・ティエール監督インタビュー
今年度のフランス映画祭のサプライズ上映作品「モリエール」の監督にインタビューをしてきました!
ローラン・ティエール監督、ニューヨーク大学で映画を学び、その後ジャーナリストとして活躍。長編監督は2作品目となります。
インタビュールームに入ると、とても気さくな雰囲気で全スタッフと握手をすると着席。終始にこやかにお話をしていただきました。「カメラ目線で話したらいいのかな?」と撮影チームへの気配りを忘れないのも、自身がジャーナリストとして撮影する側の経験があるからでしょう。
子どもの頃からアメリカ映画に興味を持ち、スピルバーグやフランシス・コッポラ、ウッディ・アレンが好きというその嗜好を聞いて、フランス・コメディ映画に新風をふかす期待の新星であるという評判になるほど納得でした。
勿論、今回の上映作品「モリエール」のお話も聞いてきました。
↓監督からの『モリエールの醍醐味!』はこちら
「アーティストがモノを生み出すというクリエーションがテーマの作品です。モリエールは表現する声を探した人です。悲劇が物事を伝えるのに有効と考えていましたが、悲劇を追求すると喜劇になるという逆説に到達しています。面白いけれども悲劇であるということです。ここがこの作品の見所です」
他にも監督の人となりが伝わってくる素敵なインタビュータイムでした。インタビューレポートをご期待下さい。
●「モリエール」ストーリー
1644年、弱冠22歳のモリエールは「盛名劇団」を旗揚げするも破産し、債権者に追われてパリから姿を消す。そして、その後の数ヶ月間はいまも歴史の闇に消えたままである。この謎の期間、モリエールの身に起きたことは何か?西洋時代劇の喜劇を必見!
投稿者 paris : 08:24 PM
mars 14, 2007
フランス映画祭サプライズ上映『モリエール』

歴史劇/2006年/120分/フランス公開日:2007年1月31日
<ストーリー> 1644年、弱冠22歳のモリエールは「盛名劇団」を旗揚げするも破産し、債権者に追われてパリから姿を消す。そして、その後の数ヶ月間はいまも歴史の闇に消えたままである。この謎の期間、モリエールの身に起きたことは何か?
<解説>ローラン・ティラールが『嘘と裏切り、もし共通点があったなら……』(04)に続いて完成させた長編第2作。偉大な劇作家モリエールが行方をくらました謎の数ヶ月間をめぐる本作は、『恋に落ちたシェイクスピア』のモリエール版ともいうべき空想歴史喜劇である。モリエール喜劇そのものを大胆に織り込みながら、偉大な劇作家が若き日に経験した冒険とロマンスを、ユーモアたっぷりに綴る。主演は『真夜中のピアニスト』でセザール賞主演男優賞にもノミネートされた若きカリスマ、ロマン・デュリス。また、ロメール監督の常連俳優としても知られるファブリス・ルキーニ、モレッティ監督作品で鮮烈な印象を残すラウラ・モランテら実力派が脇を固め、モリエール喜劇のエッセンスを見事に現代へと甦らせる。
<スタッフ> 監督:ローラン・ティラール Réalisation : Laurent Tirard / 製作:オリヴィエ・デルボスク、マルク・ミソニエProducteur délégué : Olivier Delbosc, Marc issonnier /脚本:グレゴワール・ヴィニュロンScénariste : Grégoire Vigneron / 撮影:ジル・アンリDirecteur de la photo : Gilles Henry
<キャスト> ロマン・デュリス(モリエール)/ ファブリス・ルキーニ(ジュールダン) / ラウラ・モランテ(エルミレ)/ リュディヴューヌ・サニエ
Interprètes Romain Duris (Molière), Fabrice Luchini (M. Jourdain), Laura Morante (Elmire), Lidivine Sagnier
監督:ローラン・ティラール Laurent Tirard
ニューヨーク大学で映画を学んだ後「Studio Magazine」でジャーナリストとして活躍。J=L・ゴダールら現代映画作家たちのインタビュー集「映画のレッスン」を発表する。99年に短編映画『確かな情報源』を監督、アヴィニョン映画祭に出品して注目を集める。以後、テレビドラマや短編映画制作でキャリアを重ね、2004年に『嘘と裏切り、もし共通点があったなら……』で長編映画を初監督。人間味溢れる中年の主人公たちを見事に造形し、その演出力を絶賛される。注目すべきは、旧来のコメディ映画と比べたときのそのタッチの"軽さ"。特に登場人物の心の襞を繊細に照らし出すウィット・センスには突出した才能を感じさせる。豊かな映画的素養と、柔軟な演出手腕を兼ね備えた作り手として、フランス・コメディ映画に新風を吹き込む。
1999 『De source sûre (確かな情報源)』(短編)
2004 『Mensonges et trahisons et plus si affirnités (嘘と裏切り、もし共通点があったなら……)』
主演:ロマン・デュリス Romain Duris
1974年生まれ。高校時代に学校の前でスカウトされ、スクリーンデビュー。以後、C・クラピッシュ監督の常連俳優として『青春シンドローム』(94)、『猫が行方不明』(96)、『スパニッシュ・アパートメント』(02)に次々と主演。その圧倒的な存在感とセックス・アピールは群を抜き、フランス映画界の今後を担う俳優として期待されている。『ルパン』(02)でのルパン役、『愛より強い旅』(04)、『真夜中のピアニスト』(06)の好演なども記憶に新しい。また、ミュージシャンとしての一面も持っている。
ファブリス・ルキーニ Fabrice Luchini
1951年生まれ。セザール賞の常連俳優。E・ロメール監督作品にも数多く出演し、『飛行士の妻』(80)、『満月の夜』(84)など、その柔らかい存在感で映画ファンの注目を集める。『恋愛小説ができるまで』(90)のダンディなプレイボーイ役で知名度を一挙に高め、現在にいたるまでフランスのコメディ映画を支える名優としてひろく支持されている。P・ルコントの『親密すぎる打ち明け話』(04)などの近作でも一段と渋みを増した演技を披露している。
投稿者 paris : 07:22 PM
フランス映画祭2007開催:記者会見:カトリーヌ・ドヌーヴ
梅雨の時期から花粉の時期に移って2年目のフランス映画祭が遂に始まった。団長は10年ぶりの来日になるカトリーヌ・ドヌーヴでさすがに大物なのか、記者会見中となりに座っているフランス大使にシガーに火を付けさせていた。質問は彼女に集中し残念なことにシガーを満喫できなかったようだ。
日本には久々と言うことで、日本の印象は変わったかという事前に用意された質問に、昨日着いたばかりで分からないけれど、みんな携帯に夢中で自分が通っても分からないのでは?と笑いを誘った。フランス映画の魅力に関しては、フランスの映画は感情的でセリフが多く、言葉で説明していく。愛がテーマの作品がお薦めだそうだ。
デビュー後、たくさんの有名な監督とも仕事をしてきて変わってきたのは、やっぱり新しい技術、例えばDVDなどでの作品などでは、あまり強い光を必要とせず制作できるし、監督が色々なステップを踏まないで、つまり第三助監督から助監督、そして監督と言ったようなステップを踏まずに、監督になれるようになってきた。新しく新鮮なこともある。
長い間トップを走り続けた秘訣は、特にはなくラッキーだったと言う。あえて言うなら、常に好奇心を持ち、他から大胆ずぎると言われる事もあるけれど、チャレンジしてやってきたことが、秘訣かも知れない。
若い人に対しては、外国に出ようとすることが重要で、外に行っても活きると言うことが重要だと話した。
最後にアカデミー賞でプレゼンテーターを一緒に務めた渡辺謙に関しては、これもあまり印象がなかったようで、その晩だけ一緒になっただけで分からない。ただ、英語はうまくて、カッコは良かったと、コメントした。

フランス映画祭2007 団長カトリーヌ・ドヌーヴ来日記者会見
3月15日(木)から東京、横浜、大阪で開催されるフランス映画祭2007。日本とフランスの掛け橋となるアジア最大級の映画祭に、今年も見ごたえのある作品そして豪華ゲストが集結しました。団長は10年ぶりの来日となるカトリーヌ・ドヌーヴ。自身の新作『輝ける女たち』と『ストーン・カウンシル』を携え、本映画祭のために駆けつけてくれました。
開幕を明日に控えた今日、ユニフランス会長マルガネット・メネゴーズと駐日フランス大使ジルダ・ル・リデック、そして団長のカトリーヌ・ドヌーヴがフランス大使館で会見を行ないました。
「映画祭ではまだ公開されていない作品も含め、フランス映画の神髄たるものを皆様にご覧頂こうと思っております。この映画という芸術は、フランスと日本の文化交流の強い絆となっておりますし、この映画祭がその要になるでしょう。」(ジルダ・ル・リデック)
「フランス映画が他の国の映画と違うところというのは多様性だと思います。フランスでは年間250本の映画が撮られます。そこには若い監督や作家の作品もたくさんあり、いろんな人に幸せを運ぶような映画があるのです。今年はカトリーヌ・ドヌーヴさんが団長ということで、私の夢が叶ったように思っています。日本の皆さんにも素晴らしい贈りものとなるでしょう。」(マルガネット・メネゴーズ)
「フランス映画を代表として皆さんにご紹介できることを大変嬉しく思っております。フランス映画はユニフランスの協力を得て、いろんな形のチャンスを与えられています。そうして皆さんに喜んでいただけるような作品をたくさん作っています。」と挨拶したカトリーヌ・ドヌーヴ。“フランス映画”がどういった魅力を持つのか、またご自身についてのお話も語ってくれました。
Q:フランス映画の魅力をアピールしてください。
A:「アジアにもたくさんの素晴らしい監督がいますし、素晴らしい作品があります。フランス映画が他のものと違うところは、非常に感情的なものであるということと、言葉が多いというところです。作品の中でいろんな意味での説明をしているんですね。愛というのはどこの国にもある普遍的なテーマですが、そういう意味で扱い方が違うのだと思います。」
Q:現在のフランス映画は変化していますね。ドヌーヴさんはどう感じていますか?
A:「技術的には非常に多くの進歩がありますね。昔は必要だったものを使わなくても映画を撮れるようになった。最近では非常にたくさんの映画が作られていて、若い監督がどんどん出てきています。昔は監督になるまでにいろんなステップがあったのに、それすら飛び越えてしまう。そこには新しい驚きと嬉しい喜びがあります。また現在では俳優が監督になることも多く、そうして成功した例もたくさんありますね。」
Q:長い間トップを走りつづける秘訣は?
A:「秘訣は特にないです。私は非常に運が良かったのだと思っています。いろんな素晴らしい監督や作家さんと仕事できたおかげでもありますから。私自身に関して言えば、常に好奇心を持っていることでしょうか。今までになかったことをやってみたいという好奇心があるんです。例え周りの人に大胆すぎると言われることでも、私にとっては一つの興味深いことなんです。多様性のあるいろんなフィルム、そして自分自身の好奇心が秘訣なのかもしれませんね。」
Q:後続の者にメッセージをお願いします。
A:「外国で上映される際には自分も現地に行って下さい。フランス映画だけに生きるのではなく、外国に行ってもそれは生きるのだと自身で感じるために。」
Q:監督になりたいと思われたことは?
A:「ないです。監督側に立つと、脚本も書かなければなりませんし。今まで考えたことはないですね。特に偉大な監督と仕事をする時は、監督になろうとは思いません。」
Q:フランス映画の大ファン、そしてフランス語を勉強している方にメッセージをお願いします。
A:「地方に住む若い方々にもフランス映画を観て頂きたいと思っています。それからフランス映画に出ている俳優や監督たちにもっと日本に来てもらって、日本の方々とコンタクトを取るようにさせたいですね。フランス語は難しいと思いますが、言葉を克服すれば新しい世界ができます。頑張ってください。」
投稿者 paris : 01:17 PM
mars 04, 2007
逃げろ!いつか戻れ

2000年のパリ。アパルトマンの扉には、「4」の数字が逆さになった印が残され、人々は不可解なメッセージに怯えていた。ペストを思わせる黒い怪死体がひとつ、またひとつと発見され、警視アダムスベルグの捜査が深みに陥っていく。
一見、単なるミステリーものという印象だったが、上映終了後の深い余韻をかみしめているうちに、監督に会って話しを聞いてみたいという気にさせられた。
謎解きを追っていく面白さと同時に、深いテーマを投げかけてくる。ネタを明かすわけにはいかないのだが、その深いテーマをこの映画に盛り込んでいるところにこの監督の力量を見せつけられたような気がしたのだ。
「この映画のメッセージは何ですか?」と質問の王道を監督に問いかけてみたい。
芯のあるちょっぴり切ない映画です。
解説
本作の原作は、フランスの新潮流ミステリーの旗手として日本でもファンが多いフレッド・ヴァルガスの同名小説(原作小説英語タイトル:Have Mercy on Us All)。考古学者で中世の専門家でもある小説家が描くペストの恐怖や宗教的モチーフに、監督レジス・ヴァルニエは現代の感染症のイメージを重ね、大都市のリアルな終末感を演出。流行のホラー映画とは一線を画する重厚な世界観を堪能したい。警視役にフランス随一の喜劇俳優ジョゼ・ガルシアをはじめ、犯罪ものの監督としても名高いルカ・ベルヴォー、名優オリヴィエ・グルメといった異色キャストの競演も見逃せない。
ストーリー
2000年のパリ。アパルトマンの扉には、逆になった数字の4の印が残され、人々は不可解なメッセージに怯える。警視アダムスベルグの恐れは的中し、ペストを思わせる黒い怪死体がひとつ、またひとつと発見される。
スタッフ ★=来日予定(1月○日現在)
★監督:レジス・ヴァルニエ
製作:シリル・コルボー=ジュスタン
ジャン=バチスト・デュポン
脚本:ジュリアン・ラプノー、アリアーヌ・フェール、レジス・ヴァルニエ、ローランス・ショー、アリエット・
マラン
撮影:ローラン・ダイヤン
原作者:フレッド・ヴァルガス
キャスト
ジョゼ・ガルシア(ジャン=バティスト・アダムスベルグ)
ルカ・ベルヴォー(ダングラー)
オリヴィエ・グルメ(ジョス・ル・ゲルン)
投稿者 paris : 10:30 PM
mars 02, 2007
チャーリーとパパの飛行機

L'avion
作品概要
2007年公開予定 配給:ワイズポリシー/ジェネオンエンタテインメント
解説
『倦怠』(98)、『ロベルト・スッコ』(02)の鬼才セドリック・カーン監督が、フレンチコミック『チャーリー』にヒントを得て、子供たちに、かつて子供だった大人たちに贈る愛と感動のファンタジー。イザベル・カレ、ヴァンサン・ランドンという実力派俳優の堅実な演技力と、星の王子さまのようなロメオ・ボッツァリスの愛らしさが光る珠玉の作品。音楽はガブリエル・ヤレドが担当、その情感豊かな楽曲で物語世界を優しく包み込んでいる。「ピュアで澄み切ったファンタジー作品──しかし同時にとても奥が深いファンタジー」(L'Humanité)。
ストーリー
真っ白な飛行機の模型をプレゼントした後、事故で帰らぬ人となってしまった大好きなパパ。8歳のチャーリーは突然の死を受け入れることができず、ママは哀しみにくれるばかり。すると突然、まるでパパの魂が乗り移ったように、クローゼットの上の飛行機が動き出した!
スタッフ ★=(1月26日現在)来日予定
★監督:セドリック・カーン
製作:オリヴィエ・デルボスク、マルク・ミソニエ
脚本:セドリック・カーン、イズマエル・フェルーキ、ジル・マルシャン、ラファエル・ヴァルブリュン、
ドニ・ラピエール
撮影:ミシェル・アマチュー
音楽:ガブリエル・ヤレド
キャスト
イザベル・カレ
ロメオ・ボツァリス(子役/調整中)
ヴァンサン・ランドン
投稿者 paris : 03:30 PM
フランドル

Flandres
作品概要
2006年カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作品
GW 渋谷ユーロスペースにて公開 配給:アルバトロス・フィルム
解説
黄金の穂を揺らすフランドルの大地で、若者たちはその田園が美しさを募らすほどに狂気を発酵させていく……。『ジーザスの日々』(97)、『ユマニテ』(99)で世界を震撼させたブリュノ・デュモン待望の最新作。監督自身の故郷であるフランドルの大地を舞台に、戦争の惨禍と若者たちの葛藤を呵責ないタッチで描く。デュモンは『ユマニテ』と同様に素人俳優を起用し、彼らの思うままの行動をカメラに収め、物語を自在に作り変えたのだという。ドキュメンタリーとフィクションの枠を越えて、登場人物たちの赤裸々な生を描く。
ストーリー
あるフランドル地方の小さな村。少女バルブは原罪を背負うように男たちとセックスを重ね、バルブを強く思うデメステルは彼女の狂気に導かれるように、世界の果てに向かうがごとく戦場へと駆り立てられていく・・・。
スタッフ ★=(1月25日現在)来日予定
★監督/脚本:ブリュノ・デュモン
製作:ラシッド・ブシャレブ、ジャン・ブレア
撮影:イヴ・カペ
キャスト
★アドレイド・ルルー(新人)
★サミュエル・ボワダン(新人)
投稿者 paris : 03:29 PM
ストーン・カウンシル

Le Concile de Pierre
作品概要
初夏、銀座シネパトスにて公開予定 配給:アルバトロス・フィルム
解説
本作は大ヒット作『クリムゾン・リバー』の原作者、ジャン=クリストフ・グランジェの同名小説の映画化。"フランスのスティーヴン・キング"の異名をとる小説家の原作を自由に脚色しながら、超大作映画の醍醐味とアートフィルムの洗練が絶妙にブレンドされた脚本が完成した。これまで誰も見たことがないヴィジョンを実現するのは、D・クローネンバーグ作品の常連撮影監督であるピーター・サシツキー。さらに妖艶なイメージを一新して、ほぼノーメイクでラウラ役に挑んだM・ベルッチとミステリアスな科学者に扮するC・ドヌーヴの競演にも要注目。
ストーリー
モンゴル人の養子リュサンとパリで暮らすラウラ・シプリアンは、悪夢や幻覚に苦しんでいた。リュサンは本当は何者なのか? 彼の胸に突然現れた印は? 彼の誕生日の直前、誘拐された息子を探して、彼女はモンゴル東部の秘境に旅立つ。
スタッフ ★=(1月26日現在)来日予定
★監督:ギョーム・ニクルー
製作:イヴ・マルミオン
脚本:ギョーム・ニクルー、ステファーヌ・カベル
撮影:ピーター・サシツキー
原作:ジャン=クリストフ・グランジェ「クリムゾン・リバー」
キャスト
★モニカ・ベルッチ
★カトリーヌ・ドヌーヴ
モーリッツ・ブライブトロイ
投稿者 paris : 03:28 PM
CALL ME ELISABETH
10歳になったベティは幽霊と暗がりが嫌い。姉のアグネスが寄宿制の高校に行ってしまい、両親と自分だけになってしまうが、両親は仲違いをして、母親が家を出て行ってしまう。そしてものがしゃべれないメイドのローズが残される。
寂しい気持ちでいっぱいのベティ、学校でもいじめられるベティ、人生がちょっと嫌になったとき、ベティを救ってくれたのは、父親でもなく、姉でもなく意外な人物だった…。
思春期の多感な気持ちが繊細に描かれている。誰にとってももう二度と戻れないあの日に感じたこと、考えたことが蘇ってくるに違いない。そのリアルなタッチは見事と言えよう。
日本文学で言うと、女の子の気持ちを描くことに才能を見せた太宰治のごとく、本作の脚本を手がけたギョーム・ローランも「思春期の女の子の気持ち」を表すことに素晴らしい才能を発揮していると言えよう。
氏の代表作「アメリ」は孤独で不器用な女の子が主人公だったが、映像がファンタジータッチで見ているものを眼で楽しませた。よって、妙な感傷に浸らずに楽しむことができる映画だった。
一方、本作では、同じくコミュニケーションが足りない、少し世間とずれているが純粋無垢な女の子が主人公だが、映像が詩的に美しく情緒的に描かれているのが特徴。自然の光や緑がありのままに映される。見ているものを甘酸っぱい同調の気持ちへと誘い込む美しさがある。
ベティがいくつかの問題を乗り越えたとき、「ベティ」という愛称ではなく、「エリザベス」と呼んでと言うように変化する。「CALL ME ELISABETH」というタイトルそのものが、この映画のシンボリックアイディアだ。
『エリザベスと呼んで』と変化した彼女の心境の変化がもう少し観ているものにはっきりと伝わってくると、この作品ももう少し印象深いものになるように思う。明快さが足りない感じがするのが少し残念ではあった。
誰もが持つ、あの日、あのとき、あの頃に瞬間でも戻りたい方にはオススメです。
解説
監督ジャン=ピエール・アメリスは、子供時代についての作品を撮りたいと数年来願っていた。彼がアンヌ・ヴィアゼムスキーの同名小説を発見したとき、「小さな女の子が、自分の父親の精神病院から逃げ出した患者をかくまう」という物語に心を奪われたという。映画のセットは、幼いヒロインの目から見て、漠然とした恐れを象徴するように考案された。さらに、「子供の恐怖を扱うときには忘れられない作品」として、監督はA・ヒッチコックの『レベッカ』、F・ラングの『ムーンフリート』、C・ロートンの『狩人の夜』をあげている。
ストーリー
10歳のベティは、姉が寄宿学校に行ってから、家族の中で孤立する日々。ある時、心を病んだ青年イヴォンに出会い、彼を庭の自転車小屋にかくまう。無口な彼との間にはいつしか友情が芽生え、ふたりは一緒に家を離れることに……。
スタッフ ★=(1月25日現在)来日予定
★監督:ジャン=ピエール・アメリス
製作:ファビエンヌ・ヴォニエ
脚本:ギヨーム・ローラン
撮影:ステファン・フォンテーヌ
原作者:アンヌ・ヴィアゼムスキー
キャスト
★ステファン・フレイス
★アルバ・ガイア(子役/調整中)
ヨランド・モロー
投稿者 paris : 03:25 PM
哀愁と歓びのシャンソンの名曲20選
普通に日本に住んでいると当然ながらフランス人がフランスで育ったように自然と知っていることが分からない。その一つがポップスだろう。ラジオやテレビが普及した現在は国民のほとんどが同じように当時流行った曲を知っているし、以後に生まれた人もどういう訳か知っている。全員があるテレビの主題歌なんかを口ずさむ事があったり、なんてことも良くある。日本では本当に長期放送している番組が少ないが、博多華丸の児玉清のものまねもアタック25が長寿番組で、最近は見てないのになんか知っていて面白いと言うことなのだろう。
フランス映画などを見ていると今でも昔のシャンソンが流れてくる。もちろんサウンドとしては、それで良いのだが、古い曲にはそれぞれの情報が含まれている。例えば、その歌のゆかりの名所があり、歌詞がその場を歌っている場合もあれば、当時の映画の挿入歌だったりと、何かと印象づけられている事が多い。
新しい映画でも、シャンソンのような昔の曲がよく使われているが、もちろん監督が好きだからと言うだけではなく、共有している心理を利用している。残念ながら背景を知らない我々では、監督の思い描いた描写が伝わらないわけだ。
そこで今回紹介したいのは日本のシャンソン界の重鎮で解説本の執筆や講座などを多く開いている方の新刊「哀愁と歓びのシャンソンの名曲20選」だ。日本の音楽界全体にその曲の背景などを学習しないで歌い方や表現方法などテクニカルな面のみに焦点が行き、無視されがちだが、欧米の音楽教育は歴史などもかなり学ぶ。そう言った意味で彼の活動はものすごく重要で貴重だ。
この本は、20曲の代表的なシャンソンとその背景や歌い手の人柄など分かりやすく読みやすくまとめられている。多分知っている曲も多いと思うが、改めて発見があるはずで、シャンソンファンのみならずフランスのことに興味がある人なら楽しめるはずである。
投稿者 paris : 02:44 PM
輝ける女たち

フランス映画祭オープニング作品に選ばれたこの作品、今回団長のカトリーヌ・ドヌーヴ、エマニュエル・ベアール、ミュウミュウ、ジェラルディン・ペラス、ヴァレリー・ルーメルシエなど脇役でも主役を張れる豪華キャストでそれだけでも見所といえる。しかし、こういう作品に限って内容が面白くない事が多い。ロマンチックコメディーである本作品は一種独特の雰囲気のある映画祭なら楽しめるだろう。
ニースのキャバレーが舞台で、映画が始まってすぐにキャバレーの舞台裏で着替える裸の女性のシーンがありフランス人好みのスタイル。カトリーヌ・ドヌーヴやエマニュエル・ベアールが歌うシーンがあり、彼女たちのファンなら必見だろう。この作品のサウンドトラックも発売され、彼女たちがカバーしてして収録している。本作オリジナル曲も多少あるが、主に少し古い英米の曲が使われている。例えば、ベット・ミドラーのローズは歌詞がフランス語になってジェラルディン・ペラスが歌っている。
解説
ガブリエルの死をきっかけに、ひとつの家族が向き合い、反発しながらもお互いを許し合うまでの心の成長を描いた物語。"家族"という現実的な人間関係を軸としながらも、キャバレーを舞台とした華やかなレビューダンス、センチメンタルで艶やかなポップソングが随所に散りばめられ、非日常的で夢のような雰囲気に酔いしれることができる。監督のT・クリファは、華やかな50年代の劇場文化を意識しつつ、ゴージャスで少しノスタルジックな作品世界を構築したという。フランスを代表する2大女優、カトリーヌ・ドヌーヴとエマニュエル・ベアールの豪華競演からも目が離せない。
ストーリー
ニースにあるキャバレー"青いオウム"のオーナーであるガブリエルの突然の死をきっかけに、小さな誤解から疎遠になっていた家族が再び集まることに。それぞれが抱く過去の秘密や誤解が明らかとなり、両親や恋人、そして自分自身を見つめ直し一歩前に進み出す…。
★=来日予定(1月25日現在)
スタッフ
★監督:ティエリー・クリファ
製作:サイード・ベン・サイード
脚本:★クリストファー・トンプソン、ティエリー・クリファ
撮影:ピエール・アイム
キャスト
★カトリーヌ・ドヌーヴ
エマニュエル・ベアール
ジェラール・ランヴァン
投稿者 paris : 02:43 PM
janvier 12, 2007
フランス映画祭情報
3月開催のフランス映画祭の上映作品及び来日予定ゲストの情報です。現時点ではまだ正確な情報ではありませんのでご注意下さい。
★=来日予定
『チャーリーとパパの飛行機(仮題)』 原題L'Avion 2004年製作
監督:★セドリック・カーン
出演:イザベル・カレ、★ロメオ・ボツァリス(子役/調整中)
ドラマ
『待つ女』 原題7ans
監督:★ジャン=パスカル・アトゥ
出演:★ヴァレリー・ドンゼッリ『マルタ・・・、マルタ』、
★ブリュノ・トデスキーニ
ドラマ
『輝ける女たち』原題Le Heros de la Famille
監督:★ティエリー・クリファ 出演:★カトリーヌ・ドヌーヴ(団長)、
エマニュエル・ベアール
ヒューマン・コメディー
『ストーン・カウンシル』 原題Le Concile de pierre
原作:ジャン=クリストフ・グランジェ「クリムゾン・リバー」
監督:★ギョーム・ニクルー
出演:★モニカ・ベルッチ、★カトリーヌ・ドヌーヴ(団長)
スリラー アクション
『パーフェクト・カップル(仮題)』 原題Un Couple parfait
監督:★諏訪敦彦
出演:★ヴァレリア=ブルーニ・テデスキ、★ブリュノ・トデスキーニ
ドラマ
『石の微笑』原題La Demoiselle d'honneur
監督:クロード・シャブロル
出演:ローラ・スメット、★ブノワ・マジメル
サスペンス
『フランドル』原題Flandres
監督:★ブリュノ・デュモン
出演:★アドレイド・ルルー(新人)、★サミュエル・ボワダン(新人)
ドラマ
『ベル・トゥジュール』原題Belle Toujours
監督:マノエル・ド・オリヴェイラ
出演:★ビュル・オジエ、ミシェル・ピコリ
ドラマ
『情痴アヴァンチュール』 原題Une Aventure
監督:グザヴィエ・ジャノリ
出演:★リュディヴィーヌ・サニエ、
ニコラ・デュヴォシェル
ドラマ
『ルネッサンス』 原題Renaissance
監督:★クリスチャン・ヴォルックマン
声の出演:ダニエル・クレイグ
アニメーション 近未来サスペンス
『暗黒街の男たち』 原題Truands
監督:★フレデリック・シェンデルフェール
出演:★ブノワ・マジメル,フィリップ・コルベール、ベアトリス・ダル
ノワール アクション
『心配しないで』原題Je vais bien, ne t'en fais pas
監督:★フィリップ・リオレ
出演:メラニー・ロラン、カド・メラド、ジュリアン・ボワスリエ
ドラマ
『逃げろ!いつか戻れ』 原題Pars Vite et Reviens Tard
監督:★レジス・ヴァルニエ
出演:ジョゼ・ガルシア、ルーカス・ベルヴォー、マリー・ジラン
サスペンス アクション
『恋愛睡眠のすすめ』 原題La Science des reves
監督:★ミシェル・ゴンドリー
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、シャルロット・ゲンズブール
ドラマ
『CALL ME ELISABETH』 原題Je m'appelle Elisabeth
監督:★ジャン=ピエール・アメリス
出演:★ステファン・フレイス、★アルバ・ガイア(子役/調整中)
ドラマ
投稿者 paris : 10:40 PM
décembre 19, 2006
フランス映画祭、開催決定
横浜で1993年に始まったフランス映画祭は来年で15年を迎えることになりまし
た。今年は横浜からいきなり東京・大阪に移転したことにより、今後の開催も
危ぶまれましたが、来年も同様に3月に開催されることが決定しました。
今年は横浜でも開催される予定ですが正確な日付がまだ決まっていません。更
に会場はみなとみらいではなくTOHOシネマズららぽーと横浜になる予定
です。また、大阪は高槻だけではなくTOHOシネマズなんばも加わるそう
です。
上映される作品は全て日本初上映で18作品を予定されています。
【東京・横浜】
六本木3/15(木)~18(日)TOHOシネマズ六本木ヒルズ
お台場3/17(土)~18(日)シネマメディアージュ
横浜3月予定TOHOシネマズららぽーと横浜
【大阪】
難波3/18(日)~20(火)TOHOシネマズなんば
投稿者 paris : 12:43 PM
mars 13, 2006
フランス映画祭2006: 愛されるためにここにいる訳じゃない

Je ne suis pas là pour être aimé
ドラマ/2005年/93分 配給:セテラ・インターナショナル
Introduction
タンゴ教室の扉を開いたその日から人生が再び輝き始める―― セザール賞3部門(主演男優、主演女優、助演男優)ノミネートの注目作!!処女長編の『Le bleu des villes』がミシェル・ドルナノ賞を受賞し、カンヌ映画祭にも出品されたステファン・ブリゼの長編第二作。主演のジャン=クロード役に扮するのは『読書する女』などのパトリック・シェネ。その相手役のフランソワーズを務めるのは『灯台守の恋』のアン・コンシニュイだ。2人はタンゴのステップを学ぶために数ヶ月もの間レッスンに通ったという気合の入りようだ。また、パトリック・シエネ、アン・コンシニュイ、ジャン=クロードの父親を演じた名優ジョルジュ・ウィルソンは、本作でそれぞれ、セザール賞主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞にノミネートされた。監督のブリゼは、リハーサルなしの一発本番で俳優たちのみずみずしく自然な演技を引き出す演出スタイルで評価が高い。2005年サン・セバスチャン映画祭公式出品作品。
Story
50歳になるジャン=クロード・デルサールは、長年アパートの立ち退き勧告業を生業としてきたが、身体はもうぼろぼろ、心まですり減って
しまっている。“人生には素晴らしい贈り物が用意されている”などという都合の良い考えはとっくの昔に捨ててしまっていた。タンゴのレッス
ン教室の扉を開き、彼女に出会うその日までは――。
人生に疲れ果てた熟年の男性が、一つの出会いを通して失われた情熱をもう一度見出そうとする姿を、繊細かつ情感に溢れる独特のタッチで描き出す。
Staff
監督:ステファン・ブリゼ(『Le Bleu des villes』)
脚本:ステファン・ブリゼ、ジュリエット・セールズ
製作:ミレナ・ポイロ、ジル・サキュト
撮影:クロード・ガルニエ
Cast
出演:パトリック・シェネ(『読書する女』)、アン・コンシニュイ(『繻子の靴』)
投稿者 paris : 08:42 AM
フランス映画祭2006: パリ警視庁/オルフェーヴル河岸36

36 QUAI DES ORFÈVRES
セザール賞で作品賞、監督賞、脚本賞を含む8部門のノミネートを獲得!元警察官だった監督のオリヴィエ・マルシャルが実際のエピソードを映画化。元警察官だった監督のオリヴィエ・マルシャルは、自身の経験から、実際にあったエピソードを基に脚本を書き、監督した。フランスでは大ヒットとなり、セザール賞で作品賞、監督賞、脚本賞を含む8部門のノミネートを獲得した。その巧妙な物語とダイナミックな展開が買われて、アメリカでリメイクされる企画が進んでいる。『八日目』『隠された記憶』などの演技派で本作でもセザール賞主演男優賞候補に挙がったダニエル・オートゥイユ、フランスを代表するスター、ジェラール・ドパルデュー、本作でセザール賞助演男優賞候補に挙がった『恋するシャンソン』のアンドレ・デュソリエ、同じく助演女優賞候補に挙がった『サレムの魔女』のミレーヌ・ドモンジョ、売り出し中の新進で『サンサーラ』のロシュディ・ゼム、『フリーダ』『レインマン』で国際的に活躍するヴァレリア・ゴリノ、『マルセイユ・ヴァイス』のダニエル・デュヴァル、『心の羽根』のフランシス・ルノーなど豪華オールスターが集結した。
2004年/111分 配給:アスミック・エース
監督:オリヴィエ・マルシャル
脚本:オリヴィエ・マルシャル、ドミニク・ロワゾー、
フランク・マンクーソ、ジュリアン・ラプノー
製作:フランク・コロー、シリル・コルボー=ジュスタン、
ジャン=バプティスト・デュポン
撮影:ドゥニ・ルーダン
Cast
ダニエル・オートゥイユ
ジェラール・ドパルデュー
アンドレ・デュソリエ
ロシュディ・ゼム
ヴァレリア・ゴリノ
ダニエル・デュヴァル
アン・コンシニュイ
Story
1980年代のフランス、パリ。パリ警視庁はシテ島オルフェーヴル河岸36番地にある。長官が近々引退するので、部下からの人望厚い正義感溢れる二人の警視が長官候補として挙がっていた。かつて親友同士だった二人は同じ女性を愛し、微妙な関係となっていた。折りしも、パリに現金輸送車強奪事件が起こる。二人の確執がもとで、引退間近の刑事エディを殉職させてしまう。哀しみにくれるパリ警視庁、エディの葬儀は厳粛に行われた。そして、二人の確執は更なる悲劇へと向かっていく・・・。
投稿者 paris : 08:39 AM
フランス映画祭2006: シェイタン Sheitan

サスペンス/2005年/95分
Introduction
クリスマス前夜、恐ろしき血塗れのお伽噺が、いま現実のものとなる。まさにフランス映画の革命児キム・シャピロン監督が見せる驚愕の悪魔的スリラー!弱冠25歳の新鋭キム・シャピロン監督の初長編作。カルト的な人気を誇るグラフィック・アーティストのキキ・ピカソを父に持ち、自身 “Kourtrajmé”というグループの一員としてアンダーグラウンドのアート界で活躍するシャピロン監督。本作にもそのメンバーや友人、家族がスタッフとして参加しオリジナルな世界の構築に一役買っている。また監督に惚れ込み、すでに短編でコラボレーションを行ってきた大人気俳優ヴァンサン・カッセルがプロデューサーとしても参加。そして若者たちを襲う“悪魔”として『憎しみ』(95)以来の強烈な役どころを演じている。これまでのフランス映画にはない独自の世界観、スタイリッシュなヴィジュアル、衝撃的なストーリー。まさにフランス映画の革命児が見せる、驚愕の悪魔的スリラー!
Story
クリスマス前日、3人の男の子バート、ラジ、タイはヤスミヌとイヴのふたりをナンパして、そのまま皆でパーティを抜け出した。男たらしのイヴは他の4人を田舎の彼女の家に招く。だがそこには風変わりな管理人ジョゼフが住んでいる。実はサタン崇拝者のこの男。彼らはそんなジョゼフの毒牙にかかってしまい ――。クリスマス前夜、恐ろしき血塗れのお伽噺が、いま現実のものとなる。
Staff
監督:キム・シャピロン
製作:ヴァンサン・カッセル、エリック・ネヴェ
脚本:キム・シャピロン
撮影:アレックス・ラマルク
Cast
ヴァンサン・カッセル、オリヴィエ・バルテレミィ、ロキサーヌ・メスキダ
投稿者 paris : 08:36 AM
février 10, 2006
これからの広告
パリを訪れたことがある人ならば、誰しもが市内でポスターの巻いてある太い円柱を見たことがあるだろう。シャンゼリゼ通りを歩いていても一定距離の感覚でこの円柱が並んでおり、映画や舞台のポスターで通りを華やかに飾るアクセントとなっている。
この円柱は1868年の第一号がモリスという印刷業者の広告だったことからモリス広告塔「colonnes Morris 」と呼ばれ親しまれている。
このたびパリ市役所は、現在市内に773塔あるこのモリス広告塔を新調する計画を発表した。計画に伴い、223塔を撤去する予定。
今後はJean-Michel WilmotteのモダンデザインとGabriel Davioudの伝統的なモリス塔の2通りのスタイルを起用するという。
また市役所は、この広告塔の設置箇所も変更し、映画ではなく舞台と文化イベント専用の広告塔として使用することも明かにしている。映画用の広告看板は他に沢山設置されているからだ。
さらに、舞台の活動を支援するために、この広告塔にかかる広告費用を40%減とすることも公表した。
芸術を愛するパリらしい支援であるとともに、街の顔の一つとして定着しているモリス広告塔がどうモダンに変身していくのか楽しみにしたい。
投稿者 paris : 05:52 PM
février 06, 2006
フランス映画祭2006:短編映画特集
・Le Baiser /ファースト・キス
・Présences /息子の面影
・Fais de beaux rêves /いい夢を
・Paul /ポール
・La Petite flamme /小さな炎
・Stricteternum /ストリクトテルナム
・Test /テスト
・Le Marin acéphale /首なし海兵
・Imago /イマーゴ
・Les Matines /朝の日課
投稿者 paris : 11:36 PM
フランス映画祭2006:Toute la beauté du monde/ この世のすべての美しいもの

監督:マルク・エスポジト(『ミドルエイジ協奏曲』(映画祭上映))
主演:マルク・ラヴォワーヌ(『愛の地獄』)、ゾエ・フェリックス(『Le Coeur des hommes』)
コメディ・ドラマ/2004年/103分
実力派俳優ラヴォワーヌとフェリックス、そして実力派エスポジト監督が紡ぐ美しい大人に贈るしっとり感動ロブロマンス!
実力派俳優ラヴォワーヌとフェリックス、そして実力派エスポジト監督が紡ぐ美しい大人に贈るしっとり感動ラブロマンス! 映画雑誌「Première」の編集長を務め、また「Studio Magazine」創刊者のひとりでもある批評家出身のマルク・エスポジト監督が、自ら執筆した小説を元に作り上げた作品。前作『ミドルエイジ協奏曲 <映画祭上映>』でも共演の演技派俳優マルク・ラヴォワーヌとゾエ・フェリックスを再び起用して作り上げた、美しい大人の恋愛ロマンス。
Story
ふたりの男女、フランクとティナの物語。彼は彼女を愛しているが、彼女は彼を愛することができない。彼女は生涯の男性を亡くしたばかりで悲しみに沈んでいるのだ。アジアへの旅のなかで人生の喜びを取り戻そうとするティナ。フランクは静かな案内人として、旅の道連れとして彼女と傍に寄り添い、やがて友人として認められていくが……ティナは最後にフランクを愛せるだろうか?
Staff
監督:マルク・エスポジト(『ミドルエイジ協奏曲』<映画祭上映>)
製作:ピエール・ジャヴォー
脚本:マルク・エスポジト
撮影:アントワーヌ・ロッシュ
Cast
主演:マルク・ラヴォワーヌ(『愛の地獄』)、ゾエ・フェリックス(『ミドルエイジ協奏曲』<映画祭上映>)
投稿者 paris : 11:35 PM
フランス映画祭2006:Toi et moi/ Toi et moiートワ・エ・モワ

監督:ジュリー・ロペス=キュルヴァル(『海のほとり』(映画祭上映))
出演:マリオン・コティヤール(『ロング・エンゲージメント』)、ジュリー・ドパルデュー(『リリィ』)
コメディ/2005年/94分
世界が認めた女性監督のもとにドパルデューとコティヤール、ふたりの人気女優が集結! 恋は夢? 現実? ちょっと切なくて勇気がもらえるラブコメディ
世界が認めた女性監督のもとにドパルデューとコティヤール、ふたりの人気女優が集結!恋は夢? 現実?ちょっと切なくて勇気がもらえるラブコメディ 現実とフォトストーリーとのあいだで、果たしてふたりの姉妹は真実の愛を見つけられるのだろうか。ジュリー・ドパルデューとマリオン・コティヤールのふたりの人気女優が姉妹を演じる、少し切なくも心温まる恋愛コメディ。処女作『海のほとり<映画祭上映>』でカンヌ映画祭監督週間部門カメラドール賞を獲得したジュリー・ロペス=キュルヴァル監督待望の第2作目。
Story
ふたりの姉妹アリアヌとレナはともに、起伏の多いセンチメンタルな生活を送っている。フォトストーリー雑誌「Toi et Moi」の編集者アリアヌはそこでふたりの数々の恋愛体験を、現実を美化しながら描きがちだ。
でも実際の人生は「作り話」とは違う。アリアヌはファリドに心惹かれ彼に
付きまとい、一方でレナはフランソワにうんざりして冴えない日々。でももしアリアヌがスペイン人の建設労働者パオロの愛に身を任せてみたら? もしレナが、出会ったばかりの天才ヴァイオリニスト、マークに心をときめかせてみたら? いったいどうなるのだろう?
Staff
監督:ジュリー・ロペス=キュルヴァル(『海のほとり』<映画祭上映>)
製作:アラン・バンギギ
脚本:ジュリー・ロペス=キュルヴァル、
ソフィー・イエ
撮影:フィリップ・ギベール
Cast
出演:マリオン・コティヤール(『ロング・エンゲージメント』)、ジュリー・ドパルデュー(『リリィ』)
投稿者 paris : 11:34 PM
フランス映画祭2006:Saint Jacques... La Mecque/ サンティアゴ...メッカ

監督:コリーヌ・セロー(『赤ちゃんに乾杯!』)
出演:ミュリエル・ロバン(『ビジター』)、ジャン=ピエール・ダルッサン(『ロング・エンゲージメント』)
コメディ/2004年/112分
聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の旅路のなかで展開する葛藤、恋愛、心境の変化。『赤ちゃんに乾杯!』のコリーヌ・セロー監督最新作!
聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の旅路のなかで展開する葛藤、恋愛、心境の変化。『赤ちゃんに乾杯!』のコリーヌ・セロー監督最新作!ルイス・ブニュエルの『銀河』などこれまでも映画の題材となってきた有名な巡礼の道程を、『赤ちゃんに乾杯!』や『女はみんな生きている』で有名なコリーヌ・セロー監督が取り上げる。美術監督には、『グレースと侯爵』などエリック・ロメールの近作を手がけるアントワーヌ・フォンテーヌを起用。『ビジター』のミュリエル・ロバンと、『アメリ』で挫折した作家を演じたアルチュス・ド・パンゲルンの共演。
Story
それぞれの夢や思惑を抱えながら、ローマ、エルサレムと並ぶカトリックの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの巡礼路を歩む9人の登場人たち。遺産相続のために聖地を目指す仲の悪い三人兄弟。純朴な従兄弟をメッカに連れて行くと偽っているアラブ系移民二世のフランス人。この純朴な青年と恋に落ちるある巡礼者。道程は長い。勘違いや、葛藤、恋愛、夢、そして彼らの内面の変化が、スペインの聖地にたどり着くまでの素晴らしい景観の中で展開してゆく。
Staff
監督:コリーヌ・セロー(『赤ちゃんに乾杯!』)
製作:シャルル・ガッソ
脚本:コリーヌ・セロー
撮影:ジャン=フランソワ・ロバン
美術:アントワーヌ・フォンテーヌ
Cast
出演:ミュリエル・ロバン(『ビジター』)、ジャン=ピエール・ダルッサン(『ロング・エンゲージメント』)、パスカル・レジティマス
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投稿者 paris : 11:33 PM
フランス映画祭2006:La Ravisseuse/ 誘拐者

監督:アントワーヌ・サンタナ(『Un moment de bonheur』)
出演:イジルド・ル・ベスコ(『発禁本SADE』)、グレゴワール・コラン(『ネネットとボニ』)
ドラマ/2004年/90分
ブノワ・ジャコの長年の助監督アントワーヌ・サンタナの長編第二作。ジャコ作品でお馴染みのイジルト・ル・ベスコ主演。

ブノワ・ジャコの長年の助監督アントワーヌ・サンタナの長編第二作。ジャコ作品でお馴染みのイジルト・ル・ベスコ主演。長年ブノワ・ジャコの助監督を務めてきたアントワーヌ・サンタナの長編第二作。昨年映画祭で上映されたジャコの『いつか会える』での新鮮な演技が記憶に新しいイジルド・ル・ベスコと、『ネネットとボニ』などクレール・ドゥニ作品でお馴染みのグレゴワール・コランが共演。『旅芸人の記録』(1975)をはじめ多くのアンゲロプロス作品を手がけるヨルゴス・アルヴァニティスによる撮影にも注目。
Story
1877年.若い田舎娘のアンジェル=マリーは、赤ん坊に乳を飲ませるため、あるブルジョワ家庭に乳母として雇われる。やがて、その家の若い女主人であるシャルロット・オルクスとアンジェル=マリーとのあいだに親密な関係が築かれる。けれども、シャルロットの夫のジュリアンは妻と乳母とのあいだに生まれつつある関係を芳しく思ってはいなかった。彼はほどなくして二人の女性に対する権威を確かなものとするのだった…。

Staff
監督:アントワーヌ・サンタナ
製作:ラウリド・レイング、パスカル・メッジ
脚本:ヴェロニク・ピュイバレ、
フロランス・ヴィニョン、アントワーヌ・サンタナ
撮影:ヨルゴス・アルヴァニティス
Cast
イジルド・ル・ベスコ
エミリー・ドゥケンヌ
グレゴワール・コラン
アネモヌ
フレデリック・ピエロ

投稿者 paris : 11:32 PM
フランス映画祭2006:Palais Royal !/パレ・ロワイヤル!

監督・主演:ヴァレリー・ルメルシエ(『カドリーユ』)
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ(『ロバと王女』)、ランベール・ウィルソン(『キャットウーマン』)
コメディ/2004年/110分
ユーモアの女王、ヴァレリー・ルメルシェ監督主演。カトリーヌ・ドヌーヴ、ランベール・ウィルソンら豪華キャストで贈る傑作コメディ!


ユーモアの女王、ヴァレリー・ルメルシエ監督主演。カトリーヌ・ドヌーヴ、ランベール・ウィルソンら豪華キャストで贈る傑作コメディ!監督主演は、いまやコメディ女優や歌手などマルチな活躍を展開する「ユーモアの女王」ことヴァレリー・ルメルシエ。さらにカトリーヌ・ドヌーヴやランベール・ウィルソンなどまさにフランス映画界を代表する豪華キャストの助けを得て、王宮生活を面白おかしく斬新に描き出す。ドヌーヴ自身もまた「デビュー当時からのヴァレリーの大ファン」だと言うから共演者たちの息もぴったり。公開第一週目で95万人を動員する大ヒット作となり、「本年度最高のコメディ」と絶賛されるなど興行的にも批評的にも大成功をおさめた作品だ。

ナイーヴな発音矯正士のアルメルは王の末っ子と結婚。そして王の逝去をきっかけになんと女王になってしまう。毎日王冠を被って暮らすなんて笑えない・・・。いやこれはもう笑うしかない!

Staff
監督:ヴァレリー・ルメルシエ
脚本:ブリジット・ビュック、ヴァレリー・ルメルシエ
製作:エドゥアルド・ヴェイユ
撮影:ジェームズ・ウェランド
Cast
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ(『ロバと王女』)、ランベール・ウィルソン(『キャットウーマン』)

投稿者 paris : 11:30 PM
フランス映画祭2006:Ma vie en l'air/ラブ・イズ・イン・ジ・エアー

監督:レミ・ブザンソン(短編『Paraboles』)
出演:ヴァンサン・エルバズ(『原色パリ図鑑』)、マリオン・コティヤール(『ロング・エンゲージメント』)
コメディ/2005年/100分
コティヤールとエルバズ待望の共演! 新人監督のみずみずしい感性にほろり、でも人生の素晴らしさも教えてくれるハートフルラブコメディ

コティヤールとエルバズ待望の共演! 新人監督のみずみずしい感性にほろり、でも人生の素晴らしさも教えてくれるハートフルラブコメディ人気俳優ヴァンサン・エルバズとマリオン・コティヤールを迎え、新鋭レミ・ブザンソン監督が贈る親密で心温まる恋愛コメディ。
Story
ある航空会社の指導員ヤン・ケルベク(ヴァンサン・エルバズ)。極限状況の航空シミュレーションによってパイロットたちの能力を評価している。そんな彼にもひとつ問題があった。飛行機が怖いのだ。それは彼の出生に関連している。そしてその恐怖のせいで青春時代、彼は運命の女性を世界の果てまで追うことができなかった。そんなヤンもいま30歳。少しおどけながら懐かしさと一緒にトラウマを思い出し、飛行機恐怖症で台無しになった数々の恋に苦い決着を付けている。航空会社のセキュリティ改善運動を積極的に行う一方で、とても適当な自分の恋愛生活。そのなかで彼はいま人生の十字路に立っている。恐怖を乗り越えて成長し本当の人生を手に入れるのか、あるいは・・・
Staff
監督:レミ・ブザンソン
製作:エリック・アルトメイヤー、
ニコラ・アルトメイヤー、イザベル・グレラ
脚本:レミ・ブザンソン
撮影:アントワーヌ・モノド
Cast
出演:ヴァンサン・エルバズ(『原色パリ図鑑』)、マリオン・コティヤール(『ロング・エンゲージメント』)

投稿者 paris : 11:28 PM
フランス映画祭2006:Je ne suis pas là pour être aimé / 愛されるためにここにいる訳じゃない

Je ne suis pas là pour être aimé
監督:ステファン・ブリゼ(『le Bleu des villes』)
出演:パトリック・シェネ(『読書する女』)、アン・コンシニュイ(『繻子の靴』)
コメディ・ドラマ/2004年/93分
2005年下半期に観客を驚かせた熟年男性の恋の物語、本作で主演2人は、セザール賞の最優秀男優賞、女優賞にダブル・ノミネートされている
タンゴ教室の扉を開いたその日から人生が再び輝き始める―― セザール賞3部門(主演男優、主演女優、助演男優)ノミネートの注目作!!処女長編の『Le bleu des villes』がミシェル・ドルナノ賞を受賞し、カンヌ映画祭にも出品されたステファン・ブリゼの長編第二作。主演のジャン=クロード役に扮するのは『読書する女』などのパトリック・シェネ。その相手役のフランソワーズを務めるのは『灯台守の恋』のアン・コンシニュイだ。2人はタンゴのステップを学ぶために数ヶ月もの間レッスンに通ったという気合の入りようだ。また、パトリック・シエネ、アン・コンシニュイ、ジャン=クロードの父親を演じた名優ジョルジュ・ウィルソンは、本作でそれぞれ、セザール賞主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞にノミネートされた。監督のブリゼは、リハーサルなしの一発本番で俳優たちのみずみずしく自然な演技を引き出す演出スタイルで評価が高い。2005年サン・セバスチャン映画祭公式出品作品。
50歳になるジャン=クロード・デルサールは、長年アパートの立ち退き勧告業を生業としてきたが、身体はもうぼろぼろ、心まですり減って
しまっている。“人生には素晴らしい贈り物が用意されている”などという都合の良い考えはとっくの昔に捨ててしまっていた。タンゴのレッス
ン教室の扉を開き、彼女に出会うその日までは――。
人生に疲れ果てた熟年の男性が、一つの出会いを通して失われた情熱をもう一度見出そうとする姿を、繊細かつ情感に溢れる独特のタッチで描き出す。
Staff
監督:ステファン・ブリゼ(『Le Bleu des villes』)
脚本:ステファン・ブリゼ、ジュリエット・セールズ
製作:ミレナ・ポイロ、ジル・サキュト
撮影:クロード・ガルニエ
Cast
出演:パトリック・シェネ(『読書する女』)、アン・コンシニュイ(『繻子の靴』)
投稿者 paris : 11:27 PM
フランス映画祭2006:Il ne faut jurer de rien/何事も誓うなかれ

監督:エリック・シヴァニャン(『大浸水』(映画祭上映))
出演:ジェラール・ジュニョ(『コーラス』)、ジャン・デュジャルダン(『マリアージュ!』)
コメディ/2004年/95分
19世紀のパリでくり広げられる恋の駆け引きをユーモアたっぷりに描く。ジェラール・ジュニョとジャン・デュジャルダンの二大コメディー俳優が共演!


19世紀のパリでくり広げられる恋の駆け引きをユーモアたっぷりに描く。ジェラール・ジュニョとジャン・デュジャルダンの二大コメディー俳優が共演! 99年の映画祭で「大浸水」が上映されたエリック・シヴァニャンが、アルフレッド・ド・ミュッセの戯曲を原作にして、19世紀のパリを舞台にくり広げられる恋愛の駆け引きを軽妙に描く。『バティニョールおじさん』のジェラール・ジュニョと『マリアージュ!<映画祭上映>』のジャン・デュジャルダンの二大コメディー俳優の共演にも注目。たっぷりのユーモアと次から次に訪れる意外な展開の連続に退屈してる暇なんてない!
Story
酒と女と賭け事に溺れる放蕩者のヴァロンタン。ついに業を煮やした叔父のヴァンブックは彼を男爵令嬢のセシルと結婚させようとする。そんな気などさらさらないヴァロンタンは、彼女が結婚相手にふさわしくないふしだらな娘であることを叔父に見せ付けるために口説き落としてしまおうとするのだ。ところが、真実の愛を信じるセシルは予想以上にガードが固くてさあ大変。二人のあいだの駆け引きが始まる! 何事も誓うなかれ!
Staff
監督:エリック・シヴァニャン
製作:マニュエル・マンツ
脚本:エリック・シヴァニャン、フィリップ・カボ
原作:アルフレッド・ド・ミュッセ
(”Il ne faut jurer de rien”(1836))
撮影:エドゥアルド・セラ
Cast
出演:ジェラール・ジュニョ(『コーラス』)、ジャン・デュジャルダン(『マリアージュ!』<映画祭上映>)
投稿者 paris : 11:26 PM
フランス映画祭2006:Hell/ HELL_私の名前はヘル

監督:ブリュノ・シッシュ(『バルニーのちょっとした心配事』)
出演:サラ・フォレスティエ(『恋の足手まとい』)、ニコラ・デュヴォシェル(『さよならS』)
ドラマ/2005年/97分
すさんだ少女に訪れた運命的な恋愛、そして突然の別れ。ロリータ・ピーユが19歳の若さで書き上げた衝撃的な小説をブリュノ・シッシュが映画化。

すさんだ少女に訪れた運命的な恋愛、そして突然の別れ。ロリータ・ピーユが19歳の若さで書き上げた衝撃的な小説をブリュノ・シッシュが映画化。 2001年の映画祭で処女長編『バルニーのちょっとした心配事』が上映されたブリュノ・シッシュがロリータ・ピーユの原作小説を映画化。19歳の少女が書き上げた衝撃的な内容の小説は当時フランス中の話題をさらい、日本でも「マリ・クレール」誌上での連載を経て単行本化されたほど。主人公のヘルを演じるのは、デビュー作の「LʼEsquive」でいきなり昨年度のセザール賞有望若手女優賞をさらったサラ・フォレスティエ。アンドレアに扮するのはニコラ・ドゥヴォシェル。個性的な若手俳優たちの演技にも注目だ。

裕福な家庭に育ったヘルは、毎晩パリのクラブで明け暮らす。ウォッカを飲んでコカインを1ショット、ウォッカを飲んでコカインを1ショットの繰り返し。けれども、そんな上辺だけの世界で生きていくのも楽じゃない。そんな時、彼女はアンドレアと出会い、恋に落ちる。半年にわたる二人きりの濃密な時間。そして、突然の別れ。彼女は地獄へと落ちてゆく…。

Staff
監督:ブリュノ・シッシュ
製作:ワッシム・ベイジ、ヤニック・ボロレ
脚本:ブリュノ・シッシュ、ロリータ・ピーユ
原作:ロリータ・ピーユ
撮影:マリー・スペンサー
Cast
出演:サラ・フォレスティエ(『恋は足手まとい』)、ニコラ・デュヴォシェル(『さよならS』)

投稿者 paris : 11:24 PM
フランス映画祭2006:Gentille/優しい女

監督:ソフィー・フィリエール(『Aïe』)
出演:エマニュエル・ドゥヴォス(『キングス&クイーン(仮)』)、ランベール・ウィルソン(『キャットウーマン』)
コメディ/2004年/102分
うれしいはずの恋人からのプロポーズが悩みの種に…。エマニュエル・ドゥヴォスとランベール・ウィルソンの共演。

うれしいはずの恋人からのプロポーズが悩みの種に…。エマニュエル・ドゥヴォスとランベール・ウィルソンの共演。 監督はブノワ・ジャコやノエミ・ルヴォヴスキの作品の脚本も努めるソフィー・フィリエール。デプレシャン作品などでお馴染みのエマニュエル・ドゥヴォスと、最近はハリウッドでも活躍するランベール・ウィルソンが共演。撮影は、ジャン=リュック・ゴダールやストローブ=ユイレらの作品の撮影監督として知られるクリストフ・ポロックが担当。
Story
精神病院で麻酔医として働くフォンテーヌには、もう数年来一緒に暮らしている恋人のミシェルがいる。まさに仕事も恋愛も万事順調だ。それなのにどうして、彼に結婚を申し込まれるとどう答えていいか分からなくなってしまうのだろう? 彼女はイエスともノーとも答えられない。どうしてうれしいはずのプロポーズが逆に彼女を悩ませるのだろう? 彼女の患者であり同僚でもあるフィリップの魅力に気付いているからだろうか。そうはいっても、イエスかノーかはっきりさせなくてはならない!
Staff
監督:ソフィー・フィリエール
製作:マルティヌ・マリニャック、
モーリス・タンシャン
脚本:ソフィー・フィリエール
撮影:クリストフ・ポロック
Cast
出演:エマニュエル・ドゥヴォス(『キングス&クイーン(仮)』)、ランベール・ウィルソン(『キャットウーマン』)

投稿者 paris : 11:23 PM
フランス映画祭2006:Frankie/フランキー

監督:ファビアンヌ・ベルトー(短編『Noël en famille』)
出演:ダイアン・クルーガー(『ホワイト・ライズ』)、ジャニック・グラーヴェリン(『パリの確立』)
ドラマ/2005年/88分
虚飾の世界に生きるモデルが、絶望と孤独のただなかに見つけたひとつの温もり。自ら女優のキャリアを持つF・ベルトーが描く哀しくも優しい物語。

虚飾の世界に生きるモデルが、絶望と孤独のただなかに見つけたひとつの温もり。自ら女優のキャリアを持つF・ベルトーが描く哀しくも優しい物語。フランキー演ずるダイアン・クルーガーは、近年『ホワイト・ライズ』や『トロイ』に出演した期待の国際派女優。監督のファビアンヌ・ベルトーもまたフランスのTVに出演していた女優であり、近年は短編映画などの制作を手掛け始めた。その彼女の初長編監督作。女性ならではの繊細で豊かなまなざしに、胸しめつけられる。
Story
精神病院に入院し、徐々に回復しつつある26歳のブロンドの女性、フランキー。彼女は若さと美しさを失い始めたモデル。そして周囲は一時的な輝きだけが横行する虚飾の世界――。もはやどこにも居場所を見つけることができない彼女は、女の絶望と、無限の孤独に苛まれる。まるでホームレスのように、安ホテル、写真スタジオ、バー、代理店と、街を徘徊するフランキー。だがトムという存在によって、彼女は少しずつ友情や愛情に似た心のともしびを覚え、世界に耳を傾けてゆく……。フラッシュバックで紡がれる、哀しくも優しい物語。
Staff
監督:ファビアンヌ・ベルトー
製作:グザヴィエ・デュランジェ、
ブリュノ・プティ
脚本:ファビアンヌ・ベルトー
撮影:ファビアンヌ・ベルトー
Cast
出演:ダイアン・クルーガー(『ホワイト・ライズ』)、ジャニック・グラーヴェリン(『パリの確立』)
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投稿者 paris : 11:21 PM
フランス映画祭2006:L'Equilibre de la terreur/恐怖のバランス

監督:ジャン=マルシアル・ルフラン(初監督)
出演:アサン・クマール・ジョシ、ボブ・メイヤー
ドラマ/2004年/100分
もしもヨーロッパで核兵器テロが実現してしまったら――。国家の後押しを受ける秘密組織網の暗躍をテロリストの視点からスリリングに描く。
もしもヨーロッパで核兵器テロが実現してしまったら――。国家の後押しを受ける秘密組織網の暗躍をテロリストの視点からスリリングに描く。ジャン=ミシェル・ローの『Les Mille merveilles de lʼunivers』(97)や、アメリカで人気のシューティング・ゲームを映像化したSF・アクション『ウィング・コマンダー』(99)といった映画をプロデュースしてきたジャン=マルシアル・ルフランが、製作、監督、脚本のすべてを初めて手掛けた長編第一作。
Story
テロリストの視点から、国家資産の後押しを受ける秘密組織網がどのように欧州秘密機関の警戒の裏をかき、ヨーロッパでの核兵器テロを実現させるかを物語る。
Staff
監督:ジャン=マルシアル・ルフラン
製作:ジャン=フランソワ・ニェクス、
ジャン・マルシアル・ルフラン
脚本:ジャン=マルシアル・ルフラン
撮影:ウィルフリド・サンペ
Cast
出演:アサン・クマール・ジョシ、ボブ・メイヤー
投稿者 paris : 11:19 PM
フランス映画祭2006:Entre ses mains/イン・ヒズ・ハンド

監督:アンヌ・フォンテーヌ(『恍惚』)
出演:ブノワ・ポールヴールド(『ル・ブレ』)、イザベル・カレ(『プロヴァンスの恋』)、
サスペンス/2005年/90分
鋭い感受性で心の動きを解剖するアンヌ・フォンテーヌが切り拓いた“親密なスリラー”!


鋭い感受性で心の動きを解剖するアンヌ・フォンテーヌが切り拓いた “親密なスリラー”!ドミニク・バルベリの小説『Les Kangourous』を、アンヌ・フォンテーヌが脚色。見世物的なスリラーの作法を用いることなく、観客がクレールとロランの内側にダイレクトに、親密に入り込んでいくこと狙う。近年期待の高まるイザベル・カレと、2002年にジャン・ギャバン賞を受賞したブノワ・ポールヴールドが共演。音楽は仏現代音楽の偉大な作曲家パスカル・デュサパン。
Story
クレール・ゴーティエは保険会社に務めている30歳の女性。夫ファブリスと娘ポーリーヌとは何の問題もなく調和のとれた生活を送っている。
ある日、水のトラブルで相談に来た獣医のロランと知り合いになり、瞬く間に親密な関係になっていく。ロランは魅惑的で、疲れを知らず、決して満足することのないハンターだ。初めは彼に惹かれていたクレールだったが、次第に恐ろしさに駆られるようになる。町で何人もの女性の喉をかき切った殺人者の影を彼に重ねるようになるのだ。“メスをもった殺人者”の接近を恐れ、クレールは幻惑と恐怖から逃れようとする。
Staff
監督:アンヌ・フォンテーヌ(『恍惚』)
製作:ブリュノ・ぺズリー、
フィリップ・カルカソンヌ
脚本:アンヌ・フォンテーヌ、
ジュリアン・ボワヴァン
撮影:ドニ・ルノワール
Cast
出演:ブノワ・ポールヴールド(『ル・ブレ』)、イザベル・カレ(『プロヴァンスの恋』)
投稿者 paris : 11:18 PM
フランス映画祭2006:Du jour au lendemain/一夜のうちに

監督:フィリップ・ル・ゲイ(『ナイトシフト』)
出演:ブノワ・ポールヴールド(『ル・ブレ』)、アン・コンシニュイ(『繻子の靴』)
コメディ・ドラマ/2005年/93分
おばかで聞き分けのない偉大なひねくれ者を演じ続けたコメディの天才! ブノワ・ポールヴールドが繰り広げるミラクル・ストーリー
おばかで聞き分けのない偉大なひねくれ者を演じ続けたコメディの天才! ブノワ・ポールヴールドが繰り広げるミラクル・ストーリー 2002年ジャン・ギャバン賞を受賞したコメディの天才、ブノワ・ポールヴールドが主役を張った、ちょっぴりひねりの効いたミラクル・ストーリー!
Story
フランソワ・ベルティエにとって人生は苦いもの。犬の遠吠えで一晩中眠りは妨げられるわ、コーヒーメーカーは爆発するわ、雨には降られるわ、銀行の上司には小馬鹿にされるわ、あげくの果てにクビにするぞと脅される。でも、ある一夜のうちに、フランソワにとって苛烈で骨の折れるものだったすべてのものが、奇跡ように一変する。いったい何が起こったのか? なぜ世界はこう突然甘く魅惑的になるのだろう? すべてがうまく運ぶように見えたが、フランソワはこのあまりにオイシイ状況に物足りなさを感じる。だがもはやそれを受け入れねばならない……。
Staff
監督:フィリップ・ル・ゲイ(『ナイトシフト』<映画祭上映>)
製作:フィリップ・ルスレ
脚本:フィリップ・ル・ゲイ、オリヴィエ・ダザール
撮影:ジャン=クロード・ラリユー
Cast
出演:ブノワ・ポールヴールド(『ル・ブレ』)、アン・コンシニュイ(『繻子の靴』)
投稿者 paris : 11:16 PM
フランス映画祭2006:Le Courage d'aimer /愛する勇気

監督・脚本:クロード・ルルーシュ(『男と女』)
出演:マチルド・セニエ(『ハリー、見知らぬ友人』)、ミシェル・リーブ(『カタスト
ロフ・ダンディー』)
ドラマ/2004年/103分
クロード・ルルーシュの新たな挑戦。「Le Genre humain」三部作から偶然生み落とされた、アウトサイダーたちの愛の賛歌!
クロード・ルルーシュの新たな挑戦。「Le Genre humain」三部作から偶然生み落とされた、アウトサイダーたちの愛の賛歌! 66年に『男と女』でカンヌ映画祭グランプリほか各賞を受賞し、大人の恋愛を描き続けてきたクロード・ルルーシュ監督が、2004年から手掛け始めた「Le Genre humain(訳題:人類)」三部作。その第一部『Les Parisiens』を、興行上の理由から、第二部『Le Bonheur, c'est mieux que la vie』の撮影途中に再編集したのが本作。第一部のシーンを随所に見せながら、のちに第二部で使われることになるシーンも織り込むといった興味深い編集になっている。仏コメディ・スターのマチルド・セニエをはじめ、近年アブドゥラティフ・ケシシュ監督の『L'Esquive』で2005年セザール賞有望若手女優賞を獲得した注目のサラ・フォレスティエらが出演する。


路上の歌手、女のスリ、バーのウエートレス、何でもこなすお手伝い、カリスマ的露店商人…愛する勇気は、独学のひとたち、アウトサイダーたち、決して出世しないだろうひとたちの歓呼の声。
Staff
監督・脚本:クロード・ルルーシュ(『男と女』)
製作:ジャン=ポール・ド・ヴィダス
脚本:クロード・ルルーシュ
撮影:ジェラール・ド・バティスタ、
ジャン=マリー・ドルージュ
Cast
出演:マチルド・セニエ(『ハリー、見知らぬ友人』)、ミシェル・リーブ(『カタストロフ・ダンディー』)、サラ・フォレスティエ
投稿者 paris : 11:08 PM
フランス映画祭2006:Carmen /カルメン

監督:ジャン=ピエール・リモザン(『NOVO』)
出演:ジェームス・ティエレ(『バイ・バイ・ブラックバード』)、ナターシャ・レニエ
(『天使が見た夢』)
ドラマ/2005年/100分
チンパンジーと人間のスキャンダラスな共同生活!『Tokyo Eyes』、『NOVO』のジャン=ピエール・モリザン監督最新作
猿と人間が一緒に暮らす!? 種を越えた新たな愛と友情に、そしてレニエの天使のような笑顔にヴェネチア映画祭が沸いた、スキャンダラスな話題作!監督は『TOKYOEYES』(98)、『NOVO/ノボ』(02)など、その野心的かつ斬新なスタイルで世界的に評価の高いジャン=ピエール・リモザン。フランス映画に欠かせぬ大人気女優ナターシャ・レニエ、またチャップリンの孫でもある俳優ジェームズ・ティエレを迎えて描き出される、種を越えた新たな友情。05年ヴェネチア映画祭にて上映され大きな反響を呼んだ話題作。
Story
ボノボと呼ばれる、人間にもっとも近い知性を持つ種の類人猿。その一匹“カルメン”は、頭が良くて生意気で、言語研究センターから逃げ出してしまった。外の世界で、カルメンは飢えと怖れに襲われ、しかも人間という得体の知れないものと対峙せねばならない。結局捕えられるのだが、そこでメルシエという人間の男と出会い、彼が父親役となってしまう。こうしてカルメンとメルシエとのスキャンダラスな共同生活が始まる。始めは嫌々だったが、徐々にカルメンの本当の価値を知るようになってゆくメルシエ…。いったいカルメンは人間たちから何を学んでゆくのだろうか?
Staff
監督: ジャン=ピエール・リモザン(『NOVO』)
製作:エルヴェ・シャバリエ、
ミシェルレイアック
脚本:ジャン=ピエール・リモザン、
ピエール・シェレー
撮影:カロリーヌ・シャンプティエ
Cast
出演:ジェームス・ティエレ(『バイ・バイ・ブラックバード』)、ナターシャ・レニエ(『天使が見た夢』)
投稿者 paris : 11:06 PM
フランス映画祭2006:Alex /アレックス

監督:ジョゼ・アルカラ(短編『La visite』)
出演:マリー・レイナル(短編『La visite』)、ジェラール・メイラン(『マルセイユの
恋』)
ドラマ/2004年/100分
仏誌アンロキュプティーブルほか各誌が絶賛! 見事な女優による、事実そのものが放つ力の衝撃的なポートレイト


ドラマ/2004年/100分
仏誌アンロキュプティーブルほか各誌が絶賛!見事な女優による、事実そのものが放つ力の衝撃的なポートレイト。新たに人生を取り戻し、その隙間を埋め、真っ直ぐに立とうとする彼女自身の姿と重なるかのように、彼女の手によって、再び新しい壁が築かれていく。ジョゼ・アルカラ監督の短編『La visite』(00)、『Les Gagne-Petits』(98)のヒロイン、マリー・レイナルを再び迎えた監督初長編作品。「自然なままの、よい意味での表皮的な何か」を生み出すために、登場人物の何人かは化粧をせずに出演。音楽も一切使っていない。「物売りの声や、風の音、そういった状況の音だけで充分だった」と監督は語る。
Story
人見知りで無愛想で、人生を楽しみ、男たちを愛する30代の自立した女性アレックス。生活のために市場で果物や野菜を売り、作業場ではもぐりで働いている。彼女には14歳の息子グザヴィエがいるが、グザヴィエは現在父親と暮らしている。息子を引き取って共に暮らすという希望を抱いて、彼女はフランス南部の小さな村はずれにある廃墟をたったひとりで修復する。
Staff
監督:ジョゼ・アルカラ
製作:パウロ・ブランコ
脚本:ジョゼ・アルカラ、オリヴィエ・ゴルス、
アニエス・ドゥ・サシー
撮影:パスカル・プセ
Cast
出演:マリー・レイナル(短編『La visite』)、ジェラール・メイラン(『マルセイユの恋』)
投稿者 paris : 11:05 PM
フランス映画祭2006:Les Aiguilles rouges /エギュイユ・ルージュ

監督:ジャン=フランソワ・ダヴィ(『露出/エキジビジョン』)
出演:ダミアン・ジュイユロ(『ピエロの赤い鼻』)、ジュール・シトリュク(『ぼくセザール10歳半1m39cm』)
ドラマ/2005年/93分
少年たちを襲う山の恐怖! 彼らは生きて帰れるのか…? ジュイユロ、シュトリュク他、人気子役たちが人間の深層を暴き出す、まさに問題作!
少年たちを襲う山の恐怖! 彼らは生きて帰れるのか…?ジュイユロ、シトリュク他、人気子役たちが人間の深層を暴き出す、まさに問題作!ダミアン・ジュイユロ、ジョナサン・ドマルジェ、ジュール・シトリュクなど人気子役たちが見せる、子供たちの危険な遊び、そして人間の深層。山の美しさと恐ろしさが彼らを襲う。『露出/エキジビジョン』(75)がカンヌでも上映されたジャン=フランソワ・ダヴィ監督、待望の問題作!
Story
いまだアルジェリア戦争中の1960年9月。12~16歳の少年たちからなるパトロール隊“Les Aigles(鷲)”はシャモニーの山間でボーイスカウトキャンプを行っている。無鉄砲な彼らは処罰の名目で3日間のトレッキングを命じられた。そこはモンブランに向き合う標高2500mのブレヴァンの山塊。すべてにおいて異なる8人の少年たち。性格、出身、将来の見通し…。共通点は、無分別であることだけだ。グループを統率しようとするリーダー、パトリック。だが彼らには山での経験など皆無だ。険しい起伏道、寒さ、空腹、そして恐怖。山がその恐ろしさを現すのと同じく、少年たちの混乱と亀裂が姿を現す。グループは分裂し、そして悲劇は起こる…。
Staff
監督:ジャン=フランソワ・ダヴィ(『露出/エキジビジョン』)
製作:ジャン=フランソワ・ダヴィ
脚本:ジャン・フランソワ・ダヴィ、
エリザベス・ディオ、ゲア・ガスティ
撮影:ベアトリス・ミズライ
Cast
出演:ダミアン・ジュイユロ(『ピエロの赤い鼻』)、ジュール・シトリュク(『ぼくセザール10歳半1m39cm』)
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投稿者 paris : 11:03 PM
フランス映画祭2006:Fauteuils d'orchestre /オーケストラ・シート(原題)

監督:ダニエル・トンプソン(『シェフと素顔と、おいしい時間』)
出演:ヴァレリー・ルメルシエ(『カドリーユ』)、セシル・ド・フランス(『スパニッシュ・アパートメント』)
コメディ/2005年/106分
提供:コムストック・オーガニゼーション
『シェフと素顔と、美味しい時間』のトンプソン監督がセシル・ド・フランスを迎えて織りなす、アートの街パリのための、おしゃれで心温まるコメディ。
パリ。芸術家やアートを愛する人々の街…。でも彼らだってそれぞれ悩みを抱えてる!セシル・ドゥ・フランスの魅力満載、これがホントのパリの顔?『シェフと素顔と、おいしい時間』の女性監督ダニエル・トンプソンが、若手人気女優セシル・ドゥ・フランス他演技派俳優たちを集め撮り上げた、芸術のパリを巡るおしゃれでハートフルなコメディ。なお本作は、撮影直後に亡くなった名女優シュザンヌ・フロンに捧げられている。
Story
テレビでも成功している、でも本当は芸術的な映画を夢見ている人気女優…彼女は17日に舞台の初日を控えている。世界最高の舞台でスノッブな客を前に演奏する、でも本当はもっと孤独に自由に、そして純粋で飾らない客を前に演奏したいピアニスト…彼は17日にベートーヴェンの演奏会を控えている。人生をアート作品の収集にかけてきた男…でも彼は17日にそのすべてを一晩で売り放ってしまう!ある田舎の女性ジェシカ…彼女は人生の運試しにパリへやってきて、ウェイトレスとしてカフェに雇われる。17日夜そのカフェで、彼ら全員がそれぞれの悩みを抱えながら偶然出会い、交錯し――さあいったい何が起こる?
Staff
監督:ダニエル・トンプソン(『シェフと素顔と、おいしい時間』)
製作:クリスティーヌ・ゴジアン
脚本:ダニエル・トンプソン、
クリストファ-・トンプソン
撮影:ジャン=マルク・ファーブル
Cast
出演:ヴァレリー・ルメルシエ(『カドリーユ』)、セシル・ドゥ・フランス(『スパニッシュ・アパートメント』)、クリストファー・トンプソン
投稿者 paris : 11:02 PM
フランス映画祭2006:Un fil à la patte / 恋は足手まとい

監督:ミシェル・ドゥヴィル(『読書する女』)
出演:エマニュエル・ベアール(『美しき運命の傷痕』)、シャルル・ベルリング(『デーモンラヴァー』)
コメディ/2005年/80分配給:バップ+ロングライド2006年初夏、シアターN渋谷にてローショー
ベルエポックのエレガンス!誰も恋の足手まといにはなりたくない!ベア-ルの美に酔いしれること間違いなしの、豪華絢爛なる恋の駆け引き。
ベルエポックのエレガンス!誰も恋の足手まといにはなりたくない!ベア-ルの美に酔いしれること間違いなしの、豪華絢爛なる恋の駆け引き。フランス映画界の老熟監督ミシェル・ドヴィルが、大喜劇作家ジョルジュ・フェドーの戯曲から作り上げた、エスプリ溢れる男と女の恋の駆け引き。世界を虜にする美しき女優エマニュエル・べアール、人気実力申し分なしのシャルル・ベルリング他、フランス映画のスターたちが勢揃い。オートクチュールに飾られた恋の豪華絢爛エンターテインメント。
Story
ベルエポック。文化、芸術が花開いた19世紀末パリの社交界。裕福で美しい歌姫リュセット(エマニュエル・べアール)は、なぜか一文無しのプレイボーイ、エドワール(シャルル・ベルリング)に夢中。彼も彼女を愛しているが、持参金目当てで伯爵令嬢ヴィヴィアヌとの結婚を決めてしまう。いまのエドワールにとってリュセットはまさに“足手まとい”。別れを告げねばならないのだが、リュセット目当ての男たちが次々と屋敷を訪れるなか、結局別れを切り出せぬまま結婚式へ向かう羽目に…。と、招待客のなかに何も知らないリュセットの姿が!果たして、恋の結末はどうなることやら?
Staff
監督:ミシェル・ドヴィル(『読書する女』)
製作:ロザリンド・ドヴィル
脚本:ロザリンド・ドヴィル
撮影:ピエール=ウィリアム・グレン
Cast
出演:エマニュエル・ベアール(『美しき運命の傷痕』)、シャルル・ベルリング(『デーモンラヴァー』)、サラ・フォレスティエ、スタニスラス・メラール
投稿者 paris : 11:00 PM
フランス映画祭2006:Trouble / Trouble(原題)

監督:ハリー・クレヴァン(『Abracadabra』)
出演:ブノワ・マジメル(『ナイト・オブ・ザ・スカイ』)、ナターシャ・レニエ(『天使が見た夢』)
サスペンス/2005年/98分配給:エスピーオー
仏映画界のトップスターB・マジメル、N・レニエ、O・グルメら豪華俳優陣の共演! “愛の常識”を覆す衝撃のラストに最後まで目が離せない!
仏映画界のトップスターB・マジメル、N・レニエ、O・グルメら豪華俳優陣の共演! “愛の常識”を覆す衝撃のラストに最後まで目が離せない!ジャン=リュック・ゴダール作品などへの出演で知られるハリー・クレヴァン監督が描くファンタスティック・スリラー。仏映画界のトップスター、ブノワ・マジメルが、全く性格の異なる双子を些細な表情と声だけで演じ分けるという難役に挑戦。さらにナターシャ・レニエ、オリヴィエ・グルメといったカンヌ国際映画祭受賞俳優の豪華な競演も大いに注目される。
Story
孤児として育ったフォトグラファーのマチアスは、愛する妻と息子と共に幸福な家庭を築きあげていた。そんなある日、彼は見知らぬ母の死の知らせをきっかけに、自分と同じ顔を持った双子のトマの存在を知る。幼い頃の記憶を持たないマチアスは、自分が何者なのか探るべく、断片的に甦る不吉な記憶を恐れながらも解明しようと試みる。一方トマは、マチアスの日常生活に入り込み、妻子からの信頼を得てゆく。
まるでどちらが本物の夫であり父親なのか、分からなくなるほどに…。過去に光をあてるほど不吉さを増すマチアスの未来。そして彼の記憶がすべて甦った時、予想もつかない悲劇が起こった――。
Staff
監督:ハリー・クレヴァン(『Abracadabra』)
製作:ローラン・ブロシャン
脚本:ハリー・クレヴァン、ジェローム・サル、
イザベル・クドゥリエール=クレスト、
ソフィー・ハイエット、ヤン・ル・ニヴェ
撮影:ヴィンセント・マティアス
Cast
出演:ブノワ・マジメル(『ナイト・オブ・ザ・スカイ』)、ナターシャ・レニエ(『天使が見た夢』)
投稿者 paris : 10:59 PM
フランス映画祭2006:The Passenger /パッセンジャー(原)

監督:フランソワ・ロドゲール(『JAN』)
出演:伊勢谷友介(『CASSHERN』)、ガブリエル・ラジェール(『クリムゾン・リバー2』)
ドラマ/2005年/88分
配給:トルネード・フィルム
伊勢谷友介が日仏カナダ合作映画に主演! 叙情あふれる美しいモントリオール、東京の郊外の景色を背景に、現代に生きる孤独な人々を描くスリラー
伊勢谷友介が日仏カナダ合作映画に主演! 叙情あふれる美しいモントリオール、東京の郊外の景色を背景に、現代に生きる孤独な人々を描くスリラー日本映画界で活躍する伊勢谷友介がコウジを、新人・金子久美がヒロコを演じる。三道役には58年にデビューして以来120本近い映画に出演しているベテラン夏木陽介が、若いやくざには加瀬亮があたる。撮影は、ヴェネチア映画祭2003コンペ出品作ブリュノ・デモン『Twenty-nine Palms』で美しいアメリカの砂漠地帯を切り取ったベテラン、ジョルジュ・ルシャプトワ。国境を越え、現代に生きる孤独な人々の姿を、美しい背景のなかでフォトジェニックに焼き付けてゆく。
Story
写真家として“ザ・フェイス”(英)や“ヴォーグ”(仏)誌などで活躍していたフランソワ・ロトゲールの初長編監督作品。幼馴染であり、互いに深く愛し合っているコウジとヒロコ。二人の関係を良く思わないヒロコの父親、三道直樹。やくざの関連会社で働く三道は、ある時重大な金銭トラブルに巻き込まれ、それを解消するためにコウジはカナダへと向う。その間、最大の危機がヒロコに襲いかかろうとしているとは、予想もせずに―。
Staff
監督:フランソワ・ロトゲール
製作:トム・デルクール(仏)、
イアン・ボイド(カナダ)、
ステファン・レイモン(カナダ)
平川麻理子(日本)
脚本:フランソワ・ロトゲール
撮影:ジョルジュ・ルシャプロワ
Cast
出演:伊勢谷友介(『CASSHERN』)、ガブリエル・ラジュール(『クリムゾン・リバー2』)
投稿者 paris : 10:57 PM
フランス映画祭2006:Les Revenants / they came back(仮題)
監督:ロバン・カンピヨ(脚本『タイム・ライン』)
出演:ジェラルディン・ペラス(『ふたりの5つの別れ路』)、ジョナタン・ザッカイ(『彼女の人生の役割』)
ドラマ/2004年/103分
配給:バップ+ロングライド2006年秋渋谷ユーロスペースにてロードショー
生前とまったく同じ姿で次々と蘇る人々。それを迎え入れる人々は蘇った者たちをどう受入れてゆくのか?ヴェネチア映画祭をはじめ数々の映画祭に出品された、フランス版『黄泉がえり』ともいうべきファンタジー・ドラマの秀作。主演は『ふたりの5つの別れ路』のジェラルディン・ペラス。
投稿者 paris : 10:56 PM
フランス映画祭2006:Les Poupées russes / ロシアン・ドールズ

監督:セドリック・クラピッシュ(『スパニッシュ・アパートメント』)出演:ロマン・デュリス(『スパニッシュ・アパートメント』)、セシル・ドゥ・フランス(『スパニッシュ・アパートメント』)
ドラマ/2005年/125分
配給:角川ヘラルド・ピクチャーズ
ロマン・デュリス、セシル・ドゥ・フランス、オドレイ・トゥトゥ、ケリー・ライリーらが前作「スパニッシュ・アパートメント」に引き続き、過去や、恋愛観が錯綜するラブ・コメディで再集結!

『スパニッシュ・アパートメント』から5年。舞台をパリ、ロンドン、そしてサンクトペテルブルクでR・デュリス、A・トトゥ、C・ドゥ・フランスら再結集の青春群像。またも大騒動!オドレイ・トトゥ、セシル・ドゥ・フランスら前作のメンバーが再結集。またもグザヴィエを混乱の渦に巻き込み、大騒動を繰り広げる! 監督もいつものようにTGVの乗客役でちゃっかり出演。

国籍も性別も習慣もバラバラ。スペイン、バルセロナの「ごちゃまぜアパート」に暮らす留学生たちの青春群像を通して、迷いながらも人生の意義に目覚めるフランス人青年グザヴィエの通過儀礼を、『猫が行方不明』、『パリの確率』のセドリック・クラピッシュ監督が、HD24pのデジタルカメラを駆使して、快活かつ軽妙に綴った『スパニッシュ・アパートメント』の5年後。バルセロナから帰国して、30歳になったグザヴィエは脚本家となるものの、未だ満足のいく作品を書き上げることができず、自分探しの生活を送っている。そんなとき、かつての留学生アパートの仲間がロシア人と結婚することに。式に出席するため、グザヴィエは一路サンクトペテルブルクに向う?#12290;果たして彼の運命に待ち構えているものとは? 理想の恋人? それとも?#12290;
Staff
監督:セドリック・クラピッシュ
製作:ブリューノ・レヴィ
脚本:セドリック・クラピッシュ
撮影:ドミニク・コラン
Cast
出演:ロマン・デュリス(『スパニッシュ・アパートメント』)、オドレイ・トトゥ(『アメリ』)、セシル・ドゥ・フランス
投稿者 paris : 10:54 PM
フランス映画祭2006:Mon petit doigt m'a dit / アガサ・クリスティーの親指のうずき(仮題)

監督:パスカル・トマ(『夫たち、妻たち、恋人たち』)出演:カトリーヌ・フロ(『女はみんな生きている』)、アンドレ・デュソリエ(『ピエロの赤い鼻』)
コメディ・サスペンス/2005年/105分
配給:ハピネット・ピクチャーズ+セテラ・インターナショナル
没後30年、ミステリの女王アガサ・クリスティーが創造したポアロ、ミス・マープルに継ぐ人気キャラクター<おしどり探偵トミーとタペンス>が、フランスのユーモアとエスプリをまとってスクリーンに登場!
ミステリーの女王アガサ・クリスティー没後30年記念作品。優雅な奥さま探偵が活躍する、のどかな田園ミステリー!今年没後30年にあたるミステリーの女王アガサ・クリスティーが創造したポアロ、ミス・マープルに継ぐ人気キャラクター<おしどり探偵トミーとタペンス>が、フランスのユーモアとエスプリをまとってスクリーンに登場。カトリーヌ・フロとアンドレ・デュソリエの軽妙洒脱なやりとりと、脇を固める豪華キャストたちに愉快に酔いしれる。


田舎のお屋敷で悠々自適な生活をおくる好奇心旺盛な奥様プリュダンス。ある日、見知らぬ老婦人ローズに話し掛けられ、そのことが何故か強く印象に残る。数週間後、叔母の遺品整理をしていた彼女は一枚の風景画に目を留める。絵に描かれた森の中の一軒家には見覚えがあり、絵の元の持ち主はローズだと気づくのだ。奇妙な胸騒ぎを覚え、彼女に絵を返そうとしたものの、ローズはあまりに唐突に姿を消していた。事件の予感!?“親指のうずき”を感じたプリュダンスは、あきれる夫や娘一家をよそに<単独捜査>を開始。その好奇心が、ある村にまつわる忌まわしい出来事を掘り起こそうとはつゆ知らず…。
Staff
監督:パスカル・トマ(『夫たち、妻たち、恋人たち』)
製作:アラン・カディエール、
パスカル・トマ
脚本:パスカル・トマ、
ナタリー・ラフォーリー、
フランソワ・カヴィリオーリ
撮影:ルナン・ポーレ
Cast
出演:カトリーヌ・フ