ツール・ド・フランス2009に期待

トゥール・ド・フランスが7月4日、モナコからスタートした。オリンピック、サッカー・ワールドカップに続いて世界で3番目の規模を誇るこのスポーツイベントは、予算推定一億ユーロにものぼる。

世界180カ国でテレビ放映され、昨年は公式ホームページのアクセス数が600万件を記録するなど、外国での人気も高まっている。

今年、トゥール・ド・フランスは34都市を各ステージのスタート・ゴール地点とし、モナコ、アンドラ、スペイン(ジローナ、バルセロナ)、スイス(ヴェルビエ、マルティニ)、イタリアなどの外国5カ国を含む560市町村を駆け抜ける。

各市町村はこのイベントからの経済効果に期待を寄せる。ブザンソンはステージのスタート・ゴール地点として今年で17回目。人口12万部のこの小さい都市がトゥール・ド・フランスによって、瞬く間に脚光を浴びることができる。

トゥール・ド・フランスのスタッフは総勢4,500人近くを数え、観客は推定50万人、1日平均1人当たり2ユーロの消費が見込まれる。さらに世界中のメディアが集まり、この地方の名勝や史跡を放映するなど観光PRの効果も高いと期待している。

世界的なイベントとあって、スポンサーの投資額もますます増えている。4大スポンサー企業は300万ユーロから500万ユーロを出資。他の公式協賛企業は100万ユーロから200万ユーロといったところ。

合計28社の企業が、トゥール・ド・フランスのロゴや地図を社内外および国際的な広報活動に使用する独占権をえている。恒例のブランド広告のキャラバン隊は、装飾に趣向を凝らした180台の車両からなり、沿道の観客に1,400万個の特製グッズを配布する予定で、企業イメージをあげるのに絶好の機会ととらえる広告担当者も熱意を上げているようだ。

とにかくこのお祭り気分を味わえるイベント、この時期のEUを盛り上げてくれること間違いなしではないだろうか。

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