なぜ、アンテンヌフランスはフランスが観た世界のニュースを発信するのか?

フランスから商機を得ることもある

飛行機が発達し、世界にも簡単に旅行に行けるようになって久しい現代。そしてインターネットの普及で誰でも世界中の情報にアクセス出来るようになりました。

世界は明らかにグローバル化しているはずです。それなのに、世界の情報にドンドン興味が無くなってきているのです。

これは日本人だけではありません。アメリカ人も同様です。

アメリカのテレビが発信する国際ニュースの割合は2000年の時に33%でした。しかし、2010年には15%にまで下がっているのです。ヨーロッパでもEU圏は地続きで隣接し合っているので、大きな関係がありますが、アジアやアメリカなどのニュースはドンドン減ってきているのです。

グローバル化して、ドンドン世界は密接になっているのに、海外のことには関心が無くなってきているのです。

しかし、国際的な大問題はドンドン頻繁に起きています。リーマンショック、タイの洪水、新型コロナ、ウクライナ戦争など遠い国の問題が、生活奈密接なレベルに影響し始めています。

フランス視点の世界のニュースの重要性

グローバル化、しかし世界に興味を失っている

日本では国内ニュースが大半ですが、外国のニュースの多くはアメリカ経由のニュースになる事があります。確かに、日本とアメリカで世界の生産力の半分のシェアがあった時代がありましたが、国際社会では依然としてヨーロッパが強い力を持ちます。

また、世界はグローバル化し、多極化している時代に、日本人も様々な視点を持った情報を受信していく必要があります。

フランスのニュースが大変価値があるとは言いません。しかし、フランスをはじめとするヨーロッパがどのような視点で世界を見ているのかということは、知っておいた方が良いでしょう。

というのは、ヨーロッパ諸国は世界の動きに影響力をかなり持っています。

たとえばエコロジー関係。正しいか正しくないかはさておき、エンジン車を無くし電気自動車に置き換えていくという流れを作りました。結局これが時代の流れとなり、どうやら2030年代にはガソリン車は売れなくなってしまいそうです。

ヨーロッパにはたくさん国家がありますが、大きな影響力を持つフランスの視点を観ておくのは世界情勢を知る上で役に立つでしょう。

日本に近い立場である事もある

世界の潮流はアメリカ、もしくは最近力を持ってきた中国なのかと思ってしまいがちですが、どこの国も自国に有利になるように働きかけます。

そういった意味でも世界を観れば、日本に近い立場になっている国も多いのです。

これは政治や地政学上の件だけではなく、経済や文化の面でも同様です。

アンテンヌフランスが長年フランス叙情方を伝える上で、様々な声を頂いています。

たとえば、フランスで日本酒が流行始めたことで、フランスに日本酒を輸出しはじめて、大きく伸びることに成功したことやフランスでの日本ブームにのり、日本茶や日本雑貨の輸出に成功した話。

フランスで最初にサブプライム・ローンの破綻が生じた時、手を引いてリーマンショックから逃れた人

フランスのエコロジーニュースからヒントを得ていち早く製品開発出来た会社

などなど様々な声を頂いています。

アンテンヌフランスでは、今後もフランスの発信する世界の情報を提供していますので、ぜひご支援個協力をお願いいたします。

フランスが伝えた世界のニュース

ノルマンディーに広がったシマ蚊がフランス全土に蔓延

ノルマンディー北部の保健当局は、現在フランス本土に遍在している侵入種であるシマ蚊の存在を記録しています。アジア原産の噛む昆虫は、デング熱、ジカ、チクングニアなどのウイルスを運ぶことができます。

フランス上院、EU-カナダ自由貿易協定を拒否

フランスの上院議員は、セタとして知られる欧州連合とカナダの間の自由貿易協定の批准に大多数の反対票を投じた。フランスのエマニュエル・マクロン大統領への打撃として、この拒絶は、そのようなリベラルな貿易政策に反対する農民による数週間の抗議に続く。

中学生のスクリーンの使用を規制する方法は?

フランスでも、このテーマは当局によって真剣に受け止められています。1月の初めに、エマニュエル・マクロンはスクリーン委員会、つまりエリゼが率いる専門家委員会を立ち上げ、大学生の間で携帯電話と正確にスマートフォンの主要なダイナミクスを理解しました。では、14歳未満の人は何の役にもいますか?学校のルールは何ですか?彼らの発展にどのような影響がありますか?

パリとモスクワは「情報戦争」を戦っている

今週の金曜日、3月22日、エマニュエル・マクロンはブリュッセルで、フランスに対するロシアの指導者の最近の発言の「屈辱」を非難した。特にウクライナの土壌で冒険し、ガブリエル・アタル首相の同性愛を攻撃したフランス人兵士に死を約束した下院副大統領ピオトル・トルストイの最近の発言への言及。エマニュエル・マクロンの発言は、モスクワのパリに対する攻撃性に対応することで構成される新しい大統領戦略を示しています。

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