フランス革命記念日

7月14日は1789年のバスティーユ襲撃を記念したフランス革命記念日。この記念日はいつしか国民のお祭り日となり、恒例の打ち上げ花火でパリも賑わう一日となる。

そもそも7月14日が国祭日となったのは、1880年第三共和政のときのこと。パリ市選出の代議士バンジャマン・ラスパイユが「共和国は毎年7月14日を国祭日とする」とした法案を提出したことからはじまる。

この法案が7月6日に公布されたとき、内務大臣はこの日が最初の年から国家的な祝祭日となるよう、国祭日の予定を決める委員会をすでに立ち上げていた。

全国の市町村には祝いの鐘や劇団の出し物、旗による装飾など様々な方法によって祝賀ムードを盛り上げるよう奨励され、1880年7月14日当日は愛国心を復興させる祭典が実現された。

それまで配給が見送られていた軍旗が再編成され各連帯に配られ、強いシンボルを掲げる祭典となった。そして共和国を象徴する女神像「マリアンヌ」の崇拝も広まる。市民のだれもがマリアンヌのリトグラフを街角の売店で買うことができるようになったのだ。マリアンヌとはフランスを擬人化したイメージで、「自由の女神」として今や知らない人はいないでしょう。

ちなみにこのマリアンヌ、時代の顔を代表する美しいフランス人女性が選ばれ、その胸像が作製されフランス国中の役所や公的な場所へ置かれる。これまでマリアンヌに選ばれた著名人は、ブリジッド・バルドーやカトリーヌ・ドヌーヴなど。

こうして、国民の団結を図るという最大の役目を国祭日は担うようになり、現在では軍隊行進やコンサート、そしてメインイベントとして花火が打ち上げられる。今年はエッフェル塔の120歳を記念した花火大会となる予定だ。

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