大富豪からの献金疑惑「ベタンクール事件」

世界各国で猛暑日が続いているが、フランスも同じく灼熱の太陽に照らされる日が続いている。

そんな中、メディアが今、熱く騒ぎ立てているのがベタンクール事件。

フランスの大手化粧品メーカー、ロレアルの創業者の娘であり大株主で大富豪として知られるリリアン・ベタンクールさんがサルコジ大統領に不正な献金を渡していたとする疑惑の事件だ。

不正な献金があったのは2007年の大統領選のとき。リリアン・ベタンクールさんの当時の会計士が、サルコジ氏の財務担当係に献金を渡していたと証言したことから事件が明るみとなった。

献金の金額は15万ユーロ(約1600万円)とされ、個人から政党に献金できる上限金額7500ユーロの20倍もの額となる。

しかし事件の鍵を握るベタンクールさんの元会計士の証言が二転三転することで、マスコミがその変化を取り上げ、連日大騒ぎしている。元会計士は「サルコジ氏がベタンクールさんの自宅で献金を受け取った」とマスコミに証言。その後警察には、「多くの政治家が献金を受け取っていた」と証言するなどサルコジ氏についての言及を避けたという。

この献金が事実だとすると、2012年の大統領選に大きく影響するのは避けられない。大統領府がどう逃げ切ろうとするのか。しばらく騒ぎを追ってみたいと思う。

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