Jours de fetes(祭りの日々)

今年の9月に3年間の改修工事を経て、再オープンしたグラン・パレ、この12月15日から新しい催しが開催されています。クリスマスも間近に迫ったこの時期、お祭りの雰囲気が満喫できるイベントです。その名も「jours de fetes(祭りの日々)」。どんな内容かと言いますと、世界博覧会の会場として、19世紀後半から活躍してきたこのグラン・パレに、移動遊園地とサーカス団を入れてしまったのです。
日本でお祭りというと、「露店」というイメージが浮かんでくるのではないでしょうか、フランス人にとっては「移動遊園地」や「サーカス」がそれに当たり。観覧車、回転木馬、アトラクション、それに曲芸を披露する芸人。綿菓子、ゴーフル、りんご飴などの甘い香り、、、。こんな楽しいお祭りをパリの中、しかもシャンゼリゼのすぐ近くのグラン・パレにすっぽり入れてしまった今回の催し、建築家 Patrick Bouchainや、ライティングアーチストの Thierry Dreyfus、DJの Christope Monier (The Micronauts)が参加していて、中世から引き継がれてきた曲芸芸術をさらに引き立てています。
パリ郊外のRosny-sous-Boisには国立サーカス学校があり、そこの学生達も、一日二回プログラムを披露しています。また、訪れる子供達がトランポリンやバランス芸などを体験できるアトリエも会場内で開かれています。
そして子供から大人まで楽しめる一番の目玉は、ガラス張りの丸天井すれすれに回転している30mの高さを持つ大観覧車、ゴンドラが頂上にたどり着くと、夜にはガラス越しにきらめくエッフェル塔、眼下には遊園地ではしゃぐ人達を見下ろすことができます。この位置では、音響も聞こえないように設定されていて、喧騒から逃れ、まさに魔法のような一瞬が味わえるそうです。
ちなみにスピード感を味わいたい方には、時速150キロの速さで回転するプロペラのような乗り物が用意されています。12月15日から2006年1月2日までのこの豪華版お祭り企画、フランス人が思い浮かべる、お祭りのイメージ、香り、音。この機会に体験してみてはいかがでしょうか?
もしこの機会を見逃してしまった方も、夏には、フランスで一番古い歴史を持つ Saint Germain en Layeの La fete des logesや、3月から5月に掛けてパリ12区の Pelouse de reuillyで行われる La foire du troneでも、移動遊園地が楽しめます。

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