ドナルド・トランプが驚異的な復活を遂げて米国大統領に復帰
共和党のドナルド・トランプ氏は、ノースカロライナ、ジョージア、ウィスコンシン、ペンシルベニアの主要激戦州を獲得し、民主党のカマラ・ハリス氏を破って2024年米大統領選に勝利した。選挙結果からトランプ氏がホワイトハウスに華々しく復帰する見通しとなったことを受け、トランプ氏はこれに先立ち、国を「癒す」と誓った。
共和党は上院も掌握した。一方、ハリス氏は選挙当日の夜のパーティーをキャンセルした。
トランプ氏が第47代アメリカ合衆国大統領に選出されたことは、4年前に敗北を認めず、米国議会議事堂で暴力的な暴動を引き起こし、重罪で有罪判決を受け、2度の暗殺未遂事件を生き延びた元大統領にとって、異例の復活となる。
ウィスコンシン州での勝利により、トランプ氏は大統領選の勝利に必要な選挙人270票を獲得した。同州は2016年にトランプ氏が勝利した際に勝利の決め手となった州と同じだ。
トランプ氏は「前例のない強力な統治権限」を主張し、ウェストパームビーチで行われた選挙当夜集会で歓声を上げる群衆に対し、自身の勝利は「まさにアメリカの黄金時代となる」と約束した。
60歳のハリス氏は、アメリカの248年の歴史上初の女性大統領、そして黒人女性および南アジア系として初の大統領になることを望んでいた。
副大統領はトランプ氏の勝利後、まだ発言していない。しかし、選挙運動の共同委員長であるセドリック・リッチモンド氏は、ハワード大学で行われた選挙当夜イベントに集まった支持者に対し、ハリス氏は水曜日にキャンパスに戻り「国民に向けて演説する」と語った。
https://www.rfi.fr/en/international/20241105-live-trump-and-harris-locked-in-tight-race-in-us-presidential-elections
