フランス映画祭2011:アーサー3(仮)

リュック・ベッソン監督アニメーション『アーサーとミニモイの不思議な国』、 『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』に続くアーサーシリーズ第3弾。

魔王マルタザールはアーサーをミニモイの国に閉じ込め、強力なセイード軍を結成して、人間世界を乗っ取ろうとす る。マルタザールから人間界とミニモイ国を守るため、アーサーと仲間たちは力を合わせ、新たな戦いの幕が開く。 いざ、決戦のとき!

監督:リュック・ベッソン/出演:フレディ・ハイモア、ミア・ファロー/声の出演:ジェラール・ダ ルモン、ミレーヌ・ファルメール、マルク・ラヴォワーヌ/2010 年/フランス/100 分/35mm/カ ラー/シネマスコープ/ドルビーDTS/販売元:角川映画

フランス映画祭2011:消えたシモン・ヴェルネール

思春期の孤独と彷徨を清冽に描くハイスクール・ミステリー。 ガス・ヴァン・サントを彷彿とさせるゴベール監督デビュー作。

1992 年、パリ郊外の小さな街で、同じクラスの高校生が次々と失踪する不可解な事件が起こる。果たして、その真 相は……?カンヌ映画祭「ある視点」部門で上映され、フランス版『エレファント』とも評された衝撃作。監督は期待の 新鋭ファブリス・ゴベール。
撮影はクレール・ドゥニ作品で知られるアニエス・ゴダール。名優イポリット・ジラルドの娘、 アナ・ジラルドが主演。ソニック・ユースがオリジナル・サウンドトラックを担当したことも話題を呼んだ。

監督:ファブリス・ゴベール/出演:ジェール・ベリシエ、アナ・ジラルド、イヴァン・タッサン/2010 年 フランス/93 分/35mm/カラー/1.85.ドルビーSRD

フランス映画祭2011:6 階のマリアたち

心を溶かすスペインの甘い誘惑。 パリの高級アパルトマンを舞台にしたエキゾチック・ラブ・コメディ。

『一夜のうちに』、『ナイトシフト』で知られるコメディ映画の名匠フィリップ・ル・ゲー最新作。舞台は 1960 年のパリ。株 式ブローカーのジャン=ルイは、妻や子供たちと堅実な日々を送っていた。
だが、同じ建物に開放的なスペイン人家 政婦たちが引っ越してきたことから彼の生活は一変。とくに若い家政婦マリアにジャン=ルイは魅了される……。エリ ック・ロメール作品の常連ファブリス・ルキーニが本領を発揮。2 月のベルリン映画祭でプレミア上映された。

監督:フィリップ・ル・ゲー/出演:ファブリス・ルキーニ、サンドリーヌ・キベルラン、ナタリア・ベルベケ/2010 年/フランス/106 分/35mm/カラー

フランス映画祭2011:美しき棘

家族の死で孤立した 17 歳の少女。その哀しみは、パリ郊外、夜の闇を疾走する。 主演のレア・セドゥを始め、フランス映画の新たな才能が集結した一本。

2010 年ルイ・デリュック賞新人賞を受賞した女性監督レベッカ・ズロトヴスキの長編処女作。
主人公は、母を亡くしたばかりの 17 歳の少女プリューデンス。父は海外勤務で不在、姉は家にほとんどいつかない という境遇に置かれたプリューデンスは、違法バイク・レースに興じる若者たちのグループの中に居場所を見出そう とするが……。
周囲と折り合えずに漂い続けるヒロインを演じたレア・セドゥが圧倒的な印象を残す。カンヌ映画祭の 批評家週間で上映された。

監督:レベッカ・ズロトヴスキ/出演:レア・セドゥ、アナイス・ドゥムスティエ/2010 年/フランス/80 分
35mm/カラー/シネマスコープ/ドルビーデジタル

フランス映画祭2011:トムボーイ

引っ越し先で出会った仲間達に、自分は男の子だと思わせる少女ロール。 友達のリザは「彼」に恋して・・・。シンプルかつ甘美に描かれたひと夏の物語。

『水の中のつぼみ』でデビューした女性監督セリーヌ・シアマが、再び成長期の子供達の繊細な心理を扱った作品。

夏休みに家族とともに引っ越してきた 10 歳の少女ロールは、少年のような格好をし、近所の子供達にも自分を男の 子だと思い込ませる。やがて、同年代の少女リザはロールに好意を抱き始めるが……
ロール役に抜擢されたゾエ・ エランを始め、子供たちの自然な演技が素晴らしい。ベルリン映画祭パノラマ部門オープニング作品。

監督:セリーヌ・シアマ/出演:ゾエ・エラン、マローン・レヴァナ、マチュー・ドゥミ/2011 年
フランス/82 分/35mm/カラー/1.85/ドルビーデジタル

フランス映画祭2011:匿名レンアイ相談所

チョコレートへの共通の情熱から惹かれ合う男女。並外れて感情的で内気なカップルの行方は? ユーモラスで温かく、切ない恋を、じっくり心で味わって。

昨年クリスマスにフランスで公開され、スマッシュヒットを記録したロマンティック・コメディ。チョコレート工場の経営者 ジャン=ルネと、才能あるチョコレート職人アンジェリック。
チョコレートへの愛という共通点を持つ二人は次第に惹か れ合うが、もう一つの共通点が二人の恋愛の邪魔をする。それは感情表現があまりに「豊か過ぎる」ことだった……。 『デルフィーヌの場合』、『ベティの小さな秘密』が日本でも公開されたジャン=ピエール・アメリスの最新作。

監督:ジャン=ピエール・アメリス/出演:ブノワ・ポールブールド、イザベル・カレ/2010 年/フランス
80 分/35mm/カラー/2.35/ドルビーデジタル

フランス映画祭2011:マムート

定年を迎えた主人公セルジュは、眠っていたバイク「マムート」で、人生の軌跡をたどる旅に出る。 思わず微笑みを誘う、自分探しのロードムービー。

定年を迎えながら就業記録が不備なために年金がもらえないと知ったセルジュ。過去の勤め先に書類を発行しても らうため、大型バイクで旅に出た彼は、昔の同僚や長年会っていなかった家族と再会し、自己を再発見してゆく……。
日本の年金問題にも通じる設定を生かした、ユーモラスで心温まるロードムービー。ジェラール・ドパルデューが主人 公を生き生きと演じ、イザベル・アジャーニが意外な役柄で登場する。ベルリン映画祭コンペティション上映作品。

監督:ブノワ・ドゥレピーヌ、ギュスタヴ・ケルヴェン 出演:ジェラール・ドパルデュー、ヨランド・モロー、イザベル・アジャー二、ブノワ・ポールブールド /2009 年/フランス/92 分/35mm/カラー/1.85/ドルビーデジタル

フランス映画祭2011:パリ猫の生き方

昼はフツーの飼猫、夜は盗賊の相棒。名猫ディノの冒険! 独特のアート世界で注目されるリヨンのアニメスタジオ Folimage 最新作。

屋根の上から見わたされた夜のパリの美しい風景が魅力的なアニメーション。猫のディノは、昼は 6 歳の少女ゾエの 忠実な飼猫、夜は盗賊ニコのパートナーという二重生活を送っていた。
だが、ゾエの母親が警察官だったことから、 事態は意外な展開を迎える……。ドミニク・ブラン、ベルナデット・ラフォンといった名優が声優として参加。ベルリン映 画祭ジェネレーション部門、ニューヨーク児童映画祭など、多くの国際映画祭でも上映されている。

監督:アラン・ガニョル、ジャン=ルー・フェリシオリ
声の出演:ベルナデット・ラフォン、ドミニク・ブラン/2010 年/フランス/70 分/35mm
カラー/1.85/ドルビーSR

フランス映画祭2011:この愛のために撃て

『すべて彼女のために』のフレッド・カヴァイエ監督最新作。 誘拐された妻を救うため、すべてを懸けてたたかう男のサスペンス・アクション。

看護助手のサミュエルは、出産を間近に控えた、愛する妻ナディアと仲睦まじく暮らしていた。しかし突然、家に押し 入ってきた男に殴られ、目の前で妻を誘拐されてしまう。
意識を失ったサミュエルは、部屋の中、 鳴り響く携帯電話の 音で目を覚ます。その電話の内容は、「今から3時間以内にお前が勤める病院から警察の監視下にある男を連れ出 せ。さもなければ妻を殺す」という妻を拉致した犯人からの電話だった……。

監督:フレッド・カヴァイエ/出演:ジル・ルルーシュ、エレナ・アナヤ、ロシュディ・ゼム/2010 年/フランス/85 分 35mm/カラー/シネマスコープ/ドルビーSR/SRD 配給:ブロードメディア・スタジオ 8月6日(土)より、有楽町スバル座、ユーロスペース他全国順次公開 ジャック・ドレー賞 受賞

フランス映画祭2011:ハートブレイカー

ヴァネッサ・パラディ&ロマン・デュリス 2大スター初共演! 別れさせ屋の男とキャリアウーマンのスリリングなロマ・コメが日本初登場!!

L'Arnacoeur ©2010 YUME-QUAD FILMS / SCRIPT ASSOCIES / UNIVERSAL PICTURES / INTERNATIONAL / CHAOCORP
アレックスは凄腕の別れさせ屋。今度の依頼は結婚式を控えた二人を 10 日間で別れさせろという花嫁の父親から の無茶な依頼。アレックスは、報酬に釣られて、一路結婚式が行われるモナコへ。

しかし、そこで会ったターゲットの ジュリエットは今まで会ったこともない難攻不落の完璧なレディだった。彼女のボディガードに収まったアレックスに彼女を振り向かせることはできるのか?駆け引きが愛に変わる時、真実を伝えることができるだろうか?

監督:パスカル・ショメイユ/出演:ヴァネッサ・パラディ、ロマン・デュリス/2010 年/フランス/35mm/ カラー/シネマスコープ/105 分/ドルビーデジタル 配給:熱帯美術館 公開:2011年秋、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開 2011 年セザール賞作品賞他 5 部門ノミネート

フランス映画祭2011:セヴァンの地球のなおし方

92 年の地球サミットで伝説のスピーチを行った少女、セヴァン・スズキの現在と 日本とフランスで環境を守る人々の姿を追う、『未来の食卓』続編!

「どうやってなおすかわからないものを、壊し続けるのはもうやめてください」。リオデジャネイロで開催された地球サ ミットで、12 歳の少女、セヴァン・スズキは大人たちに環境破壊を止めるよう訴えかけた。
やがて大人となり、母とな るセヴァンが語る、私たちが今すべきこととは。そして日本とフランスで、セヴァンと同じく未来のために行動を起こし ている人々を、美しい自然を背景に撮影。自然と共存するためのヒントが詰まったドキュメンタリー。

Severn, la voix de nos enfants 監督:ジャン=ポール・ジョー/出演:セヴァン・スズキ、古野隆雄、バルジャック村の人々、ほか 2010年/フランス/HD/カラー/16:9/115分/ドルビーSR 配給:アップリンク 公開予定日:6 月 25 日(土)、東京都写真美術館ホール、渋谷アップリンクほか全国順次公開

フランス映画祭2011特集:Chantrapas(原題)

『月曜日に乾杯!』『ここに幸あり』の巨匠イオセリアーニ最新作!
“自分自身でいることの困難と喜び”を謳う半自伝的映画。

Chantrapas ©2010 Pierre Grise Productions
旧ソ連体制下のグルジア。映画監督のニコラは、検閲や思想統制によって思うように映画作りが出来ないことに耐えかねて自由を求めてフランスへと向かう。
ところがフランスでも、映画に商業性を求めるプロデューサーとの闘いがあったり困難の連続。はたしてニコラは自分自身が本当に望んでいるものを作ることが出来るのか?
アイデンティティーを確立し、“自分自身でいること”の難しさと大切さをイオセリアーニが詩情豊かに描く半自伝的映画。

監督:オタール・イオセリアーニ
出演:ダト・タリエラシュヴィリ、ビュル・オジェ、ピエール・エテ
2010年/フランス=グルジア=ロシア/35mm/カラー/1.85/ドルビーデジタル/126分
配給:ビターズ・エンド
2012年早春、岩波ホールほか全国順次公開
2010年カンヌ国際映画祭特別招待作品
©2010 Pierre Grise Productions

フランス映画祭2011上映作品決定!

<長編作品>
■『Chantrapas(原題)』 監督:オタール・イオセリアーニ
■『セヴァンの地球のなおし方』(原題:Severn, la voix de nos enfants) 監督:ジャン=ポール・ジョー
■『ハートブレイカー』(原題:L’Arnacoeur) 監督:パスカル・ショメイユ
■『この愛のために撃て』(原題:À bout portant) 監督:フレッド・カヴァイエ
■『パリ猫の生き方(アニメ)』(原題:Une vie de chat) 監督:アラン・ガニョル、ジャン=ルー・フェリシオリ
■『マムート』(原題:Mammuth) 監督:ブノワ・ドゥレピーヌ、ギュスタヴ・ケルヴェン
■『匿名レンアイ相談所』(原題:Les Emotifs anonymes) 監督:ジャン=ピエール・アメリス
■『トムボーイ』(原題:Tomboy) 監督:セリーヌ・シアマ
■『美しき棘』(原題:Belle épine) 監督:レベッカ・ズロトヴスキ
■『6階のマリアたち』(原題:Les Femmes du 6e étage) 監督:フィリップ・ル・ゲー
※他1作品上映予定(決定次第、お知らせいたします)

<短編作品>
※6作で1プログラム
●『ロープ (アニメ)』(原題:La Femme à cordes)監督:ヴラディミール・マヴニア=コウカ
●『世界中がジュ・テーム』(原題:Tout le monde dit je t’aime)監督:セシル・デュクロック
●『直立不動の男』(原題:Un homme debout)監督:フエッド・マンスール
●『ピアノ調律師』(原題:L’Accordeur)監督:オリヴィエ・トレイナー
●『娼婦になっていたかも』(原題:J’aurais pu être une pute)監督:バヤ・カスミ
●『エリーズ』(原題:La Noyée)監督:マチュー・イポー

※上映作品は変更になる場合もございますので、ご了承下さい。

チケットは、5月26日(木)より、「チケットぴあ」にて発売いたします。

今年のフランス映画祭は6月開催です。

フランス映画祭2011:「有楽町で逢いましょう」という気の利いているようないないようなキャッチコピー
今年のフランス映画祭は3月ではなく6月開催です。
と言っても、横浜に戻ったわけではなく、
6月23日〜26日に有楽町朝日ホールで開催されるそうです。
例年どおりフランスからゲストが来日する予定だそうです。