フランス映画祭2010団長ジェーン・バーキンからごあいさつ

私とフランスのラブストーリーは、映画のおかげで始まりました。ロンドンからやってきたばかりの21歳の私は、ピエール・グランブラのカメラとセルジュ・ゲンズブールのまなざしに出会いました。

フランスは私を迎え入れ、フランス映画界は扉を開いてくれました。今、私自身が正に「映画に国境はない」ということの証になりました。ですので、今年日本で開催されるフランス映画祭の団長の役割も、よろこんで引き受けさせていただきました。

日本の方々に私たちの作品をじっくり見てもらうことを待ち焦がれています。みなさんの感想にとても興味があります。映画界で私が歩んできた歳月は、交流と、反響と、そして情熱によって築きあげられました。

皆様とお会いして、映画への愛を共に分かち合う機会が持てるように願っています。

ジェーン・バーキン

【プロフィール】
モデルを経て65年、『ナック』で映画デビュー。66年の「欲望」で注目を受ける(『ナック』、『欲望』ともにカンヌパルムドール受賞作)。作曲家のジョン・バリーとの離婚後フランスに渡り、『スローガン』で共演したフレンチポップの異端児・故セルジュ・ゲンズブールと結婚。彼とのデュエット曲「ジュテーム・モワ・ノン・プリュ」は、そのエロティシズムで世界の注目をあびる。その後『美しき諍い女』など50本以上の映画作品に出演。一方99年に日本のドラマの主題歌に「無造作紳士」が使用され、歌手としての人気も高まる。次女のシャルロット・ゲンズブール、三女のルー・ドワイヨンも女優として活躍中。
フランス映画祭2010出品作品:『テルマ、ルイーズとシャンタル』(原題)/監督:ブノワ・ペトレ

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