フランス映画祭2011特集:Chantrapas(原題)
『月曜日に乾杯!』『ここに幸あり』の巨匠イオセリアーニ最新作!
“自分自身でいることの困難と喜び”を謳う半自伝的映画。
旧ソ連体制下のグルジア。映画監督のニコラは、検閲や思想統制によって思うように映画作りが出来ないことに耐えかねて自由を求めてフランスへと向かう。
ところがフランスでも、映画に商業性を求めるプロデューサーとの闘いがあったり困難の連続。はたしてニコラは自分自身が本当に望んでいるものを作ることが出来るのか?
アイデンティティーを確立し、“自分自身でいること”の難しさと大切さをイオセリアーニが詩情豊かに描く半自伝的映画。
監督:オタール・イオセリアーニ
出演:ダト・タリエラシュヴィリ、ビュル・オジェ、ピエール・エテ
2010年/フランス=グルジア=ロシア/35mm/カラー/1.85/ドルビーデジタル/126分
配給:ビターズ・エンド
2012年早春、岩波ホールほか全国順次公開
2010年カンヌ国際映画祭特別招待作品
©2010 Pierre Grise Productions