AntenneFrance N.14

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■ ■ ■ A n t e n n e F r a n c e
….une publication d’ICHIBANDORi
vol.14
■ Tu と Vous
一般的にTuはより親密な相手に対して、二人称のvousは初対面だったりある程度距離を置くような時に使うと考えられています。では一体どの辺でその分かれ目が来るのかが問題です。
日本語の場合、ちょっと考えただけでも五つはすぐ頭に浮かぶでしょう、しかしあまり主語を言うことがないために、それ程使い分けに困ることもないかと思います。まさか初対面で「貴様は、、、」と言うわけはないと思います。漢字は感じはよいイメージなんですがね。
取りあえずは相手の社会的地位や年齢などから判断することでしょう。何回かあってくれば、気心も知れてくるしそろそろtuで呼びたくなる、そう言ったときそのタイミングを計るのは、なかなかそのきっかけを取るのは大変だそうです。
こちらがtuで話しかけても、相手がvousで返してくれば、失礼だったのかと感じるし、相手のアプローチに関してなかなかtuに切り替えられない場合もあります。相手が異性でもう少し親密になりたいと考えている場合は、逆にそのことが頭にあってなかなか踏み込めないなんて言うこともあるのですね。
男女の場合にはtuを使ってみせるのは男性の役割とされているらしく、それは相手がそれを拒絶すれば、恥をかくのは男性ですむからと言うことです。もし相手が年上ならば、それはその年上の方き期待されるようです。
フランス語ではtuとvousがあるのですが、英語でもファーストネームやニックネームで呼ぶのがなかなか難しく、もちろん学生同士ではじめから友人として会う場合は別として、きっかけがビジネス関係であれば、ずーとMr.やMsなどを付けて話してしまう事もあります。
フランス語にはMsのような言葉がないために、女性を呼ぶ言い方がもうちょっとやっかいになりま。映画でもマドモワゼルと呼んでマダムですといい返す場面やその逆にマダムと呼んでマドモワゼルですと話す場面がありますね。
フランスで車のCMに、「メルシー、マダム」というと「マドモワゼルよ」と答えるCMがあるというエピソードをあげてくれた方もいますし、映画「ボーマルシェ」でもある女性がボーマルシェに剣を拾ってもらいお礼に「メルシー、マダム」というと「マドモワゼルです」という場面がありました。
これらの場合はその女性が「気がある」と考えて良いのはないかと推測できると思います。一般的に女性の敬称として用いられるようで、明らかに独身でない限りはマダムを使った方が良いでしょうね。マドモワゼルといってマダムですと言われるよりは、マダムといってマドモワゼルと言われる方がゴキブリとカブトムシ位の差がありますね。
話は戻りますが、逆に地位のある人間が親しみやすさの目的でtuと呼んで欲しいと思っている人もいます。1997年の10月頃発行されたEconomistの記事によれば、フランスでは昔からのしきたりで、大統領はvousで呼ぶのが礼儀とされているが、シラク大統領は知人や友人から他国のフランス語を話す大統領などに対してでもtuを使う。そんな彼でも二〇年以上協力関係にあるジュペ元首相似はvousを使うよそよそしさということだ。
その他、イギリスのメージャー前首相にはtuを使っていたのですが、ブレア首相にはvousを使っている。
対照的にミッテラン前大統領は親しい友人以外にvousと呼ぶことはしなかったそうで、ある社会党の政治家がミッテランに「tuと呼びたいが」と問いかけたところ、彼は「あなた(vous)がそう望むなら」と答えたという。
上流階級の人間の中では、仲の良い夫婦の間でもvousと呼び合うこともあり、子供も親に対してvousを使うこともあるのです。その他、正妻にはtuを使い愛人にはvousを使う事もあるといいます。
ウェイターなど社会的な地位の低い階層の人にtuを使うのは非常に悪趣味なことだと考えれており、売春婦は客をtuと呼ぶが客は女性に対してvousと呼ぶらしいです。
■ フランス映画紹介
天使が見た夢
カンヌで主演女優が2人W受賞した作品。監督の知人で作品のインスピレーションを与えた人がいたらしい。よく出来た脚本。
エリック・ゾンカ(監督)
あまり印象がない。結構取っつきにくい顔をしていました。
エロディー・ブシェーズ(女優)
真っ黒な紙、太い眉。フレンチキュート!と言う感じの小柄な女の子。
クラピッシュの「青春シドローム」と「タンゴ」「美しい年」での彼女しか知らないのだけれど、いずれも長い髪で「タンゴ」以外はどちらかというと物静かな、でも真のしっかりした女の子を演じていたが、この作品ではちょっとボーイッシュで髪もショート。
生活力があってでもちょっぴり脆い。確かにはまり役でカンヌで女優賞も頷ける。
ナターシャ・レニエ(女優)
エロディと共にカンヌで女優賞をW受賞した彼女、エロディと対照的に透明な感じの女の子。
恋するシャンソン
クチパク用シャンソンのに凝りすぎて脚本が甘い感じがした。ちょっと出てきたジェーン・バーキンのあまりの老け方に驚愕した。
サビーヌ・アゼマ(女優)
どうしても「田舎の日曜日」とか「百一夜」のイメージがあって小さめのおばさまの感じがあったのだけれど、直接見るとかなりの迫力。
ボリューム・ネックレスが妙に印象的でした。
ランベール・ウィルソン(男優)
この人に関しては個人的に入れ込みが強いのですが、、、昔からのアクの強い役が多かったが、最近はコミカルなものも。この作品もそのジャンル。
バリトンでもいける彼の地声も素敵でした。英語での会話がOKなのでコミュニケーションが持てて嬉しかった。
TOKYO EYES
作品を見るには時間が遅すぎてしまって残念ながら見逃してしまった一本。オール東京ロケで、生活感を出す為主役の武田真治の自宅や自前の衣装を使用したらしい。
ジャン-ピエール・リモザン(監督)
若手を上手に使って才能の開花させるのが上手いとの評判の監督。落ち着いた雰囲気でとても感じの良い人でした。
夢だと言って
クロード・ムーリエラス(監督)
その辺のお兄ちゃんという感じ以外は印象が薄いです。
ヴァンサン・デュネリアーズ(男優)
初出演ながらどうやら「地」で演じて絶賛されたという彼。
のびのび~お育ちましたという感じの好青年でした。
                映画評論家 坂田洋子
■ フレンチポップス
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