AntenneFrance N.145

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                                   n.145
                        A n t e n n e F r a n c e
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                         S O M M A I R E
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         I N T E R N E T
       1◆インターネット後のジャーナリスム
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         L E P E T I T B O U Q U E T
       2◆tabou
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         I N F O R M A T I O N
       i◆AntenneFranceについて
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┃1┃インターネット後のジャーナリスム
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 ジャーナリスムは、デジタルによって変化してきている。ル・モンド、リベラシ
 オン、TF1、Canal + ラジオ・フランス、インターネット版を公開していなければ
 マスメディアとは言えない。リールのジャーナリスム高等学校によれば、
 1999年の末にはフランスのメディアの60%が、ホームページを持ってい
 る。出版社の経営者は、業界の将来はインターネット上の活動にかかっているこ
 とを認めざるを得ない。
 当然、予算が増大し、インターネットに詳しい新しいジャーナリストが、編集に
 受け入れられている。TF1のニュースサイトでは、20人ほどの編集者がいる。こ
 のル・モンド・アンテラクティフに匹敵する数字だ。しかし、インターネット版
 の編集に100人ものジャーナリストが関わっている、ニューヨーク・タイムズ
 のようなところとはほど遠い。インターネットに力を入れる傾向は、さらに広が
 りつつある。
 「インターネットは、若いジャーナリストに活動の場を与える」と、ジャーナリ
 スト養成センター・マルチメディア部担当者は言う。「われわれは、新しい冒
 険、情報処理に関する膨大な分野を開く新しいメディアに直面している。」 
 ジャーナリスト専門学校は、間違ってはいなかった。いまでは、ハイパーテキス
 トの書き方から、ウエブの概念、デジタルカメラの扱い方まで教えて、サイ
 バー・ジャーナリストの養成にあたっている。しかしCFJのパリ校では、インター
 ネットによる授業を開設したが、受講者はあまりいない。54人の学生のうちわ
 ずか7人がこの方法を選んでいる。ESJの60人の新米ジャーナリストの内で、は
 じめての職場としてオンライン出版社を選んだのは、2人にすぎない。
 「養成のレベルから言って、うちの生徒はまだインターネットのメディアに惹か
 れていない。むしろ編集者の秘書、文書管理のほうに関心がある。」と、ESJの校
 長は言う。1999年、出版社のサイトの情報で、ウエブ用にだけつくられた情
 報は、25%にすぎなかった。「マスメディアは、単に内容をインターネットに
 載せているだけ」と、ル・プチ・ブーケの女性編集者はちょっと苛立ち気味。
 ル・プチ・ブーケは、1997年2月からの電子日刊紙だ。
 編集者は、「情報的」というより「伝達的」なインターネット上のサイトに一時
 的状態でコンテンツを補給する。プロのサイバー・ジャーナリストの資格を得る
 のはすごく困難なことだ。1999年、300人のウエブ・ジャーナリストが職
 を求めたが、採用されたのは半数にすぎない。インターネットで仕事をする
 ジャーナリストは、まず自分の力量を証明するものがなくてはならない。今のと
 ころサイバー・ジャーナリストは、全体の0.5%にとどまっている。
 従来の出版からすると、電子出版はいまだに副産物とみなされている。オン・ラ
 インに書くにしても、ジャーナリストは「ペン」をひきずっているのだ。しか
 し、仕事として毎日インターネットを利用するのは当然になっている。ESJによれ
 ば、昨年インターネットを毎日利用するジャーナリストは、42%だったが、い
 までは仕事の中心といっても過言ではないだろう。「インターネットを介したメ
 ディアがジャーナリスムや「著作」を再発見したのではないが、インターネット
 は、ジャーナリスムという仕事を書き換える、多大な原動力となっている。」
 Le Monde 6月21日
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┃2┃tabou
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 映画だけに限ると、同性愛の表現はかなり変化してきている。3年
 前の「Pedale douce(甘いホモ)」の大成功は、少なからず常軌を
 逸した「Cage aux folles(気違い女たちの鳥かご)」を忘れさせ
 てくれた。
 原型的なものが、他のものに置き換えられただけではない。飲んで
 騒いでたむろするゲイが、ねじ曲がった狂気の後を継いだ。精神と
 肉体の親密な襞を追いつめる野心的で商業的ではない映画では、同
 性愛はますます頻繁に現れる地平線、つまり欠くことのできない
 パッセージだ。
 奇妙な逆転。映画は確かに、体にいい解放の反映でもあるが、同時
 に不安定で、しばしば流行に振り回される危険のある命令の言いな
 りになるものだ。大島渚の映画の成功が、このような展望を裏付け
 ている。「tabou」は、待たれていた映画だ。
 曖昧さの暗示(不良)ですでに帝王の、肉体の情熱(官能)をあら
 わすことにたけた作家は、侍の愛をとらえた。10年以上スクリー
 ンから遠ざかっていたが、ある女性のゴリラに対する理解しがたい
 恋愛をあつかった「マックス・モナムール」での復帰は、策略でさ
 えある。
 「tabou」は、新しい「違反」にわれわれを誘う。つまり、戦士の
 世界の同性愛だ。若く怪しい魅力の侍が、仲間に鮮烈な欲望を起こ
 させる。一人だけではない。全くの異性愛者も、彼の両性具有の魅
 力に屈してしまう。
 激しい快楽は、それ以上の不幸となる。なぜなら、果てしない誘惑
 に似て、美少年はその背後に死をばらまいていくからだ。
 「tabou」は、硫黄のにおいだ。しかし、その香りは幾分風に曝さ
 れている。時代の雰囲気は、この「違反」の話を俗化してしまう。
 しかし「犯してはならない」香りもまた、絶えず作品につきまと
 う。
 荒々しい感情が、暗示や証明ではなく、ひたすら表現される。そし
 て、日本の盲目的崇拝の対象(刀、菊、桜)は、彼らの奥深い象徴
 主義を平明にし、見せかけの美しいエグゾティスムになっている。
 若い侍の美しさが欲望をそそるだけにいっそう、倦怠に屈している
 のが悔やまれるが、男たちの世界に混入する死とセックスの強さ
 の、「tabou」のような映画が生まれるのが望まれていた。
 そして不思議な証明に至る。つまり、ゲイは映画の新しいアイコン
 となった。一種の反動として現れたこの現象は、とりたてて心を動
 かすものでもなく、非難されるものでもない。
 以前よりも待遇のよくなった同性愛は、映画に、心理的問題、社会
 的原因、政治的要求を提示するものとなっている。
 大島渚の場合、同性愛は美だ。映画がゲイをやっかいな痙攣から解
 き放すだろうと思うのは、夢のユートピアだろうか?
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