AntenneFrance N.17
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■ ■ ■ A n t e n n e F r a n c e
….une publication d’ICHIBANDORi
vol.17
■ ICHIBANDORiホームページ・アップデイト!!
ICHIBANDORiのホームページの構成が変わりました。
フレンチポップスやフランス映画の紹介を始めビデオクリップや写真集などをい
つでも見れるコーナーをMediathequeとして変わりました。以前のディレクトリ
ーと変更になっていますので、もしここへブックマークを付けていた方はご注意
下さい。
ICHIBANDORiが始まった当時より特集していたメディア関係のリンクですが、最
近はリンクコーナーにまとめられていましたが、日本でタイムリーにフランスの
情報を知ることが出来るというコンセプトで、ストリーミング・ビデオやオーデ
ィオなどを放送するところや毎日発行される新聞のページや直接のリンクを集め
て、Mediaというページが出来ました。フランスで放送されている物がインター
ネットで同時に放送されていて、日本でも視聴出来きます。
AntenneFranceのポストカード・サービスと同時にICHIBANDORiでのグリーティン
グ・カードのコーナーを作りました。ここでは10以上の写真をテーマ別に分けら
れています。
その他デザイン変更などが行われています。
ICHIBANDORi
http://masahiro.org/ICHIBANDORi/
■ AntenneFranceのPDF版登場
メールマガジンとして発行しているAntenneFranceですが、Acrobatで見られるフ
ァイルも同時に制作していくことになりました。
PDF(Adobe Acrobat形式)ファイルではより自由度の高いレイアウトや画像など
も載せることが出来るために、ホームページでは2年度前によく利用していまし
たが、日本語の関係で利用を中断していました。以前よりAntenneFranceで色々
な画像などを載せたいのですがメールということで、省かれていました。
PDFファイルはAdobe(http://www.adobe.com/)のサイトや多くのパソコン雑誌の
付録CD-ROMについてきています。
このPDFファイルは通常のAntenneFranceのメールでは送らないで、皆様が各自ホ
ームページでダウンロードしていただく形となります。基本的な内容は変わらな
い予定です。(PDF版は数日送れてアップされます)
AntenneFrance
http://masahiro.org/ICHIBANDORi/AntenneFrance/
■ フランス人は新しい物好きか?
フランスのイメージといえば、エッフェル塔、凱旋門などどちらかと言えば歴史的
建造物や文化に関する物が多く、ニューヨークのように摩天楼やハイテクといった
イメージを始めにあげる人はいない。
フランス人もルーブル博物館にガラス張りのピラミッドが建てば反対するし、古い
物が良いと言い張る人も多くいる。今ではパリの最も有名と思われる建造物の一つ
で観光名所のエッフェル塔でさえ、当時は大反対であったという。
ルーブル博物館のリニューアル前はほんの数人が訪れていたに過ぎないが、現在で
はイギリスのCDショップのバージンメガストアーなどショッピングも出来るように
なっており、数万人が集まる場所になったということだ。
結局フランスでは、反対しつつも結構好きじゃないかと思う。何か言わなきゃ気が
済まない人たちが、意見を述べるときに賞賛するより批判する方が楽なのかも知れ
ない。
たとえば、あるレストランで食べたときに、おいしいと絶賛するよりも、ちょっと
批判する方が、「通」ぽくなるのかも知れないし、自分の「舌」のレベルが、この
程度かと笑われるのを防ぐ。
カキはフランス人も日本人も好きだが、日本人の好む種類とフランス人の好む種類
とは違う。日本人は若い物が好きで、比較的大きくて、柔らかい。フランス人が好
きな物は年を取っている物で、実が絞まっていて内蔵が小さい。日本の物と比べれ
ば日持ちがするらしい。
日本には旬という物があって、一番始めに食べるとか、新鮮とかそう言う基準は非
常に重要になる。フランスでは古い物が良いものとされる事が多く、ワインなどで
も若いうちに飲んでしまうことが良いことではない。
そうはいっても、一番絞りのCM(チャイムが2度もなって、むかつく方ではない)
で漬け物を食べているシーンがあるが、この漬け物の「ぬか」というのは何年も使
っていくと味が豊かになっていく。おでん屋でも何年もの間、汁をそのまま使って
いるところもある。
逆にフランスでもボジョレーヌーボーのように新しい物を日本の旬のような感覚で
味あう様なことはあるようだ。
日本では一般的に素材などは新しく新鮮な物を追求するが、伝統的な物や時間をか
けて仕込むという事は無いわけではない。フランスでも新しいということで祝うこ
とある。
食べものの場合、日本では新鮮な物が手に入りやすかった。それはほとんどの都市
が海沿いで、主な食料である海産物が新鮮な状態で入手できた。しかも海産物は足
が早いので、新鮮であれば新鮮なほどおいしいことになるかも知れない。
逆にフランスの場合、多くの中心的な都市は内陸部になる。主な食料である肉は、
すぐ食べるものではない。おいしく食べるには、少々熟成した方がおいしい。これ
は肉に含まれる酵素が肉質を柔らかくしたりするそうである。海産物もそのままで
食べられる状態で輸送できないために、保存出来る方法が採られていた。カキもフ
ランスで食べられる年を取った物は2~3日そのままにして置いても食べられるそ
うである。
■第六回フランス映画祭~ヴァンサン・ペーレーズ
今年で6回目を迎えたフランス映画祭。開催地が横浜で近いし言ってみるかぐらい
の気合いだった私を俄然はりきらせたのは、来日ゲスト予定者に記されていたヴァ
ンサン・ペレーズの名前。生ヴァンサンが見たい。その願いが幸運にも叶って、ア
ニエスbで買い物中の彼にばったり出くわした。
店内から出てきた彼に握手を求めたら快く応じてくれた。さらに手持ちでこれしか
なかった申し訳ないほどくちゃくちゃの映画祭のチラシにイヤな顔をせずサインを
くれ、カメラを手にしていた私に彼の方から、写真を撮りたいのと申し出てくれた。
ご丁寧に肩に手を回してくれるほどのファンサービス。ファンを大事にする真摯な
態度にかっこよさもさることながら、人柄のあたたかさを強く感じた。
しかし気になるのは日本での知名度の低さ。本国フランスではアラン・ドロン以来
の二枚目や目で妊娠させる男と謳われ、カトリーヌ・ドヌーヴやイザベル・アジャ
ーニのような大女優の相手役を務めるほどの人気。なのに日本では彼の存在すらあ
まり知られていないという情けなさ。しかも、あー言えば上祐に似ているなんて言
う人もいて、ひっひどすぎる、、、。
それだけ日本でフランス映画自体普及していないと言うことなのか、、、。そこで
声を大にして言いたい。レオナルド・デュカプリオやブラッド・ピットだけにうつ
つを抜かして良いのか日本人。
しかし、こうして密かに楽しんでいられるのも、今回映画祭で上演されたLe Bossu
愛と復讐の騎士が劇場公開されるまでかも知れない。ヴァンサンの剣術の腕前に、
私もヴァンサンに剣で刺されたいなんて言う過激なファンが現れるかも知れないし
、、、。
アメリカ映画や監督など着実に活動の場を拡げているヴァンサン・ペレーズ。今後
の活躍と日本での知名度アップに期待したい。
小沢 真智子
■ヨーロッパのマルティメディア情報を扱うEMEXより新着情報。
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フランス総合情報刊行物(日刊紙・週刊誌)の売上高
(1997年度調査・1996年度との比較)
SJTI (フランスの通信と情報の技術法律センター) によると総合情報刊行物(日
刊紙・週刊誌)の売上高は 107.4億フランだった。(+5.4%)
– 販売の売上高は 61.60億フラン(+4.1%)
– 広告の売上高は 45.80億フラン(+7.2%)
新聞、雑誌の総売上高は 616.80億フランだった。1%増加したが地域日刊紙
(-1.5%)と専門誌(-2.5%)は減少した。
<> est une publication d’ICHIBANDORi, TMF, INA et
Ambassade de France au Japon.
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Europe Multimedia Express
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