AntenneFrance N.187 エコル・ド・パリ展 1 1904-1929 別の役割

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  □エコル・ド・パリ展 1 1904-1929 別の役割
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◆◆エコル・ド・パリ展 1 1904-1929 別の役割
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 パリが、世界の「芸術の都」だった時代、外国の芸術家たちが、自国の貧困から
 逃れて、あるいは、芸術的興奮を求めてパリにやってきた。 誰もがそこで自分
 の芸術を自由に表現しようとした。
 ピカソ、シャガール、モジリアニ、マン・レイ、藤田、ヴァン・ドンジャン、ブ
 ランキュジ、ザキーネ、パッシン、スーチン、ブリュース、キュプカ、モンドリ
 アン、これらの外国人はみんなパリに来た。
 20世紀初頭の30年間のことで、「レザネ・フォル(狂乱の時代)と言われて
 いる。1925年、フィガロ紙の記者アンドレ・ワルノーは、パリを前衛芸術の
 中心にしたこれらの芸術家たちを「エコル・ド・パリ」と呼んだ。
 「エコル・ド・パリ」を一言でいえば、「学派」ではない。比類のない芸術的冒
 険、プリミティビスム、キュビスム、印象派、未来派、抽象派の開幕となったこ
 の大胆な時代を名付けている。現代性の手綱を握るこれらは、いまも人々を魅了
 し続けている。
 この展示は、ピカソがアトリエ、バトー・ラボワール(洗濯船)に住み着いた
 「1904年」から始まる。 ここから、詩人や批評家も交えた芸術家の集まり
 が芽生えた。マックス・ジャコブ、ギヨーム・アポリネール(ポーランド人の母
 とイタリア人の父を持ちローマで生まれた)が、アトリエの仲間だ。
 彼らは、ガートルート・シュタイン(アメリカの作家)の家で昼食を取る。そし
 て、モンマルトルからモンパルナスまで、フランス人や外国人の芸術家たちが、
 カフェのテラスに集まり、パリの人々の生活に、今では神話ともいえるボヘミア
 ン的な様相を吹き込んだ。現代芸術美術館は、「エコル・ド・パリ」として外国
 人芸術家だけを取り上げている。(しかし、この中の何人かは成功し、フランス
 を代表する芸術家になった) 
 もちろん、この6つの学派と、ピカソとその‘アルルカン’の衝突は、芸術家た
 ちがそこに自分を見いだす‘変化’と‘彷徨’の象徴だ。
 第2部「キュビスムとプリミティヴィスム」では、著名な芸術家とあまり知られ
 ていない芸術家が同棲している。ブランキュジとモジリアニの彫刻の脇には、
 ポーランド人デュニコブスキーの力強く表現力に富んだ「息吹」がある。
 「女」の頭のために、アルチペンコはすでに‘回収’と激しくやりあっている。
 ブラジルの画家モンテイロは、1925年に映画に近い視覚の変形によって
 「酔っぱらい」を描いた。
 イタリアのセヴェリーニは、「7月14日の造形のリズム」で、祝典の舞踏会を
 再現しようとした。キュプカは「垂直言語のための練習」をスケッチし、モンド
 リアンは孤独に、1914年の「コンポジション」で幾何学絵画の模索を始め
 た。
 第3部は、芸術家たちがパリに溶け込み、芸術的、文化的な‘根‘にこだわって
 はいないといえども、仕事をする上で、どれほど伝統と現代性がぶつかりあい、
 また豊かにもなったかを表している。シャガールが、その格好の例である。(続
 く)
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