AntenneFrance N.26

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….une publication d’ICHIBANDORi
vol.26
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■ プティ・ブーケより
 何年か前にマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチによって書かれた忘れる
 ことのできない曲「We are the world」以来、人道的な目的で歌われる曲は、成
 功を収めてきた。この小さなフランスでは、エチオピアの飢餓、Les resto du
 Coeur(善意の食堂)は、多くの歌手を集め、その収益金を関連する協会に寄付し
 てきた。今では、11 月 24 日に発売されたアルバム「アンサンブル」を中心にフ
 ランスの一流歌手を動かすのは、エイズである。42 人のアーティスト(たったそ
 れぽっち?)の集団は、このレコードのために偉大な主催者であるパスカル・オ
 ビスポの周りに集結した。
 その収益は、「ともにエイズと戦う」協会に全額送られることになっている。前
 回エイズと戦うために出版された「微笑みと涙の間で」に触発されたオビスポは、
 すぐにプロジェクトを動かす責任者となった。彼はアクセル・ルノワールととも
 に書いた曲を「引出しから」取り出し、どんなアーティストがこの録音に参加で
 きるか知るために、レコード会社にデモテープを送った。そして、彼は自ら歌手
 たちに呼びかけ、少しずつフランスの主要人たちの承諾を取り付けたのだ。何人
 かの歌手は、自分で仲間を集めることもやった。例えばジョニーはエディー・ミ
 ッシェルに話をするように・・・・・・
 このようにして、それぞれの歌手にワンフレーズが割り当てられたシングル「彼
 の生きる理由」(Sa raison d’etre)を録音するメンバーが集まった。42 人のアー
 ティストは、エイズ患者への連帯と献身を呼びかけるために、次々とマイクに向
 かう(クリップでは、電話になっているが)。この有名な曲は、それだけではな
 い。基金を救済するためにこのアルバムを買わなくてはいけないが、ここには、
 パトリック・ブリュエル、マノー、マルク・ラボワーヌ、エティエンヌ・ダオー
 とザジーのデュオ、そしてパスカル・オビスポが書いた5曲など、すべて未発表の
 曲が収められている。
 アルバムのプロモーションのために行われたソワレは、11 月 27 日のテレビ欄を
 独占した。同時に同じ場面を放送しない代わりに、各チャンネルは、その催しに
 割り当てられた番組を順番に放送する取り決めをした。もちろん TF1 は、ゴール
 デンタイムを、Canal+、M6、France2 そして France3 は、それぞれ 19 時から翌
 日の1時の間の時間帯を分け合った。航空・国境警察本部(P.A.F)のスターの登
 場で盛り上がったソワレは、何度か失敗に終わってしまったこれまでのエイズに
 関する活動(Sidaction)でさんざんな目にあい、このごろ鈍くなってしまったガ
 リア人の寛大さを蘇らせたに違いない。肝に銘じておけよ!
                        オンブリーヌ・マルション記
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■ 年末特別企画「フレンチポップス特集」 第4回
◇ Celine Dion / Zora Sourit
 映画タイタニックの成功のおかげで誰でも彼女の声を聞くことになっただろう。
 彼女はカナダのフランス語圏出身せいかフランスとも縁がある。Jean-Jacques
 Goldman にも曲を提供して貰ったこともあり。時々フランス語でも歌を歌う。ま
 あこの曲が Jean-Jacques Goldman 作曲でフランス語で歌っている曲である。彼
 らしい特徴はあまり無い感じがするが、よく効けば彼らしい曲であることが分か
 る。これも彼女の癖のある歌い方のせいだろうか?
◇ iam / L’ecole du micro d’argent
 ただのラップであるが、何となく聞いてしまえる。伴奏がたいそうな物で、これ
 から戦争にでも行くかのよう。
◇ Carole Fredericks & Poetic Lover / personne ne saurait
 Poetic Lover と言うだけの事はある曲。彼らは初めてフランスで売れたブラック
 ミュージックと言うことらしい。こういう感じのブラックコンテンポラリー系の
 バラードは何処でもありそうだが、フランス語で聞けるというのは、嬉しい。フ
 ランス語らしいダサイ発音が無く、きれいな発音が多くなかなか聞ける。
◇ Holden / La machine
 初期的なロック、でも女性のボーカルが、ちょっとめちゃくちゃな感じで未来的
 な雰囲気を出しているが、すごく成功しているとは言い難い。15 年ぐらい前には
 日本にもこういう曲を出すバンドがあった。
◇ Michel Sardou / Tu me reconnaitras
 ミュージカルっぽく歌い上げる感じの曲。曲も歌も良い。どちらかというとイタ
 リアっぽい。
◇ Martine Mai / Donne-moi un peu de ta peur
 少しアメリカンで伸び伸びしたした感じ。曲自体もそう言う感じ。どうしてもフ
 ランス語で曲を聴きたいなら、聴いてみる価値はある。
◇ Theleme / Groove la musique
 イントロから何が始まってしまったの?と言う感じ。コンピューターの音声合成
 ソフトの声で作ったラップ(?)。これがグルーブと言うのかというと全く同意
 できないが、そう言う場所で聴けばそう感じるかも知れない。テクノポップ、
 YMO とか好きだったなら、何とか聴いていられるし、面白い発見をするかも知れ
 ない。
◇ Opelie Winter / Je marche a l’envers
 オフェリー・ウィンターはお薦めなのだが、この曲は別にどうでも良い。僕の中
 では今までサイバー・未来的のような雰囲気があったが、この前に出したシング
 ルのビデオクリップからも分かるように、アコースティック。そのビデオクリッ
 プもキャンプファイヤーみたいだったし、今回も自然の中でワイワイやっている
 感じ。
 元モデルだったという割には馬顔。(だから自然ぽいのか?)
◇ Dave / L’amant d’un seul soir
 クラシックをポップ調に編曲するパターンは良くあるが、これはそのままクラシ
 ックに歌っている。曲はバッハのアリア No.3 で伴奏はストリングス。才能のあ
 るオペラ歌手なのだろうが、個人的に歌い方は好きではない。息継ぎの方法とか、
 もう少し余韻を長くとか思ってしまう。これは彼の表現の方法なのだが、それが
 好きではないのだ。
◇ Princess Erika / Melangeons-nous
 ラテン系というかカリブ系というか、あまり好きではない曲。
◇ Pierpoljak / Je sais pas jouer
 レゲエ。
◇ Jane Birkin / Love slow motion
 日本人はジェーン・バーキン好きだねと言うが、多分ゲンズブールの影響の成果
 と思う。彼女はイギリス人。フランス語でもネチネチ歌う。
◇ Philippe Poirier / Qui donne les coups
 インドの宗教行事か?と思うようなイントロから始まり、男性がフランス語でぼ
 そぼそなんか言い始める。ポエティックなのは良いがこの演奏はちょっとね。ろ
 うそく一本でも灯して聴いて見たいところだ。
◇ Les sages poetes de la rue / On inonde les coups
 ラップなんだけど。後ろのコーラスが「パッパッパッパパパパッパッパー」と言
 うのがミスマッチで面白い。面白ければいいのなら、良いが。基本的に4小節の
 繰り返し系つまらないラップ。
◇ Bill mao et le burning combo / pernons le bon chamin
 レゲイ調の曲。ライブでも行けば盛り上がるかも。
 「FLICKER!」にて、フランスのミュージッククリップに関しての記事を書きまし
 た。もしよろしかったらご覧下さい。
 http://www.axisinc.co.jp/spm_f/SPM.html
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■ ほうっておけないフランス年 特別企画
「物まね大国:日本とフランス」 
  第3回 文化の類似性と力関係(1)
 毎月RFIから届けられるフランスのポップミュージックをこのAntenneFranceの編
 集者で聞く機会があったのだか、その時に一様に聞かれた回答が、欧米のまねと
 言うことであった。この記事上でも再三「・・・のまね?」とか「・・・に似て
 いる」と言う内容を記述しているので、そう言う回答が出て来やすくなるだろう。
 ところで、フランスのオリジナルとか何かと聞かれてどの様な答えが出るだろう
 か?「シャンソン」って言う人もいるかもしれないが、それを求めるのはちょっ
 と違うかも知れない。日本には日本人が喜びそうなフランスっぽい作品が日本国
 内のみを販売対象として制作されている。
 実際のところ、最近10年ほどの主なアーティストの販売実績を取ってみると、フ
 ランスで売れている作品よりも、日本向けの作品の方がよく売れている。日本で
 は知名度のある「クレモンティーヌ」はフランス人で知っている人はいないかも
 知れない。しかもあのような曲を好きという人をなかなか聞かない。
 同様に、日本人が海外で評価されるのも、現在の日本文化を反映しているものと
 言いにくい。坂本龍一がアカデミー賞を取ったのも中国の音楽のようだったし、
 それ以前に世界で流行った YMO も海外の持っている典型的な日本にデフォルメさ
 せてイメージを作り上げていった。
 現在、比較的に受けている日本文化も沖縄の民族音楽っぽいユニットだったりと、
 松田聖子の入る隙間はなさそうだ。
 欧米から見れば日本のポップスは、非常に欧米化していると思うだろう。中には
 本当に三味線とか尺八とかを使うべきだと主張する人もいる。この主張が全くお
 かしな事であると思う日本人は多いだろうが、同様に日本人も海外に対してその
 様な目で見ていることが多い。
 僕らは「フランスっぽい」物を求めているのだから、こう言うのは駄目だ。と言
 う主張はちょっと的がはずれている。しかし日本のアーティストもフランスのア
 ーティストも欧米の作品をまねしようとしていると言うより、影響を受けている
 のは確かだろう。
 これが文化の政治的・経済的な力関係ではないかと思う。政治的に、経済的に強
 いところの文化が影響力を持つと言うことだ。
 日本の文化も東アジア圏では、非常に影響力がある。同様にフランスの文化もフ
 ランス語圏などでそれなりの影響力がある。両者ともそれなりの力がありながら、
 世界的ではないと言うはどういうところに問題があるのだろうか?
 アメリカの番組が世界的に強いのは、多くの人種に対して受けなければ行けない
 為に、世界中でも受けやすい物になったと言われる。もう一つはショウビズの競
 争力が高いためにより洗練されたと言うことである。
 両方とも、間違いではないだろうが、世界的な情報化社会に対応するために、コ
 ミュニケーションの方法として、母国語ではなくて英語に変わったこと、そして
 それらの情報を簡単に入手しやすくなったことが、戦後の圧倒的に裕福なアメリ
 カ文化を後押ししたことではないかと考えられる。
 そんなフランスには、1994 年にフランス語使用法と言う法律も制定された。これ
 はテレビ・ラジオ・広告等で外国語の使用を禁止したのである。その為にアカデ
 ミーフランセーズは 3500 語に及ぶ辞書を作り、違反した物にはかなりの厳罰を
 受けることになった。思い起こされるのは、まるで戦時中の日本のようだ。
 (続く)
 皆さんのご意見や情報を募集しています。
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■ 漢単 N6
 -aine
 約(数字)
   vingtaine(>vingt)約20 約~
 「漢単」は、簡単に単語を漢字と連想して覚えようと言う企画です。
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