AntenneFrance N.45
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vol.45
A n t e n n e F r a n c e
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N O U V E L L E
0◆お知らせ
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S C R E E N K I S S
1◆字幕翻訳家・山崎剛太郎 3
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L E P E T I T B O U Q U E T
2◆エクスタシーから生まれた小説
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L E P E T I T B O U Q U E T
3◆フランス人とストライキ
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L E P E T I T B O U Q U E T
4◆低下するフランス人のマイカー費用
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L E P E T I T B O U Q U E T
5◆フランス人はラジオが好き!
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L E P E T I T B O U Q U E T
6◆あなたはチップを置きますか?
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E V E N T S
7◆フランス関連イベント情報
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I N F O R M A T I O N
8◆AntenneFrance 姉妹サイト
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I N F O R M A T I O N
9◆登録・解除・お問い合わせなどについて
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┃0┃お知らせ
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今回は日本で行われているフランス関係のイベントを紹介するコーナーを設けま
した。
時間があったら行ってみましょう。AntenneFranceとのタイアップも募集中です。
記事で紹介いたします。
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┃1┃字幕翻訳家・山崎剛太郎 3
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※さて、ここで、先生が手掛けられた主な作品を挙げて見ると
「スワンの恋」「大いなる幻影」「さよなら子供たち」「満月の夜」「海辺のポ
ーリーヌ」「抵抗」「バルタザールどこへ行く」「悪霊」等ジャンルも時代も様
々。
逆に今村昌平監督の「楢山節考」「黒い雨」、小栗康平監督の「死の棘」等、日
本の映画を海外用に翻訳されてもいる。海外の映画祭では必ずその国の原語で参
加する事が原則なのでだそうだ。
また、ビデオ収録作品には「溝の中の月」「ダントン」「青い麦」等。テレビの
そばのラックを拝見しただけでも、その他「モンド」「カンフー・マスター」と
いった作品が並んでいた。
レンタルビデオ店に行ったら、ビデオのカバーを注意して見て欲しい。「字幕」
というところに先生のお名前をいくつも発見出来るはずだ。
3)映画周辺:お好きな映画、監督、俳優等について
※こんなに多くの映画を翻訳されているわけだが、先生ご自身がお好きな映画を
お聞きしてみた。
まず、「ゲームの規則」。これは当時東京新聞で『字幕がきびきびしていて良か
った』と批評が載ったそうだ。それから、「スワンの恋」「田舎の日曜日」「プ
ロビデンス」「モリエール」「ピロスマニ」。やはりヨーロッパ映画が中心とは
いえ、今でも1年に約50本は映画を御覧になられる先生、その中には邦画も含
まれている。
ちなみに昨年の東京国際映画祭では「おもちゃ」と「あ、春」などを御覧になら
れている。小栗康平監督作品の「泥の河」などは庶民の描き方などに、フランス
映画に見られるようなセンチメントがあるし、また、大島渚監督の「愛のコリー
ダ」に見られる番傘の見せ方などには日本独特の映像美があり、そういった点で
は非常に感心されたそうだ。
映像美といえば、中でもマルセル・カミュ監督の「黒いオルフェ」はモノクロの
本当に美しい作品で、繰り返し御覧になられたほどお好きだそうだ。白黒の画面
がカラーにはない深みを生み出している。リオのカーニバルにオルフェ伝説を重
ねた1959年の作品で、監督は寡作な人であったが映像とともにその音楽の美
しさはまた秀逸で忘れられない作品だそうだ。
※そのリオにもお仕事でいかれた事があると仰る先生は、実は始めから字幕翻訳
のプロとしてスタートされた訳ではない。ここで少し先生のプロフィールを御
紹介しよう。
大学をご卒業後、10年間外務省に勤務され、その間アメリカ、仏領インドシナ
はじめ、中南米にもいらした。どうも役所に向かない様な気がして?退職後東和
映画社の制作部に籍を置く傍ら、母校、早稲田からの依頼でフランス語の講師、
日仏学院でビデオによるフランス映画史、慶應大学で映画の講議、と先生のお言
葉に拠れば「1月に1度位しか家で食事出来ない程、良く働いたものだ」そうだ。
こうした間には様々な監督や俳優等とも御会いになられている。実は今回のイン
タビューも、1953 年に開催された第1回フランス映画祭で来日したアンドレ・カ
イヤット監督、ジェラール・フィリップ、シモーヌ・シモンの通訳をなさってい
る先生のお写真を拝見しながらはじまったのである。ジェラール・フィリップと
いえば、36歳で惜しくも世を去った、毋たちの代では二枚目の代名詞だ。
このところ彼の特集上映があり、生前の彼を知らない私達でも、その演技の素晴
らしさが堪能出来るようになった。
※そこで、まず、このジェラール・フィリップを手始めに彼に関する先生のお話
と、また御自身がお好きな俳優、監督等について話していただいた。
「昨年11月に彼の娘で女優のアンヌ・マリーさんが来日した際、彼女を囲んで
ジェラール・フィリップ映画祭の主催者で、その映画祭を開きたいばかりに会社
(セテラ)を設立したという山中社長とジェラールのファンクラブの人たちと茶
話会に出席しました。
この時アンヌさんは挨拶の中で『映画は影だ』と言ったので、そのまま訳して『
しまった!』と思いました。彼女のこの言葉は『あくまでパパは舞台人。肉体を
駆使した生の舞台が彼の本領発揮の場なのです。』という意味だった。彼は映画
人である前に舞台人だったから、国民劇場を創設したし、今でも彼の名前の付い
た劇場がフランスのあちこちにあるわけです。
今は彼を知る人も少なくなってきてとても残念だけど、彼はハンサムなだけでな
く演技は本当に巧い。真の意味でのコメディアンです。声も良かった。彼の朗読
した『星の王子様』は美しい声で、レコードは今でも持っていますよ。朗読とい
えば来日した時も舞台でラシーヌの詩を朗読したんです。
彼自身は、対で話してみるととてもきりっとした人柄で、変におもねったところ
がなく素敵でした。この来日時、黒澤監督の『虎の尾を踏む男達』が見たいとい
うので、試写室に同行しました。
日本側から、フランス語が付いていないので所々説明して欲しいといわれたので
すが、ものの5分も訳したところで、彼は『大変申し訳ないですが、訳はもう結
構です』と言い、自分なりに鑑賞したいようでしたね。
彼の作品でジャック・ベッケルの『モンパルナスの灯』はとても好きです。これ
は当初マックス・オフュルスが監督する予定がキャンセルになり、急きょベッケ
ルになったものです。
この作品で感動したのは、主人公のモジリアニが施療院で死ぬと、リノ・バンチ
ュラ演ずる画商モレノが早速モジリアニの家に行って絵を全て買い付ける。この
時、画家の妻にお金を支払おうとすると、彼女が『お金が必要なのではありませ
ん。彼には勇気づけが必要なのです』といって受け取らない。
この台詞が良くて。フランスに行った時モジリアニの住所を探したこともあるけ
れど、わからなかった。」
先生は以前、講談社から「映画よ、夢の貴公子よ、フィリップの回想記」という
本を刊行されていて、今回の娘さんの来日でお手元の2冊のうち1冊をあげてし
まわれたのだそうだ。
父が亡くなったときはほんの子供で、彼の枕元で遊んでいたというアンヌ・マリ
ーさんも、自分より、ある意味では社会人としての父を知っている山崎先生のお
話は嬉しかったに違いない。
彼の朗読で、声について触れていらっしゃるが、やはりこれだけ翻訳をされてい
ると、例えばフィリップ・ノワレなど声で俳優が分かったりするのだそうだ。喋
るアクセント等で文体が決まることも多いので、これはとても大切な要因という。
ジェラール・フィリップを継ぐ俳優は今フランスにいると思いますか?と伺って
みたら「タイプは全然違うけれど、ジェラール・ドパルジューなどはいい線いっ
ているのでは」との事だった。
※しかし、先生にはジェラール・フィリップとは別に大好きな俳優がいる。
「実はルイ・ジューベが大好きでね。この人は真の意味で舞台人だと思います。
あの独特のマスク(御存知の方も多いとは思いますが、目のぐりぐりしたとても
個性的な俳優です)も好きだな。
『女だけの都』や『どん底』の男爵役、印象的な役柄で数多く出演している。
『舞踏会の手帖』では怪しげなナイトクラブのボスを演じた。昔、舞踏会で踊っ
た相手を探しているクリスチーヌが彼を尋ねて来ると、彼女にヴェルレーヌの詩
『感傷的なお喋り』を朗読する。『孤独な凍てつきし庭。ふたつ影通り過ぎぬ。
そなたの唇は凍えて・・・』というと、クリスチーヌがあとを続ける。
そこへ警官が踏み込んできて彼を逮捕する。と、彼は『引かれて行くのはジョー
だよ。クリクリ、ピエールは君に置いていくよ』と言うんだね。彼は本名がピエ
ールなんだけど、ナイトクラブのボスになってからの名前がジョーなのね。素晴
らしい演技だった。」
※今度は、今迄御会いになられた監督の中で印象的な方を伺ってみた。
「パーティで会ったりした事が多いから、そんなに突っ込んだ話は出来ないです
よね。古くは、ルネ・クレマンにもルネ・クレールにも会いましたけど。最近は
アニエス・バルダ。
でも彼女はちょっと怖いね。日仏学院での『百一夜』の上映後、彼女が入って来
たので、皆が拍手したら、『貴方方は映画が終わって拍手しないで、私が入って
来たら拍手した』って怒ってる。
自分の映画に対する拍手は嬉しいけど、これでは映画があまり評価されなかった
と思ったらしい。その後のパーティにも誘われたけど逃げちゃった。あの人の作
品で『歌う女、歌わない女』というのがあって、字幕もつけたけど、KK ベストセ
ラーズに依頼されて夜も寝ないでノベライゼーションしました。原稿 300 枚位だ
ったかな。自分で翻訳した映画を思い出しながら書きましたよ」
先生は翻訳書も手掛けられ、この他にも「ゴダール・シナリオ全集」「昼顔」「
映画のセットの歴史と技術」といった訳書がある。ちなみにゴダールの「勝手に
しやがれ」のテレビ版は先生が字幕をつけられたそうだ。
※映画を通じて知り合った方の中には、あの淀川長治先生もいらした。
ただし、このお二人の出会いはそう楽しいものではなかったらしい。
東和映画にいらした時、チャップリンの版権をここが全て買った。そこで、その
予告編を作製するにあたり、川喜多社長の提案で淀川先生にやって頂いたらどう
かという事になった。
それを受けた、制作部の山崎先生は当時プロデューサーシステム(ひとつの映画
を輸入から日本版制作まで全てひとりに任せる)を採用しており、部下のひとり
にこの件を依頼された。ところが、その部下が相手の意向もお伺いしないような
失礼な電話を、一方的に淀川先生にしたため、「失礼ではないか」という電話が
社長に入った。
そこで先生が謝まられたのがきっかけという。以降は試写室で会うと挨拶したり
の仲になって、それは淀川先生が亡くなるまで続いたそうだ。
鳥野 韻子
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┃2┃エクスタシーから生まれた小説 (N.477)
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「Nouvelles sous ecstasy」de Frederic Beigbeder
フレデリック・ベグベダー(Frederic Beigbeder)著
『エクスタシーから生まれた小説』
「この本の著者は、もうこれをやっていない。そして読者に試してみるようなこ
とも勧めない。この幻覚剤『エクスタシー』は違法であるだけではなく、その影
響の下で書かれたこの短編集が証明するように、脳を蝕んでしまうのである。」
『Nouvelles sous ecstasy』で始まり、『Nouvelles sous ecstasy』で終わるフ
レデリック・ベグベダーの前書きから抜粋されたこの文章は、表面的には問題が
無いように言葉を取り繕ったものと、「青緑色の丸い錠剤」の虜にしてしまうよ
うなゆっくりとした誘惑との間に位置するこの本の曖昧さをうまく要約している。
1991 年から 1999 年の間に書かれた、この不均質な短編集を構成するそれぞれの
短い物語は、ブコブスキーの叙情詩の不健康で度を越した精力も、ミショーの夢
のような物語の巧妙さも、ブレット・イーストン・エリスが書いた都市社会の描
写の創意に富んだ社交界趣味も持ってはいない。
しかし、フレデリック・ベグベダーが自分を位置付けようとしているのは、まさ
に、化学的な影響の下で書かれたものである、この系列なのだ。彼は幾度となく、
見事にその域に到達している。
そして、いぶかしげなエアーターミナルの憂鬱を描いた第一話からすでに、自分
自信が中毒で、その自分の経験を語ろうとする作家の、書いたものによって人を
教育しようとする姿勢を放棄しているのである。(参照:エクスタシーを初めて
口にする時)
彼はそこで、ある文体を見出すのである。それは、麻薬(あるいは書く喜び)に
より、日常生活のささいな出来事を輝かせ、例えばパリのマド、サドの関係を止
められなくなってしまったカップルの陳腐さを一掃してしまうものなのである。
彼らはそうなる前に彼の『皮肉な月』を読むべきだっただろう。
またそれとは逆に、登場人物であるブリリアンがニューヨークでの破滅を引きず
るアルファベットシティのじめじめした朝を描くのは、直感的で霊感を受けたと
も言えるベグベダーなのである。
「踏み出す足の下で、濡れた歩道は、何千と言う流れ星が出現する深い暗闇のよ
うに輝いている。彼は走ってくる汚れた巨大なトラックの前に身を投げ出そうと
するが、躊躇しているのか。彼がそうしないとすれば、それはただ単に、彼が内
側から砕かれてゆくことを望んでいるからなのだ。」
もっと読み進んでみよう。レディ・ディは、娼婦のように化粧をし、スパイスガ
ールズの音楽とパスティス酒で浮かれたドライバーにうんざりしている。彼は、
アルマのトンネルを時速二百キロで突っ走るほうがいいらしい。
ミスター・ポールは、環状道路を猛スピードで走るバイク乗りで、またフレデリ
ック・ベグベダーが描く、幸福と喜びを共有している多くの登場人物のひとりな
のである。後者は、前者よりもまだいい。「彼は、存在する価値を持っているの
だ。」
ガリマール出版社より1999年3月出版。62フラン
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┃3┃フランス人とストライキ (N.478)
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455,100 これは 1997 年にフランスでストライキの決行された延べ日数。労働省
により把握された数字。1995 年の 200 万日という記録に比べると遥かに減って
いる。
大部分のストライキにおいては、一週間以上続行されることはなく、ピケを伴う
ものも全体の 13 %にすぎない。
フランスの組合活動の火は、このように勢いを失いつつあるものの、ストの3分
の1は何らかの組合中央組織によるもの、もう3分の1は CGT によるものるも
の、また1割は CFDT によるものである。
もっともストの多い業種は、以下の通り。銀行、公共マスメディア、交通・輸送
(うち62 %が、RATP もしくは SNCF による)、そして製鉄業である。最後の2
者のスト日数はそれぞれ、53,930 日と 58,210 日に及び、全体数の4分の1を占
めている。
また、スト 10 件のうち7件において、要求項目の部分的もしくは全体的受け入
れに結びつく結果となっている。
【解説】
CGT
労働総同盟(Confederation generale du travail)
CFDT
フランス民主主義労働総同盟
(Confederation francaise democratique du travail)
RATP
パリ交通公団 バスと地下鉄を運営している
(Regie autonome des transports parisiens)
SNCF
国鉄(Societe nationale de chemain de fer francais)
ストでは有名なフランスであるが、経済協力開発機構(OCDE)によれば、フラ
ンスは、組合加入率 も労働損失日数もむしろ少ない部類に属するそうである。
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┃4┃低下するフランス人のマイカー費用 (N.482)
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フランス人が、マイカーにかけている平均金額は1日当たり 106 フラン。これは
4月14日(1999年)、フランス自動車連盟が公表した数字である。
つまり1年間では 38,704 フラン(約 78 万円)となり、1997 年に比べてほぼ5
%の低下である。フランスがマイカーにかける年間経費が 40,000 フランを下回
るのは 1994 年以来はじめてのことである。
この調査によれば、典型的なマイカードライバーは燃費が 100 キロメートル当た
り 7.4 リットル(13.5km/l)の4課税馬力の車を購入し、1年に 14,310 キロメ
ートル走っていることになる。
2人の子供を持つ中間管理職の家庭ではお気に入りの車を買うのに 2.8 ヶ月分の
給料を使っている。これに対して同じように子供が2人の中間管理職のドイツ人の
家庭では 2.2 ヶ月分で満足している・・・
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┃5┃フランス人はラジオが好き! (N.486)
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3時間18分、これはフランス人がラジオを聴いている一日の平均時間である。
バスルームで、キッチンで、職場で、車の中で・・・フランス人口の 83 %以上
が一日に少なくともひとつの放送局は聴いているのだ。
つまり、39,3 百万人が Europe1 のローラン・ジェラの物まねにチャンネルを合
わせて笑ったり(泣いたり)、France-Info の新聞記事の要約紹介番組に耳を傾
けたり、Europe2の70年代の(英米)音楽に乗って拍子を取ったりしていることに
なる。
各放送局の人気度はというと…聴衆率 17,5%を獲得したRTLが 12,3%の France
Inter と 12,2%の NRJ を大きく引き離してヒットチャートのトップを維持して
いる。
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┃6┃あなたはチップを置きますか? (N.487)
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50%というのは誇らしく思える数字であると思うが、フランス人の 50%がレスト
ランやカフェでチップを置いていくということが、 600 人の客を対象に行われた
調査でわかった。
次のことを知れば、愛想のないカフェのギャルソンやウェイターも、にこやかさ
を取り戻すのではないだろうか。と言うのも、チップを合計すると 10 フランか
ら 25 フランと、馬鹿にできない金額なのであるから。
パリっ子は、うすのろもそうでないのも、一般的に地方の人と比べ気前がいい。
ビストロの常連はどうかというと、常連とはいえない人に比べれば、彼らは気お
くれすることなく気楽にビストロを利用しているのである。
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┃6┃フランス関連イベント情報
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フランス関連のイベント情報です。
◇ピカソ展 6月14日まで
東京・上野の森美術館
◇アルレアン美術館展
宇都宮美術館 5月16日まで
横浜そごう美術館 5月28日~6月13日
北海道函館美術館 6月19日~7月18日
◇特別ナポレオン展 8月1日まで
東京・富士美術館
◇パリ市近代美術館展
秋田市千秋美術館 6月13日まで
安田火災美術館 6月19日~9月16日
◇ロダン展 6月20日まで
秋田県立美術館
◇ジョジュジュ・ルーシュ 7月10日まで
メルシャン軽井沢美術館
◇シャガール展 6月17日まで
東京 アニヴェルセール表参道ギャラリー
◇オランジェリー美術館展 6月27日まで
広島県立美術館
◇ジュール・パスキン展
京都・大丸ミュージアム 6月1日まで
徳島市美術博物館 6月5日~7月18日
◇プティ・パレ美術館展 6月13日まで
フジテレビ22階
◇モードの舞台裏展 6月6日まで
東京Bunkamura
◇「あちゃら」7月号 5月29日発売
「AntenneFrance」紹介
◇シルビー・バルタン 6月1日~6日
六本木・スイートバジル 12000円
◇横浜フランス映画祭 6月10日~13日
横浜・パシフィコ横浜
◇Mac専門誌「Mac100%」7月号 6月12日発売
「ICHIBANDORiスクリーンセイバー」収録
タイアップなども募集しています。
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┃8┃AntenneFrance 姉妹サイト
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◆◆◆
◆◆◆ICHIBANDORi
◆◆◆http://www.masahiro.net/ICHIBANDORi/
フランスの音楽や映画などを主に取り扱ったサイトです。
フランスのテレビ局やラジオ局などの協力のおかげで、色々な情報やビデオ
クリップなどを見ることが出来ます。
◆◆◆
◆◆◆L’HEXAGONE フランス情報省
◆◆◆http://www.metamondes.com/HEXAGONE/
フランス旅行中にモバイルでインターネットをする方法、日本で見れるフラ
ンスのテレビの紹介やその受信方法、日本で行われたフランス関係のイベン
トに関してなど色々な情報を扱っています。
フランス関係専門のホームページサーチエンジンも開始いたします。
◆◆◆
◆◆◆フランス・ウェブリング
◆◆◆http://www.metamondes.com/WebRing/
ボタンをクリックすると、フランス関係のホームページがランダムに表示さ
れます。新しいフランスのホームページと出会う為にも、このボタンを見た
らクリックしてみて下さい。
◆◆◆
◆◆◆MelFR@NCE フランス情報メーリングリスト
◆◆◆http://www.masahiro.org/ML/MelFRANCE/
フランスに関係した情報を交換する為のメーリングリストです。質問などマ
ナーやルールを守ってご参加下さい。
◆◆◆
◆◆◆映画専門マガジン ScreenKiss
◆◆◆http://www.ScreenKiss.com/
横浜フランス映画祭で出会った人を中心に AntenneFrance で映画関係の記
事を書いていた人で作るメールマガジンです。
勿論フランス映画はご贔屓です。
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【編集長】 【記事執筆】 【翻訳】
中津川 昌弘 Philippe BERTHET 赤木 信子
石川 祐子 竹田 恭子
【編集】 赤木 信子 松山 弥代
校條 咲 鳥野 韻子 パンペルデュ
金井 千春 中井 秀明
◇◇協力・提携_____________________________◇
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TMF 日仏メディア交流協会
INA フランス国立視聴覚研究所
RFI フランス国営国際放送
Le Petit Bouquet
ScreenKiss
ICHIBANDORi
EMEX (Europe Multimedia Express)
Imagina News
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■ Masahiro NAKATSUGAWA ■
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