カダフィー大佐四面楚歌

日本ではニュージーランドの地震で影に隠れているが、エジプトの革命に続き、リビアの革命でフランスのニュースはもちきりだ。何しろ地中海を挟んで隣国とも言える地域であるし、市民革命の御本家とも言えるフランスにとって話題が尽きない。

カダフィ大佐は日本の含む西側諸国にとっては危険人物ではあるが、国内では支持されていると思われていた。事実上の国家元首だが、名目上直接民主制で、政府も元首も存在しないことになっている。本人は革命指導者で民間人だと言っている。

大佐というのは、彼が尊敬するエジプトのナセル大統領が大佐だったことから、それにならったと言われている。

2008年にスイスで起きた大佐の五男が婦女暴行で逮捕されたが、この報復として、リビア滞在中のスイス人ビジネスマンを逮捕したり、スイス人を含むヨーロッパ人を入国禁止したり、スイス大使館を武装警察により包囲したり、スイス製品を輸入禁止したりとやりたい放題だった。

独裁期間が長いことがこのデモの要因で有るとされている。それに対し、カダフィー大佐は、地震も象徴的な存在で、エリザベス女王は更に長い在位期間であるのに、なぜリビアだけこうなるのか?と演説している。

更にデモ参加者には、中国の天安門を引き合いに出し、反対派を徹底的に弾圧すると言っている。

しかし政権右腕も離反し、軍も離反し始めて、反政府勢力は拡大する一方で、無政府状態になっている。

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