ギリシャはNO、フランスはYES?

アンテンヌフランスでは、随分前からギリシャ危機についてお伝えしてきました。逆にいれば、「危機」だと言って、なかなか破綻も解決もせずに、今までに至っているのです。

ギリシャ財政破綻で広がる懸念http://www.antennefrance.com/?p=1558

ここ最近ではテレビや新聞でもより分かりやすく、色々な角度からCrise Grecqueを報道しています。先日のギリシャの国民投票で、まさかの財税緊縮策に「反対」になったことでEU諸国(ユーロ圏)も荒れています。連日、この問題解決のために、各国の財務担当のみならず首脳が直接会議を開くなど緊急の対応に追われています。

ギリシャの緊縮策反対で完全に信頼を失ったとしているのがドイツを筆頭に、フィンランド、オランダ、スロバキア、スロベニア、エストニア、ラトニア、リトアニア。また、ポルトガル、スペイン、イタリア、アイルランド、ベルギー、オーストリアが中間で今までのことが無駄に終わってしまうのはもったいないと考えているようです。逆に言えば、同じく緊縮策に苦しむポルトガル、スペイン、イタリア、アイルランドは明日は我が身でもあるからです。そして、最後にギリシャ支援に最も前向きなのはフランスで、唯一支援しています。

このフランスの姿勢はドイツに不興です。結局お金を払うのはドイツなのに、お金のないフランスは賛成しているのがおかしいと言うのです。

これらは各国の拠出率で投票権があり、最低でも85%の票が集まらないと決定できません。ドイツ27%、フランス20%、イタリア18%とこれら3カ国が事実上の拒否権があり、同意しないとなりません。

財務相の会議でも結論が出ず、ドイツのメルケル首相、フランスのオランド大統領、ギリシャのチプラス首相などとの開かれているが、ドイツの強硬姿勢が問題となっているようです。しかし、今まで散々救済されてきたにもかかわらず事態は悪化するばかり、ドイツがギリシャのユーロ圏離脱を示唆するのも分かる気がします。

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