ダボス会議、サルコジ大統領の基調講演
カテゴリー: 社会 | 公開日: 2010/2/2
スイスのダボスで世界経済フォーラムが1月下旬に開催された。通称ダボス会議と呼ばれるが、この会議の40年の歴史の中で今回初めてフランスの大統領が基調講演を行った。
サルコジ大統領の講演内容は世界同時不況が、行き過ぎた資本主義の結果であること。また、利益を得るが責任を取らない銀行家や資本家はモラル的に受け入れられないものだ、とい金融エリートを批判する内容となった。
また、オバマ米政権が打ち出した新たな金融規制案に「賛同する」と述べたこともあり、政治家と金融エリートとの対立構造を浮き彫りさせることとなった。