フランスか伝えるサミット
カテゴリー: 社会 | 公開日: 2008/7/14
8年ぶりに開かれた日本が議長国のサミット。今回はアメリカのブッシュ大統領が任期最後の出席であり、ロシアのメドヴェージェフ大統領が初めてと言うことで、有る程度注目されたようだ。
また、潘国連事務総長が温室効果ガスによる地球温暖化、食料問題、原油高騰と地球のトリプル危機と称し去年と比べ問題が急増加しただけあって各国のメディアもさほど期待はせずも、何らかの合意が出来ることを報道したかったようだ。
サルコジ大統領も反日と思われているだけに、今回の一番最後に来て一番早く帰るし、大統領のイメージアップに取り込まれているカルラ・ブルーニ夫人の同伴なしも意図的と思わざる得ない。
サルコジ氏の反日的発言は親日のシラク大統領への反動によるとも言われ、早期の帰国は欧州議長国としての出席が控えていたからではあるが、11日フランスの外務省は世界の経済的、戦略的重心のアジアへの移動が今後さらに強まるとして、アメリカ、ヨーロッパと並んで日本の重要性を強調した。
ユーロが強くなったと言え、スペインでは外貨節約のために、原油輸入を10%削減する事になったと10年以上前にオリンピックを行った国でもこんな感じだし、韓国も1997年以来の通貨危機が再来とも言われているし、アメリカもいよいよ銀行の破綻が始まり始めたと言う。
日本も人のことを言えないが、両国ともうまく舵取りをして欲しいものだ。
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