フランスの刑務所、自殺者増加

フランスの刑務所は先進国の中でも劣悪な環境だと批判されており、ヨーロッパでも囚人の自殺者が最も多い国の一つにあたる。

今年に入ってからの囚人の自殺者は81人にも上ると発表され、この3年間で自殺者は増加傾向にあるという。

自殺者の多い刑務所は、老朽化や収容人数以上を上回る受刑者が収容され過密していることが原因と考えられるが、新しく建てられた近代的な刑務所でも自殺者が出るケースもある。

こういった状況をふまえアリオット・マリー法相は自殺者を減らす対策を講じると発表している。

対策の内容としては看守の育成から、独房の首吊りなどに使用されぬよう切り裂くことのできない衣服の導入など。

フランスでは、看守が労働条件の改善を求めたストライキを起こすなど、刑務所の問題はあとをたたない。刑務所の実態を描いた小説「Le ciel sur la tête」も出版されるなど、とかく世論の注目を集めている問題だ。

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