フランスの次世代原子力発電所はフランス北西部のノルマンディー地方に最大級の原子炉を建設中で、当初は2014年に稼働予定だったが、2度の事故と、福島原発の事故を受け、設計変更と安全検査を行い、2年延期し2016年に稼働することになった。

この原子力発電所は、パリ市の電力をまかなえるほどの発電量で、鉄筋コンクリート製の二重の格納容器はジャンボジェット機が墜落しても絶えられるほどの安全性を持っている。

この設計は、以前にもお伝えしたようにヨーロッパ型加圧型沸水炉(EPR)で、現在4機が建設中である。中国の2機を除き稼働は延期となる模様だ。検討中だったアメリカやイギリスやインドのプロジェクトは延期、イタリアやアブダビは白紙になっている。

特にコストが掛かることが問題になっており、今回の設計変更で27億ユーロ増え、建設費は60億ユーロに膨れあがるとされている。福島の事故を受けさらなる設計変更は考えられるが、内部の排水用や緊急時用のポンプは4倍に増やすことになっている。

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