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ワクチン接種のすすめ

カテゴリー: 社会 | 公開日: 2009/7/17
ヨーロッパでは夏に季節に入ったにもかかわらず、新型インフルエンザの感染者数が増加している。イギリスでは先週、新型インフルエンザによる死者が増え、これまでであわせて29名が死亡したと伝えられている。 スペインでは感染の疑いがあるとして、中国に滞在中のスペイン人グループが隔離されるという事態も発生している。 フランスでは爆発的な感染が懸念される秋口に向けて、ワクチン接種に関する政府の対応が発表された。政府は1億回分のワクチンを発注しており、10月から1月にかけて納品される予定だ。 ワクチンの接種は2回打つ必要がある。1回目と2回目の間に3週間あければよい。接種は義務ではないが、特に、医師や看護師、妊婦や子供(3〜18才)、糖尿病などの持病を持つ人への接種が薦められている。

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