中国工場を閉鎖しフランスへ

ここのところ中国にあった製造工場を閉鎖し、フランスへ戻ってくる企業が出てきている。

中国では人件費が安いことから、経費削減を狙い工場を移転するものの、生産ラインにのせるまでにいたらず、引き払ってしまうのだという。

その原因となるのは、やっぱり人の部分。製造ミスや納期が遅れるなどミスが続くうちに、結局は余計なコストがかかってしまうのだ。船で送られる予定のものがフランスへ届かず、航空便で手配することになった。船で送られてくる納品物が、パッキングが不十分だったために水に浸かって使い物にならなくなってしまった。そんな経営者の嘆きは続く。

2009年は50社が中国からフランスへ戻って工場をやり直したという。

フランスでは機械の導入を進め、人件費を抑えるように工夫。もちろん、それでも新規雇用がいくつか生まれる。

中国への工場移転ラッシュがあった時、こんな人為的ミスに泣くことになるだろうと何となく想像できたのはお隣の国、日本人なら少なからずいたのではないか。中国の目覚しい経済成長は世界経済をリードすることになるかもしれない。とはいえ、高い労働力を提供できるかは定かではないということだろう。

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