便利なパリ、グランパリ計画

フランスでは先日サルコジ大統領によって、パリを改造する都市計画「グランパリ」が発表された。
空港と市内のビジネス街を一本で結ぶ高速鉄道の計画が目玉となっているが、日本でも似たような話があったのが記憶に新しい。

先日、千葉県知事に当選した際、森田県知事が掲げた成田から羽田にかけてのリニアモーターカー構想だ。実現に向けて世論は賛否両論のようだが、日本の玄関口である成田空港が都心にこれだけ遠いのはいかがなものか、とは誰もが一度は思ったことがあるのではないだろうか。ちなみにこのリニア構想は事業費が1〜3兆円ほど。直結できれば13分で成田と羽田を結ぶものだ。

日本がもたもたしている間に、上海では空港からダウンタウンまでの30キロの距離を7分間、最高時速430kmで走るリニアが存在しており、完全に負けている。

都市計画は国の要。サルコジ大統領が先陣切って発表しているあたりその力の入れようが感じられる。

グランパリでは、シャルル・ドゴール空港と市内のビジネス街、オルリー空港を一本で結ぶ予定。科学研究地区やリュックベッソン監督の映画都市地区も結ばれ、迅速かつ大勢の足となるとして期待値は高い。時速130キロで予算は350億ユーロの見込みだ。

さらパリからルアーブル港を一時間で結ぶ交通網も発表されており、港からは欧州北部の主要都市に近づくことが狙いだ。

こうしたパリの都市計画、もちろん巨額の費用が必要とされるもの。財源確保が今後も課題として残りそうだ。2012年からの建築予定で、新しく便利なパリに会えるまではまだまだ遠い先の話となりそうだ。

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