長寿大国は日本?フランス?

世界各国の平均寿命は2008年の国連の調査によると、1位が日本82.7歳、次に香港、スイス、アイスランドが続く。日本人が長寿なのは食生活が良いと言われているが、この順位を見る限り、日本の食生活とは異なる欧州各国が上位にランクインされており、良い食生活とは何なのか疑問に思えてくる。

さて、フランスの81.2歳も6位にランクイン。現在100歳以上の人口が1万5千人にも達する立派な長寿国だ。フランス人が長寿なのはワインをよく飲むおかげという説もあるようだが、ワインを飲む国は他にも沢山あるわけで、この説もあやしいものではある。

長寿の要因は医学の進歩と食事の改善であることは確かだろう。野菜や果物をたくさんとるよう食生活を改善する人が増えているという。

先進国では日本もしかり年金問題が浮上している。少子高齢化が進み、膨らむ年金受給者を国が支えきれなくなるという恐れを抱いている。フランスでは受給開始年齢の引き上げの政府の対策に国民が反発するなど社会問題となっているが、その高齢化具合に50年後のフランスをイメージしてみよう。

まず、近い未来の4年後。60歳以上の人口が20歳以下の人口を上回る。そして50年後、2060年に100歳以上の人口は現在の1万5千人から20万人へ。75歳以上の人口も2倍へ増加する。3人に1人が60歳以上の時代へ突入するわけだ。

長寿の秘訣を探ろうにも、こんなに高齢化が進むとそのうち長寿が有難く思われなくなる日が来るのでは。そんなふうに思えてならない。

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