フランスのCOVIT-19(新型コロナウイルス)関連のニュース3/4
3/4現在、フランスの新型コロナウイルスの感染者数は212人、死者は4人になりました。
4人目の死者はモルビアン県の92歳の男性です。
最も感染者数の多いのはオワーズ県です。
13の地域で感染の広がっています。
特にクレピーエンバロアの病院では高齢の入院患者が多く
7人陽性、患者5名と病院関係者2名
40人に肺炎の兆候が出ているそうです。
木曜までに全員のウイルス検査を行うそうです。
フランスでもマスク不足
フランス政府は防御用のマスクの製造とストックを国が全て確保する行政命令を出しました。
患者と医療関係者を優先して提供するためです。
まずは12万枚程度を確保し薬局などに送られましたが、10箱づつぐらいで、全然足りないと言うことです。
またフランスの開業医は在庫品のマスクは適切なものではないと言う声を上げています。
FFP2というタイプのものが必要ですが、それではないものが提供されているそうです。
病院向けはあるが、開業向けはないというもの問題です。
2011年にFFP2マスクは国のストック分として持たない事を決定したからです。
フランスではスーパーからパスタなどが消える
人は緊急自体になると実用品を買うと落ち着く習性があるようです。
日本では例のごとくトイレットペーパーがなくなります。
衛生意識が高いせいでしょうか?
フランスではパスタ類、お米、魚の缶詰などが、スーパーの棚から消え、
スーパーの売り上げも急増しているそうです。
水や、砂糖なども普段の3倍以上買う人もいるそうで、品不足を引き起こす可能性がありますが、
スーパー側からは備えは十分で特に問題は無いという見解を出しています。
フランスの学校も一斉休校始まる
オワーズ、モルビデン、オートサヴォアなどの県で学校の休校は休校し、
35000人の生徒が授業を受けられない状態になっています。
国民教育省はオンラインによる授業を開始することになりました。
バーチャル授業によって、生徒とコミュケーションを取りながら授業を行うことが出来ます。
モルビオン県とオワーズ県の120校に導入されました。
ウェブやメールで課題を入手して、家の中で課題に取り組んだり、
急遽バーチャル授業のシステムを導入し授業を始めています。