封鎖解除に向けて

ヨーロッパでは新型コロナウイルス感染対策における移動制限など封鎖解除に向けて動き始めました。
これは、感染者数の減少傾向に向かってきたからです。とはいえ、死者数もイギリスで24時間の死者数は412人と未だに高水準です。

フランスは5月11日から学校の再開を火曜日に決定する予定です。
この点は専門家会議とは意見が分かれ、9月とするのが望ましいとしています。
そのため、下記のような条件を定めています。
・教室では生徒と生徒の間は1メートル
・昼食は教室で摂る
・リクリエーション活動は延期
・中学生以上は全員マスクをする
などです。
ドアノブなど子どもの触れる場所を1日に数回消毒するためには、多くの人手が必要で、実際に行うのは難しいと言われています。

現在まで4600万枚のマスクが製造されていますが、6700万人のフランスにたいし国内製造分も輸入も不十分であるとしています。

一方、1ヶ月半封鎖されているイタリアでは、学校は9月に再開と決めています。
3つの色に分けて順次封鎖解除する手順が示されました。

まず緑。これは最も早く封鎖解除される分野で、主に子供向けの店舗。
入店の際にてを消毒して入店でき商品も触ることが出来ます。
40m2の面積の店舗に一度に入れる人数は1人、80m2で2人と店舗の大きさによって一度には入れる人数が設定されました。
また、経済の影響の多きい書店と農業分野もこちらに含まれています。

次にオレンジ。5月4日から、主に大規模な工場で経営と労組の双方が合意したのちに再開できます。
マスク着用と検温が義務化されます。
これにより75%の経済が復活することを目的としています。

最後は赤。最も危険度の高い分野で文化関連のもので、映画や芝居などが含まれます。
フェスティバルなどは当分お預けとなるでしょう。

ドイツでは、感染者と接触したかどうか分かるスマホアプリを導入する事が検討されています。
まずはデータの管理方法に注目されています。
Googleのようなデータ利用業者は個人情報保護の観点から、中央で処理するのでは無く、分散処理を提案しています。
いずれにしろ利用者が多ければ多いほど効果があるためプライバシー対策は重視される事になります。

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