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日本は暖冬、フランスは寒波

カテゴリー: ネイチャー | 公開日: 2009/12/25
今年の日本は比較的温かく、11月までは東京ではどんな服着て良いのか?というくらい暖かい日もあったほどだ。そういえば今年の夏は冷夏といわれあんまり暑くなかった。 「今年のボジョレ・ヌーボーは最高!100年に一度の出来。」なんて言われたが、ちまたでは、毎年最高とか言っていて、嘘くさい。まあ、言ってみれば広告宣伝の美辞麗句だと思っていた人が多いのに驚いた。確かにボジョレ・ヌーボー、いわば収穫祭の色合いが強いので、「今年はあまり良くないできです。」なんて言わないだろうと話す人もいた。 もちろんボジョレ・ヌーボーの生産者や販売者などからすれば、毎年売れないと困るので、日本のようにワインの文化がないところでも間違いなく「最高」で有って欲しいのは当然だろう。 初めのうちは、ここ数年で最高の出来とか、10年に一度の出来と聞いて喜んでいたが、ここ数年、毎年こんなこと言われて一体、100年に一度が毎年続く訳ないと考えるのも当然だ。 消費者は当然それを見抜いていて、本当で最高であるかどうかはさておき、そんな宣伝にだまされたくないし、ボジョレ・ヌーボー人気も下火になって来て、今年は飲まなかった人も多かったのではないかと思う。 しかし、農産物であるワインは自然環境に大きく左右されやすく、100年に一度の出来と言われた2003年をしのぐのではないかというのは、夏の時点で言われていた。それは、2003年にはボルドーワインの特集でワイン農家に取材していたのだが、ワイン農家も水を撒くのにものすごく大変だったというのだ。 2003年の夏は猛暑で次から次へと水をあげないと乾燥してしまい、休む暇もなく水を撒いていたのだが、今年の夏はそれを超えるほどの猛暑だったそうだ。それ故、日光を沢山浴びたブドウから出来たワインの出来は、すばらしいというわけだ。 このとき同様今年のフランスの夏は猛暑で、実際今年のワインは100年に一度といわれた2003年を超える出来となったのは、本当のようだが、逆に心配なのはこの異常気象だろう。科学者は地球温暖化のせいだと言い、地球の温度が上がっているのは二酸化炭素など温室効果ガスのせいだと言い、京都議定書やCOP15のような温室効果ガス削減に向けて国際会議が開かれている。 逆に地球温暖化の考えが間違っているという科学者もいるが、いずれにしても、ヨーロッパは異常気象を身をもって体感しているようだ。やっぱり温暖化というとCOP15のような会議は寒いところより猛暑の時にやった方が参加者ももう少し本気になるのではないかと思う。 さて、フランスのみならずヨーロッパは昨年に引き続き厳しい寒波が続き、百人以上が死亡したり、空港が閉鎖、航空便が運休、高速道路で事故が続出など交通機関に影響が出ている。 とくにフランスが懸念するのは電力消費量の問題だ。日本では電力消費が高いのは夏だが、フランスでは電気暖房を奨励していたこともあって、冬が電力消費のピークを迎える。 フランスの発電は大きく原子力発電に偏っており、総電力の8割近くが原子力に頼っている。これによりフランスは二酸化炭素発生量を低く抑えられているのだが、原子力発電の特徴として、安定した電力供給が挙げられる。安定したというと聞こえが良いが、他の言い方をすると、発電量を自在に可変しにくいという面がある。 原子炉を動かしたら、電力消費の少ない深夜は操業を停止したり、発電量のコントロールが基本的に出来ない。当然ピーク時に合わせて発電量を高めることが出来るが、これではロスが非常に大きくなる。日本では深夜電力が安かったりと需要の少ない時間帯の利用促進を行ったりしている。 フランスの場合国内の発電能力は11万メガワット程度で、昨年の例ではマイナス10度ぐらいになると電力消費量が9万1500メガワットになったというニュースもあり、ピーク時が限界に近づいている。このときに58基の原子炉のうち56基をフル稼働したという。 フランス電力公社(EDF)は、電力急増による大規模な停電を防ぐために200万世帯に対して、一時的な停電を行ったという。200万世帯が大規模じゃないとすると大規模というのは、どのくらいの規模なのだろうか?

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