国連総長、世界は「核兵器消滅」の瀬戸際にあると警告

米国、英国、フランスがロシアに「危険な核のレトリックと行動」を止めるよう促す中、国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、誤解が世界の核破壊を引き起こすと警告しています。

ニューヨークで開かれた核拡散防止条約(NPT)関連会議の冒頭で、グテーレス氏は、世界は今、「冷戦の最盛期以来、見られなかった核の危険性」に直面していると警告した。

ロシアとウクライナの紛争、朝鮮半島や中東での緊張を引き合いに出し、グテーレス氏は「核の含意を持つ」危機がエスカレートすることを懸念している、と述べた。

核兵器の拡散を防ぐために1970年に発効した国際条約であるNPTの第10回再検討会議で、グテレス氏は「今日、人類はたった一つの誤解、一つの誤算で、核の消滅を免れることができる」と述べた。

「私たちはこれまで、非常に幸運だった。しかし、運は戦略ではない。地政学的な緊張が核戦争に発展するのを防ぐ盾にもならない」と付け加え、「核兵器のない世界に向けた新たな道を歩む」よう各国に呼び掛けた。

廃絶が唯一の保証

ニューヨークの国連本部で開かれた同会議は、2020年以降、コビド19の大流行で何度も延期されてきた。8月26日まで開催される。

グテーレス氏は、この会議が条約を「強化するチャンス」であり、「私たちを取り巻く心配な世界に適したものにする」ものであると述べた。

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「核兵器を廃絶することが、核兵器が決して使用されないことを保証する唯一の方法だ」と述べた事務総長は、1945年8月6日の米国による広島への原爆投下記念日に広島を訪れると付け加えた。

「現在、約1万3000発の核兵器が世界中の核兵器庫に保管されている。核拡散のリスクが高まり、エスカレーションを防ぐガードレールが弱まっているときに、このような事態が起きている」と述べた。

 

https://www.rfi.fr/en/international/20220802-un-chief-warns-world-is-on-the-brink-of-nuclear-annihilation

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