オミクロンを背景とした日本の反米主義
日本での新型コロナの症例数は日に日に増えています。1月に入ってから、すでに流行の第6波が発生している。そして、この列島に駐留する5万人の米軍関係者は、熱い視線を浴びている。なぜなら、すべての証拠が、彼らがオミクロンの変種を広めるのに大きな役割を果たしたことを示唆しており、それが住民の怒りを呼んでいるからです。
東京の特派員、ブルーノ・デュバルと。
9月上旬から数ヶ月間、アメリカから日本に帰国するアメリカ人軍人は到着後、検査を受けていない。
日本の法律で定められている14日間の検疫を免除されたケースも多い。公道ではマスクをしない海兵隊員も多かった。
また、クラスターが発見されたばかりの基地では、夜間外出禁止令さえ出ていないところもあった。
「日本に駐留する海兵隊員には、日本にいる権利がある。」
ウイルスを前にしてこの軽さは、首都で出会った日本人を震撼させた。
“マスクなし” “検査なし” “隔離”… なんて不注意なんでしょう。耐えられないわ」とある女性は言う。
「マスクをしていない海兵隊員を街で見かけるようになった去年の秋、政府は黙って見ているのではなく、ペンタゴンに抗議するべきだった」とある男性は言う。
“米兵は我々を守るためにいるのだが、自分たちは何をしてもいいと思っている。悲しいし、怖い」と、別の通行人も言った。
「日本に駐留している海兵隊は、我々の法律に背く権利も含めて、あらゆる権利を有している。変えるべきだと思う」と別の人が言っていた。
すでに2020年7月、海兵隊は批判の的となった
アメリカの軍事スタッフは、これからもっと厳しくすると約束した。
しかし、多くの日本人はそれを疑っている。2020年7月の初め、海兵隊員が独立記念日を祝うためにマスクなしで酒場を巡り、すでに汚染件数を急増させたことを忘れてはいないのだ。
https://www.rfi.fr/fr/asie-pacifique/20220113-japon-vent-d-anti-américanisme-au-japon-sur-fond-d-omicron