グーグルの書籍電子化にパリで損害賠償判決
グーグルが進めていた書籍電子化に、パリの裁判所から待ったの声がかかった。
フランスの大手出版グループ、マルティニエール(Martiniere)などが3年前に起こした訴訟で、同社の著作権物が無許可で電子化されているとしてグーグルに1500万ユーロ(約19億5000万円)の損害賠償を求めていた。
パリの裁判所は、無許諾の書籍電子化の差止めと30万ユーロ(約3900万円)の損害賠償支払いを命ずる判決を下した。
グーグルの書籍電子化が違法と判決されるのはこれが世界で初めてのケースとなる。