フランスが伝えた日本のコロナ対策
ヨーロッパでの感染拡大で外出制限のあるなか、日本の町並みは人であふれかえっています。
今まで一度も大規模な外出制限は行われていませんが、ウイルスの伝播の追跡システムにあります。
フランスでは誰かが感染すると、誰と接触したかを調べますが、日本ではここの感染源の起源を突き止めようとします。
目的はスーパースプレッターの割り出しです。この手法はアジアでは広く用いられており、韓国でもクラスターの特定につながりました。
あるナイトクラブでたった一人の男性が54人もの人に感染させたのです。
現在ウイルス感染の大半がスーパースプレッダーによるものであり、その連鎖を追跡することで、原因を摘み取ることが出来るのです。
フランスも日本も同時期に感染が確認されましたが、対処法の違いから異なる結果が出ています。
フランスの人口は6千7百万人、日本の人口は1億2千6百万人ですが、陽性者数はフランスの1/16でフランスは2百万人、日本は12万人です。死者数はフランスは4万5千人に対し1900人と比べものになりません。
この追跡方法で感染拡大を抑えられるのではないかと考えられています。