フランスでは先週に入り新型インフルエンザ患者が急増している。新型インフルエンザで診察を受ける患者数は全国で73万人にも達し、その前の週の70%以上も増加した。

これにともない、ワクチン接種希望者も急増した。ワクチン接種を開始した当初は閑古鳥のないたような接種センターだったが、いまや100人以上が押しかけ混雑する会場もみられるほどだ。

10歳未満の子供には2回の接種が必要とされ、妊婦や乳幼児には免疫補助剤が使用されていないものが使われるという。この免疫補助剤とはアジュバンドと呼ばれ効力を増すための補助剤として使われる。接種した本人の生殖器や脳になんらかの影響を与えるという説もあるそうだが、確かなことはわかっていないようだ。

ただ、その影響力を懸念して、フランスやスペインでは、この補助剤を使用しないワクチンを妊婦や乳幼児に使用すると決まっている。日本ではこうした配慮が行われているのか、通常のニュースを見聞きするだけでは不明だ。日本でも待ちに待った接種がスタートしたが、免疫補助剤の使用については情報がなかなか簡単に手に入らないのは残念でならない。

関連記事

AntenneFranceの本



YouTubeチャンネル

ピックアップ記事

  1. 次世代原子炉が元凶フランス原子力最大手のアレバが経営難に陥っています。 全世界の従業員の1…
  2. 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため使い捨てのプラスチック製品が脚光を浴びています。プラスチック…
  3. 数年前にフランスのニュース専門局LCIのキャスターMelissa Theuriau(メリッサ・テュリ…
  4. 衣服を購入するとき、「Made in China」が珍しくなくなったのはいつ頃のことだろうか。安価な…
  5. 最近話題の事業仕分けでいよいよ官庁が持っていた利権にメスが入ると巷では評価が高い様だ。一方科学技術分…
  6. 324号の「子だくさんフランス」で、少し紹介したフランスの制度PACS(連体市民協約)ですが、いつも…
  7. 衆議院議員選挙もいよいよ終盤戦。地方分権を叫びながら、地方自治体の政策に反対する選挙演説を聴くたびに…
ページ上部へ戻る