天の川銀河の中心部にある超巨大ブラックホールの写真を初めて公開

おとめ座銀河の上に乗っているブラックホールを初めて撮影した2019年から3年、国際共同研究機関EHTは5月12日(木)に「革命的」と評される結果を発表しました。それは、地球がある天の川銀河に非常に近いブラックホールを撮影したことです。

その名は「いて座A*」といい、天の川の中心に巨大なブラックホールとして存在していることが、国際的な地上望遠鏡ネットワークEHTによって明らかにされました。太陽の400万倍の重さで、直径600万キロメートルのその周りを、私たちの銀河系全体が回っているのです。つまり、私たちが初めて目にする「怪物」です。

ブラックホールは光を出さず、逆に光を飲み込んでしまうので、その周辺を観測し、何も出てこないその境界線(「事象の地平線」と呼ばれる)を見ることができるのは極めて稀なことである。そのため、国際的なEHT(Event Horizon Telescope)ネットワークと呼ばれるようになったのです。

2019年4月、EHTはおとめ座銀河の中心にあるM87*の撮影に成功し、2年間、唯一のブラックホール写真となった。

光り輝く物質の円盤を背景にしたブラックホールの「シルエット」は、我々の銀河系よりもはるかに大きな遠方銀河M87のブラックホールを彷彿とさせる。これは、大きさの全く異なる2つのシステムの中心で、同じ物理メカニズムが働いていることの証明だと科学者たちは考えているのです。

 

https://www.rfi.fr/fr/science/20220512-des-scientifiques-dévoilent-la-première-photo-du-trou-noir-supermassif-au-cœur-de-la-voie-lactée

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