AntenneFrance

フランス映画祭2006:Je ne suis pas là pour être aimé / 愛されるためにここにいる訳じゃない

カテゴリー: アート | 公開日: 2006/2/6
20060202154241_m13.jpg
20060202154241_m13.jpg
Je ne suis pas là pour être aimé 監督:ステファン・ブリゼ(『le Bleu des villes』) 出演:パトリック・シェネ(『読書する女』)、アン・コンシニュイ(『繻子の靴』) コメディ・ドラマ/2004年/93分 2005年下半期に観客を驚かせた熟年男性の恋の物語、本作で主演2人は、セザール賞の最優秀男優賞、女優賞にダブル・ノミネートされている タンゴ教室の扉を開いたその日から人生が再び輝き始める―― セザール賞3部門(主演男優、主演女優、助演男優)ノミネートの注目作!!処女長編の『Le bleu des villes』がミシェル・ドルナノ賞を受賞し、カンヌ映画祭にも出品されたステファン・ブリゼの長編第二作。主演のジャン=クロード役に扮するのは『読書する女』などのパトリック・シェネ。その相手役のフランソワーズを務めるのは『灯台守の恋』のアン・コンシニュイだ。2人はタンゴのステップを学ぶために数ヶ月もの間レッスンに通ったという気合の入りようだ。また、パトリック・シエネ、アン・コンシニュイ、ジャン=クロードの父親を演じた名優ジョルジュ・ウィルソンは、本作でそれぞれ、セザール賞主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞にノミネートされた。監督のブリゼは、リハーサルなしの一発本番で俳優たちのみずみずしく自然な演技を引き出す演出スタイルで評価が高い。2005年サン・セバスチャン映画祭公式出品作品。  50歳になるジャン=クロード・デルサールは、長年アパートの立ち退き勧告業を生業としてきたが、身体はもうぼろぼろ、心まですり減って しまっている。“人生には素晴らしい贈り物が用意されている”などという都合の良い考えはとっくの昔に捨ててしまっていた。タンゴのレッス ン教室の扉を開き、彼女に出会うその日までは――。 人生に疲れ果てた熟年の男性が、一つの出会いを通して失われた情熱をもう一度見出そうとする姿を、繊細かつ情感に溢れる独特のタッチで描き出す。 Staff 監督:ステファン・ブリゼ(『Le Bleu des villes』) 脚本:ステファン・ブリゼ、ジュリエット・セールズ 製作:ミレナ・ポイロ、ジル・サキュト 撮影:クロード・ガルニエ Cast 出演:パトリック・シェネ(『読書する女』)、アン・コンシニュイ(『繻子の靴』)

フランスメディアの関連記事

関連記事

映画『夜明けの祈り』主演女優からのメッセージ
admin

映画『夜明けの祈り』主演女優からのメッセージ

映画『夜明けの祈り』主演女優からのメッセージ https://youtu.be/sxNZc58hbCQ 『夜明けの祈り』 ■配給:ロングライド ■8月5日(土)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開 <STORY> 1945年12月のポーランド。赤十字で医療活動を行う若きフランス人女医マチルドのもとに、悲痛な面持ちで助けを求めるシスターがやってくる。修道院を訪れたマチ...

ミモザの島に消えた母 監督・俳優インタビュー
admin

ミモザの島に消えた母 監督・俳優インタビュー

ミモザの島に消えた母 監督・俳優インタビュー <img src="http://www.antennefrance.com/wp-content/uploads/2016/08/2-BOOMERANG-Main-300x213.jpg" alt="BOOMERANG" width="300" height="213" class="alignleft size-medium wp-image-3...

french

フランス映画祭2010団長ジェーン・バーキンからごあいさつ

フランス映画祭2010団長ジェーン・バーキンからごあいさつ 私とフランスのラブストーリーは、映画のおかげで始まりました。ロンドンからやってきたばかりの21歳の私は、ピエール・グランブラのカメラとセルジュ・ゲンズブールのまなざしに出会いました。 フランスは私を迎え入れ、フランス映画界は扉を開いてくれました。今、私自身が正に「映画に国境はない」ということの証になりました。ですので、今年日本で開...