フランスでは電磁波による健康障害を懸念する人が多く、電磁波にまつわるニュースはこれまでにも何度かお伝えしてきた。最近では、パリで自宅付近に携帯中継アンテナが設置されるのを嫌がって、裁判を起こした夫婦が勝訴したというケースを紹介したばかりだ。

そして、今度は電磁波を懸念するあまりの新しい法案まで通ってしまったというニュース。上院で先日可決されたばかりなのが、幼稚園、小中学校での携帯電話使用を禁止するという法案だ。

携帯電話が健康障害を及ぼすという科学的根拠は今のところないものの、大人より子供の方が脳に電磁波の影響を受けやすいとフランスでは考えられており、予防的措置としてこの法案が通ったようだ。

携帯電話の使用禁止は、これまで学校がそれぞれ校則で定めてきていた。この法案が決まれば、全国の子どもたちが携帯電話の電磁波から守られるようになる。また、授業中にこっそり携帯を使ってメールやゲームをするという子どもたちも減るわけだ。

電磁波障害を心配するのはフランスでは当たり前のことだけあって、親御さんたちもこの法案は歓迎しているという。

携帯中継アンテナ却下にパリで初の勝訴 2009/8/27

電磁波はどのぐらい悪者か 2009/4/29

関連記事

AntenneFranceの本



YouTubeチャンネル

ピックアップ記事

  1. フランスの救助隊120人が救助装備と共に日本に到着し、救助にあたりましたが、あまり満足な活動が出来ず…
  2. 壊滅が予想される自民党と追い風だけどちょっと不安な民主党の選挙戦を巡り、財源問題がよく槍玉に挙がって…
  3. パリ市内の高校で、携帯電話の使用を教師に禁止された生徒が、「先生を変えてほしい」と校長に訴えるほか、…
  4. まぐまぐ!プレミアム:フランスジャーナルよりフランスはカトリックの国のため、日曜日は休息日と…
  5. 今月から半年間EU議長国となり、お祝いにエッフェル塔のスペシャルライトアップがお祝いムードですが、妥…
  6. パリではワインオークションが行われ、最高級のワインの取引が行われた。注目されたのは1788年もののコ…
  7. バカンスと言えばフランス人。フランス人はよく遊び、ほどほどに働くといったイメージを持つ人は多い。その…
ページ上部へ戻る