フランスでは電磁波による健康障害を懸念する人が多く、電磁波にまつわるニュースはこれまでにも何度かお伝えしてきた。最近では、パリで自宅付近に携帯中継アンテナが設置されるのを嫌がって、裁判を起こした夫婦が勝訴したというケースを紹介したばかりだ。

そして、今度は電磁波を懸念するあまりの新しい法案まで通ってしまったというニュース。上院で先日可決されたばかりなのが、幼稚園、小中学校での携帯電話使用を禁止するという法案だ。

携帯電話が健康障害を及ぼすという科学的根拠は今のところないものの、大人より子供の方が脳に電磁波の影響を受けやすいとフランスでは考えられており、予防的措置としてこの法案が通ったようだ。

携帯電話の使用禁止は、これまで学校がそれぞれ校則で定めてきていた。この法案が決まれば、全国の子どもたちが携帯電話の電磁波から守られるようになる。また、授業中にこっそり携帯を使ってメールやゲームをするという子どもたちも減るわけだ。

電磁波障害を心配するのはフランスでは当たり前のことだけあって、親御さんたちもこの法案は歓迎しているという。

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