Paris Blanche
1. パリへようこそ
2. 雑貨とファッション、ゲイの街マレ
3. パリのカフェ
4. みんなでフェット!

パリのクールギャルソン
1. フレッド君 24歳

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パリへようこそ

日本ではすっかりおなじみの街、パリですが、みなさんはどのようなイメージを持っ ているでしょうか。ファッションの中心、パリ・コレ、花の都・・・などなど、なん となく「オシャレ」なイメージがあるのではないでしょうか。

確かにマレやサンジェルマンを歩いていて、昔の名残を残した町並みの中に小さなブ ティックやカフェを発見したりすると「オシャレだなぁ、粋だなぁ」と思ったりしま すが、実際のパリはオシャレなだけではありません。人々は平気でゴミを道に捨てる し、歩道には犬や鳩の落とし物がそこら中にあったり、浮浪者が「お腹すいてます」 と物乞いしていたり。キレイなだけではないのです。

それでも私がパリをやはり「オシャレ」だなと思うのは、人々がある程度「思いのま ま」に生きているということです。自分がこだわっているものを大切にしたり、他人 がどうであろうと自分は自分と思う所、そしてちょっといいかげん。ここではちょっ と位の変わり者では後ろ指をさされるということはありません。そんなパリをやはり 私は「オシャレ」だなと思うのです。

そんなオシャレな街、パリですが、人々のファッションは思ったより華やかではあり ません。どちらかというとモノトーン、無地のものを自分流に着こなしているという 感じです。日本ほどの大きな流行というものはないのですが、今は漢字がちょっとし たブームになっていて、若者は「東京製」「親不孝」などというこちらからするとちょ っと意味不明な言葉の刺繍が入ったパンツ、Tシャツを着ていたり、「友」「親」と いう漢字のタトゥーを入れた人を見かけたりします。洋服や雑貨などのブティックは、 若者向けのお店ならレ・アール、もう少しこだわりのあるお店なら主にマレやサンジェ ルマンに集中しています。

フランスは芸術にはとても寛容な国ですから、ストリートミュージシャンやアーティ ストも至る所にいます。ストリートミュージシャンは主にメトロの駅の構内や電車の なかで演奏していて、ジャンルもクラシックからジャズ、レゲエなどの民族音楽まで さまざま。見ていると人々は実に気前よくチップをあげています。これは日本ではあ まり見られない光景かもしれません。アーティストは自分が描いたパリの街や似顔絵 などを主にセーヌ川沿いやモンマルトルなどの観光地で売ったりしています。

そしてパリで忘れてはならないのがカフェ。ただ単に休んだり、食事したり、待ち合 わせに使ったり、友達とおしゃべりしたり。余程寒くない限りはテラスがオープンに なっていて、そこで街を眺めながらカフェやビールを飲む。これがスタイルです。パ リに住んでいれば必ず2つか3つはお気に入りカフェができてそこに通うようになり ます。ファーストフード店も凄まじい勢いで進出しているけど、ここではまだまだ根 強い人気のカフェです。

パリは色んな顔を持った不思議なそしてとても魅力的な街です。その色々な顔を少し ずつでもこれから紹介していければと思っています。さて、次回はパリで一番おしゃ れな「ファッションと雑貨とゲイの街、マレ」にスポットを当ててみたいと思います。