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みんなでフェット!
今回は「フェット」についての話です。「フェット」とは、誰かの家に集まって開く簡単なパーティのことを言います。
フランスではよく友達同士で集まって気軽に「フェット」をします。日本でいう「飲み会」に当るのかもしれません。
日本だとみんなで集まるのはどこかのお店だったりすることが多いと思いますが、ここフランスでは人の家で、というのがポピュラーです。
パリのアパルトマンは大抵それほど大きくはなく、だいたい20〜30Fの広さに20〜30人くらいは集まりますので、座るスペースも、椅子ももちろん足りないのですが、その時は立ったままということもあります。
その方が動けるし、色々な人と話ができるから返って都合がいいのかもしれません。
内容もそれほどかしこまったものではなく、ホスト/ホステス(主催者、たいていはその家の住人)がいくつかの簡単な料理を作って、それをつまみながら、招待された人たちが持ってきたワインをみんなで飲んだり、おしゃべりしたりして楽しみます。
そこに1人は必ず音楽好きの人がいて、にわかDJと化して、終始CDを選んでかける仕事に従事しています。
よくあるフェットとしては、「お誕生日フェット」。誕生日を迎える、もしくは迎えた主催者が親しい友達を自宅に呼んで、みんなでお祝いします。
宴もたけなわになったところで各々が持ってきたプレゼントをその人に渡し、それをみんなの前で開ける、というのがお約束。その後は、用意したケーキに歳の数だけロウソクをたてて、みんなで「ハッピーバースデイ」の歌(こちらではボナニヴェセール、ですが)を歌いながらロウソクを吹き消します。ここは日本と同じかな?
それ以外にも新居に引っ越した時にする「お引っ越しフェット」、誰かが帰国する時にする「さようならフェット」など、いろいろな口実でフェットを開きます。もちろん、何もなくても「フェットでもしようか」と開くことも多いです。私達がやって好評だったのは、「お好み焼きフェット」。調味料以外はフランスにある材料でできるし、作り方も簡単だし、何と言ってもお好み焼きがフランス人、外国人に大人気なのです。よく「どうやって作るの?」と聞かれるので、その時はレシピを教えてあげます。
そこから話が広がっていって、日本とフランスの文化の違い、なんていうテーマになって、つたないフランス語を必死に使いながら話したこともありました。
今考えているのは「そうめんフェット」。日本酒をひっかけながらそうめんをつまむ、なんてなかなかクールじゃありませんか?
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