AntenneFrance N.168

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                                   n.168
                        A n t e n n e F r a n c e
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                         S O M M A I R E
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         L E P E T I T B O U Q U E T
       1◆Le casque et la plume
        _____________________________
         I N F O R M A T I O N
       i◆AntenneFranceについて
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┏━┓                    L E P E T I T B O U Q U E T
┃1┃Le casque et la plume
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☆ロック
Phoenixの「United」(Source)
 いま熱いのはPhoenixだそうだ。konoヴェルサイユの4人は、Daft Punk やAir
 (Phoenixはバックバンドをしていた)と並んでフレンチ・タッチ・ロックの先端
 を行くバンドらしい。しかし実際は、Phoenixは、重々しさと思い上がりでクリ
 シェ(紋切り型)を弄し、Jeff BuckleyよりもOasisを真似るほうが簡単だと証明
 している。
Tangerの 「Le detroit」 (Mercury)
 ドラクロアとマチスに捧げられたTangerは、非常に個人的で独創的な世界だ。
 1999年、「Villa Medicis hors les mur」という番組でニューミュージック
 のジャンルで賞をもらい、2ヶ月、名前の由来のタンジール(モロッコの港町)
 に滞在し、「民族ロック」調の2枚目のアルバムをつくった。Jeff Buckleyと仕
 事をしたGray Lucasや, Television のドラマー、Billy Ficca、とりわけモロッ
 コの素晴らしいグループDar Ghhawa が参加したこのアルバムは「出会い」でもあ
 る。しかし、意欲的で成功したアルバムはたぶん、アルチュール・ランボーには
 気に入られないだろう。
 ポスト・ロックを聞くなら、Ulan Batorの「 Ego; echo 」、 Heliogabaleの
 「Mobil home」の二枚だ。両者とも、際だって個性的である。
☆エレクトロ
 Dj Cam の「The Loa Project 」(Columbia /Sony)今回もDj Camは、マーケッ
 ティングが「主人」の現代では、ミュージシアンDJとして通用すれば充分だと
 言っている。無料のテープ、気取っていて、とりわけ金儲け主義。
Roby Steinerの「 Lo-Fi Nu Jazz Volume-2」( Platinium)
 フレデリック・ランディエは、なにか新しさを求めるミキッシングの賭に「偶
 然」勝ち、しかもそれは驚くことに成功したと言える。ダビング、ブレイクビッ
 ト、フォックス・トロット(!)スウイングとニュー・ウエイブの混合は、荒っ
 ぽいようだが、消化しにくくなるかわりに、すんなりはいってくる。気取りはな
 く、とりわけ前出のDJのようなずるさからはほど遠い。Rubyによれば、エレクト
 ロニック・ミュージックと子供のころの「レゴ」に似ているという。謙虚さがい
 いのだろう。
 Dimitri from Paris の最新作、「A night at the playboy mansion」を必ず耳に
 するでしょう。雑誌プレイ・ボーイから依頼されたこのアルバムは、大人のため
 のディズニー・ランドを思わせる。なんとなくエレクトロ好きのためには、ナン
 トのラベル「Prikosnoverie」が出した、2つの過激なニューアルバム、Norscqの
 「Lavatronic」、 Nimetic Muteの 「 Negative」がある。この実験的な二つの作
 品は、音を加工し、そのあり方を追求している。
☆レゲー
Chetの 「L’inebranlable 」(Ploydor)
 レゲーの波はいまだフランスを去っていない。(Kana,Sinsemilia,Tryo…) この
 音楽はシャンソンにも入り込んできている。たとえば、Chetの最初のアルバム
 は、シャンソンを怪しげな外国のリズムと結婚させた。繰り返されるテーマ(愛
 とセックスのほかになにかあるのかな?)の掘り出された歌詞をジャマイカのリ
 ズムにのせる。Chetは、ディスクを出したばかりのデュオ、Djinと一緒に二つの
 異なるジャンルの音楽を融合させることに成功した。(このアルバムには、Les
 janonaisという曲があります)
Flamengoの「Vibes a Paris 」(Wagram)
 Stell PulseやBob Marley を大家と仰ぐレゲー好きなら、ニュー・カレドニアの
 グループFlamengoのディスクに飛びつくだろう。リーダーのFabriceは、ニュー・
 カレドニアのスターで島の音楽家に貢献している。このグループのドラマーと
 ベーシストは素晴らしい。彼らはU-Royのリズム・セクションを構成している。こ
 れですべてが言えてるではないか!
 もう一つ、アフリカ・キューバ音楽に傾倒しているPupa Ricoが4年ぶりにRico’
 thentikとともに戻ってきたことにも注目しておこう。
☆ラップ
Assassinの「 Touche d’espoir」 Delabel
 フランスのラップの中でももっとも独立しているグループが帰ってきた。15年
 近く活動しているこのグループは、戦闘的行動と同じように創造的歩みにおいて
 もっとも誠実な一つだ。新しいディスクは、いつものように成功のうちだ。テキ
 ストはただ読まれるだけでなく、充分に楽しめる戦いのレトリックを呈している
 からだ。「Touche d’espoir」でAssassinは今回も、譲歩も退廃もなく、認識を
 明らかにし、ニューヨーカーhip-hopにまさっていることを示した。自由を賞賛
 し、不正に戦いを挑む一枚、情報と文化に対抗する企てだ。
Javaの「Hawai」(Small)
 Javaは多くの理由で今もっとも語らなければならない若いデュオだ。第一に、何
 でもない感じで、ラップに留まらずシャンソンを蘇らせたからだ。第二に、なぜ
 かネガティフになっていた楽器、アコーディオンをはやらせからだ。Erwanは、入
 り組んだ話の歌詞と曲を、天性から意表を突く容易さで扱う。 Fixitといえば、
 子供のころからやっているアコーディンの腕前はたいしたもので、すでに
 Sinclair M,Lio や、Fela Kuti の ドラマーTony Allenとも競演している。Java
 の最初のアルバムを聞けば、踊りたい欲求と同じくらい驚くでしょう。
☆シャンソン
 「恐竜」の分類にはいるEtienne Daho の「Corp et ame」 (Virgin) 、Francoise
 Hardyの「Clair bscure」(同)は、郷愁とロマンティシズムを誘う。サンジェルマ
 ン・デ・プレにトリップするなら、Anna Karinaと Philippe Katerine のデュオ
 の、感覚とニュアンスに溢れた一枚「Une histoire d’amour」(Universal)が
 ある。「 Les embellies」(Warner)をリリースしたFranck Monnetは、Brassens
 や Arthur Hの系統を継ぐ注目の若手歌手だ。
 Yann Savel の二枚目のアルバム「Notes Personne」(Midix)は、親しみやすい
 歌詞で独創性を確立している。Dit Terzi(Boucherie production)は新しいトリ
 オで、リーダーのClaire Touziがギターとボーカルをしている。Natacha Atlasに
 似ている美しい彼女は、trip-hopのような雰囲気ですべての作品に際だってい
 る。むき出しのテキストは、失望をうたう。
 Fabulous Troubadorと Massilis Sound systemの中間といった感じで、オック語
 で歌う新しい独創的グループ、Dupinがある。「L’usina」(Virgin)は、
 1860から1920の労働者階級の闘争である。
☆ジャズ
Julien Loureauの「Gamebit」 (Warner Jazz)
 グループ・ファンク・ジャズの最先端、Maceo Parkerの愛弟子、Julien Loureau
 は、初めからすぐれたものの恩恵に浴していると言える。
 残念ながら、今度のディスクは、あまりに魅力的であろうとしたため、ちょっと
 失望させる。理由は簡単だ。ジュリアンは、自分の「ファンク」をあまりに現代
 化しようとしたため、あまりにサイバーでテクノになってしまったのだ。「ファ
 ンク」が力とリズムを失っていないものもあるが、エレクトロへの逃避は説得力
 に欠け、東洋の影響もいまいち消化されていない。
 ジャズとトリップ・オップの融合が好きな人にはサヴォアのトランペット奏者の
 アルバム、「Bending New Corner」に興味がわくでしょう。Erik Truffazは、
 Julien Loureauと同じ考え方でも、その辺のあたりをうまく切り抜けている。
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