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AntenneFrance n.440 日曜日も働きたい?!

カテゴリー: ニュースレター | 公開日: 2009/5/27
┼                                   ┼ A__n__t__e__n__n__e____F__r__a__n__c__e______________ISSN_1881-2597_n.440   S O M M A I R E  2009/5/27   □日曜日も働きたい?! ___________________________________________ ◆◆F r a n c e J o u r n a l ◆◆日曜日も働きたい?!   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  フランスはカトリックの国のため、日曜日は休息日としてとらえられてい  る。そのため、日曜日になると商店の営業は認められておらず、一部業種を  除く大半の小売店は日曜営業を行っていない。これは1906年に制定された  法律に基づいたものだ。    ところが、この日曜営業の拡大についてこれまで何度か論争となっており、  今回日曜営業の是非をめぐって国民議会において4度目の審議が行われよう  としている。前回の法案は昨年の秋頃行われ却下されたという経緯がある  が、新しい法案も大筋は変わっていない。    今回新しく出された法案では、これまでと同様、商店は年に5回まで日曜営  業できるが、一部地域では一年中できるものとされている。一部地域という  のはイルドフランスやグランドカンパーニュなどで、全国的に日曜営業を一  般化するわけではない。    また、日曜の賃金は二倍、勤務は任意とされ、代休をとることも義務づけら  れるなど、労働者を保護する視点が盛り込まれているが、組合は依然として  反対の姿勢を崩していない。    これまでも、サルコジ大統領は商店の日曜営業のみならず日曜労働の拡大に  積極的だ。昨年の秋には世界不況の影響による雇用対策として新しい法案を  打ち出したが、その中にも日曜労働の解禁が組み込まれていた。    国民の声としては、フランス人の3分の2が日曜営業を望んでいるという世  論調査も出ている。平日は働き、土日にゆっくり買い物に出かけたいという  消費者は多く、また賃金の高い日曜日こそ働きたいという声もある。    労働基準法には「週6日以上は働かず休日は日曜日」と明記されているが、  ホテルやレストラン、美術館・劇場、食品店などは営業が行える。不景気だ  からこそ売上につなげたいと考える小売店も多いし、消費者のライフスタイ  ルの変化もあり、日曜営業および労働を頑なに拒み続けるのは時代にそぐわ  ないものとなってきているのかもしれない。 フランスジャーナル 最近の記事  ★レストランへの消費税軽減決まる  ★新型インフルエンザ、各国の対応に温度差あり  ★便利なパリ、グランパリ計画  ★相次ぐ社長の監禁事件 毎週フランスの気になるニュースを忙しい人のために簡潔にお届けします。 ◆◆フランス語脳を作り上げるエクタリウムシリーズから ◆◆「環境」をテーマにしたスペシャル版が登場!!   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 専門用語を身に付ければ会話に自信がもてること間違いなし ●こんな方にぴったりです ▼仕事・留学など目的意識の明確な方  エクタリウムシリーズが選ばれる理由は、何と言ってもその学習方法にあり  ます。短い文章を繰り返し聞き、論理的に長い文章を理解できるよう脳の仕  組みを構築していくのです。論理的な思考能力を鍛えておけば、仕事や留学  などの場でも役に立つこと間違いなしです。 ▼環境問題に興味のある方  環境について関心を持つことは今や国際人としての常識となっています。エ  クタリウム・エコではフランス語で環境問題について知識を身に付けること  ができるので、国際人のあなたにとって最適の学習ツールでしょう。 <こんな事実をご存知ですか?>  ・西洋人の観光客が地中海沿岸の国にすれば、希少な水資源が何リットルも   消費されること  ・人類の四分の一が消費者階級に属していること  ・米国においては自家用車の台数の方が、免許所持者よりも多いこと (エクタリウム・エコより文章を抜粋。フランス語訳も掲載されています。) ▼会話に自信を持ちたい方  最初は環境にまつわる専門用語が難しく感じるかもしれません。ですが、一  つの分野に絞ってボキャブラリーが増えることで、「環境」については自信  をもって語れるようになります。何となく日常会話ならOK、何となく  ニュースが聞き取れるレベルから「環境については話せるし、聞き取れる」  となることで、会話にぐーんと自信が出て、あらゆる分野を語るステップ  アップにつながるのです。  フランスメディアショップ  http://www.france.tc/  新しいシステムが稼働しました。試験運転中に付きバーゲン中!  http://www.france.gr.jp/  http://www.chouette.de/ ◇◇著作権について___________________________◇ ◇   全ての記事はAntenneFranceのオリジナルもしくは提携した機関より提供して   掲載しています。掲載された記事はいかなる形式であれ許可なく転載は禁じ   られています。   ISSN:1881-2597   発行:AntenneFrance(アンテンヌフランス|東京都港区)   ■1997-2009 AntenneFrance, All Rights Reserved. ◇◇France Journal___________________________◇ ◇    まぐまぐプレミアムでは毎週フランス最新情報を配信中!   今!パリで話題のスポットやフランス人が話題にする社会ネタなどをリアル   タイムに伝えます。 ◇◇フランス関連サイト_________________________◇ ◇  □フランスメディアショップ    フランスDVDマガジン「LaFrance.TV」、革新的フランス語教材「早聞き時    事フランス語」「Ecoutarium」「CleClaire」の販売  □Paris.CD    フレンチポップスの情報サイトへリニューアル中    バイオグラフィー翻訳プロジェクト翻訳ボランティアも募集中! ◇◇アンテンヌフランスについて_____________________◇ ◇   まぐまぐ認定「殿堂入りメルマガ」「草分けメルマガ【地域の情報】」のメー   ルマガジンAntenneFranceは1994年からホームページ・メールマガジンでフラ   ンスの情報を提供してきました。現在はNPO法人となり様々なフランスの情報   を発信しています。   記事に関して      ホームページ      ホームページでは過去の記事を閲覧・検索できます。 ◇◇協賛・提携募集___________________________◇ ◇   アンテンヌフランスの活動は会員の会費や寄付金などで運営されております。   フランス・コミュニティーをサポートしていただける企業・お店を募集して   います。 ◇◇メールアドレス変更・解除______________________◇ ◇   このメールマガジンは、いくつかの方式で発行されています。   まぐまぐ      Melma        BIGLOBE       ※当方の手作業による変更、中止は行っておりません。   ※配信先の変更は、現在の配信を中止後、上記にてお申し込みください。 ┼                                   ┼ _____________________________________________________________F____I____N__ ___________________________________A__n__t__e__n__n__e____F__r__a__n__c__e http://www.AntenneFrance.com/