Bonjour France 2015

2015年5月16日〜26日の期間、伊勢丹新宿にてフランス製品の販売イベント「フランス ウィーク」(20〜26日)を中心としたボンジュール フランス[Bonjour France]が行われます。

ボンジュールフランスとは

bonjourFranceボンジュール フランスは、フランス商工会議所が主体となっています。文化、商業、経済、娯楽、スポーツなど様々なイベントを都内各所で開催するそうですが、個別に行われているイベントを一元化してブランドイメージを統一していると思われます。

フランス政府は、近年様々な期間のリコンストラクションを行っているように見えます。たとえば、日仏学院とフランス大使館文化部の合併が上げられるでしょう。それぞれ個別に開催しているイベントや計画などを合同で行うことで、より大きな予算、注目度を高める効果を狙っていると思います。

以前のイベントとの比較

昨年もフランス映画祭を中心に日仏文化協力90周年記念など、新たな大型キャンペーンを立ち上げましたが、従来から行われているイベントをパッケージ化したという形でした。従来からフランスに興味のある人には目新しく写らず、新しい発見はあまり無かったのだと思います。これは、そもそも発信源がほぼ同一でこれらの情報に元々触れやすい人々へのアピールだったからだと思います。

また、統一したキャンペーンロゴもさほど使われず、イベント側からも「協賛」「後援」程度の扱いに過ぎなかったように感じます。それもそのはずで、20年も行われている「フランス映画祭」を別の名称の映画イベントにすることは出来るわけがありません。

BonjourFrance-img
ではボンジュール フランスはどうでしょうか?伊勢丹のフランス製品販売イベントは例年「フランス ウィーク」として行われていますが、こちらも「フランス ウィーク」として開催するようです。「フランス ウィーク」という名称のイベントは阪急でも行われていたりと、色々なデパートで色々な時期に行われています。

ブランドイメージは浸透するか?

どうもブランドイメージ統一には力が弱い感じがして仕方がありません。
しかし、商工会議所は文化系と違ってビジネスを分かっていると思わせます。
デパートのバイヤーは日夜新ブランドの開拓に大変な苦労をしていると聞きますが、伊勢丹新宿の「フランス ウィーク」は、商工会議所の全面協力による日本にまだ紹介されていない会社の製品がとても多く出店されるそうです。商工会議所は会員企業で成り立っているので、まずは会員企業優先の出店が行われるのではないかと感じていたのですが、全くそれはないとのことです。

期間中のイベント

5月24日は神楽坂トレジャーハントが行われます。フランスの通信企業Orangeが開発したアプリをスマートフォンにインストールし、都内で謎解き、フランス文化を親しめるそうです。
日仏学院でもイベントがあり、六本木森美術館では展覧会、東京芸術劇場ではジョゼ モンタルヴォ作品「Asa nisi masa」上演などが、現時点で決まっている文化系のイベントです。

美食イベントもファッションイベントあります。一般的な日本人には、こちらの方が興味深いはずだと思います。
しかし、現時点で具体的なことはとても限られた情報のみです。

グルメイベント

ボルディエ(Beurre Bordier)のバター、ジャン・キルシャー(Jean Kircher)のパン、シャトー・ドゥ・リヨンヌ(Chateau de Lionne)のワイン、アール・ドゥ・リス(Art de Lys)のタピスリーといったフランスウィークの参加メーカーとして上げられています。

クラブミシュランとぐるなびのコラボレーション、ボルドーワインパーティー(5月22日、六本木)なども予定されています。

ワイン、チーズのような農産物に関しては、なかなか物量を安定して供給することが難しいのではないかと考えています。つまり、美味しいワインを見つけたとしても、また、同じワインを買えるとは限りません。大量生産しているようなワインならば、年中スーパーでも販売されているでしょう。しかし、これでは単なる販促キャンペーンでしかありません。

チーズもしかりで、大量生産品の販促イベントにならずに、デパートの北海道展のように、なかなか買えない本場の物を近場で買えるという感じで、住宅地に近いエリア、渋谷、新宿、池袋などで定期的に開催され、本物のフランスの愛が流通するのが定着すると良いと思っています。

伊勢丹新宿のフランスウィーク

ボンジュールフランスは、やはりメインイベントは伊勢丹のフランスウィークであることは間違いなさそうです。
青山や銀座の様なフランスのイメージと繋がる土地で行わないのかという意見も出ましたが、伊勢丹が青山や銀座にありませんから、どうすることも出来ないのでは?と思います。新宿3丁目の集客力、そして伊勢丹新宿の持っている先端的なイメージもあり、とても期待できそうです。

ファッション関係はどうしても一過性の流行に終わってしまう傾向にあるようで、やはり常に新しい物が入れ替わりになる方が活性化するのでは無いかと思います。個人向けの見本市のような感じで、一点物を買うような感じで軌道に乗ると良いと思います。ファッション誌の安易な「流行っている、おすすめブランド」みたいな感じで適当に取り上げられて、ほんのちょっと盛り上がっておしまいというのは悲しすぎます。

長期的なビジョンで、末永く続くイベントであって欲しいと思います。
既存イベントの集合体のラベルというより、Bonjour Franceとしてのイベントが多数で行われるというのが良いかと感じます。たとえば、2013年までのフランス政府、フランス食品振興会(Sopexa)が主導する「アペリティフの日」などは、全国各地に波及し良かったと思います。ただ、2014年より少々コンセプトがぼやけてしまった気がします。

日本では、うまく行っているようでしたが、どうも本国フランスやその他の国では盛り上がらなかったことが原因ではないかと感じています。

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