フランスのエジプトのデモ報道

ムバラク大統領退陣のデモはテレビや新聞でも報道されている通りだが、日本のテレビとフランスのテレビでは映像に大きな違いがある。

日本のテレビでは安全な郊外の屋上からデモのあたりを撮影して、記者のコメントを流すだけの局が多いが、フランスでは町並みの映像、人々へのインタビュー、軍人へのインタビューなどが映像で流れている。

もちろん日本のテレビでも、これらの情報は記者の話として想像できる話だが、この話も外国のメディアの取材から得た物ではないかと勘ぐってしまう。

フランスのニュースの映像を見ると、国民は軍を信頼しきっており、軍は国民のもので、軍がムバラク大統領を追放するだろうと考えている人も多い。インタビューに答えた私服の軍人(IDを見せて証明していた)は、反ムバラク派のようで、いずれ軍はムバラク大統領に退陣を迫るだろうと考えていた。軍が銃撃戦を行った場合でも、嫌われている警察との銃撃戦だというくらいだ。

軍がなぜ国民から愛されているからと言うと、イスラエルと4回も戦っているからと言うのが理由だ。しかし確かに同じ軍ではあるが、この当時の人間は現在在籍していないだろうし、居たとしても現在出動している人たちではないはずだ。

軍は国民には銃口を向けないとしているが、実際市街では、多少の被害者が出ているようだ。デモが行われている広場への立ち入りは制限されていて、デモの用意した食料や衣料品なども底をつき始め、デモが収束してしまうだろうという観測も見え始めている。

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