強制送還に非難の声集まる

フランスでは不法移民の数が増加傾向にあり、移民規制の政策が強化されている。先日も移民に対するDNA鑑定実施の是非に関するニュースを取り上げたばかりだ。http://www.antennefrance.com/humains/%E7%A7%BB%E6%B0%91%E3%81%AEdna%E9%91%91%E5%AE%9A%E3%81%AB%E8%B6%B3%E8%B8%8F%E3%81%BF%E7%8A%B6%E6%85%8B/

またジャングルと呼ばれる移民キャンプを9月に強制撤去したニュースはヨーロッパ中の注目を集めた。http://www.antennefrance.com/humains/%E7%A7%BB%E6%B0%91%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E6%92%A4%E5%8E%BB/

そんな中、今回はアフガニスタン人3名の不法滞在者を強制送還させたことに野党の批判が集中している。強制送還が問題となっているのは、戦争状態の国から逃げ延びてきた者をまた戦争の中に戻す行為が非人道的とされているからだ。

不法滞在者を乗せる飛行機は、イギリスからの不法滞在者を乗せフランス経由でカブールへ向かったが、フランスの経由空港には人権団体が離陸を阻止しようとデモを行う事態となった。

与党としては出身国の戦争状態を気にしていては不法滞在者を減らすことができないと、若干焦り気味になっている。戦争状態でなくとも酷い貧困から逃げ延びてくる者もいるのだから、戦争だけをとりあげていられない、ということだろう。とはいえタリバンの手にかかるしかないアフガニスタン人の強制送還は世論の目も厳しくみているのは確か。フランスの移民政策の行く末はEU諸国が注目している。

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