シラク大統領退院

網膜の血管障害で2日からパリ軍人病院に1週間入院していたシラク大統領が9日退院しました。この2日前に行われたワールドカップのヨーロッパ予選での対アイルランド戦で入院中のシラク大統領からジタン選手に電話がかかり、「国歌斉唱の時に1998年のワールドカップフランス大会のように、私とフランスのために手に胸を当てて欲しい」と。この依頼によりジタンは監督、チームメイトと相談の上、全員が大統領に敬意を表し胸に手を当てたのです。
しかし、この美談は、物まねタレントのジェラルド・ダアンが、大統領が病院から電話したように真似をしたいたずらだったのです。シラク大統領はパリ市長のころから何かとネタにされてきました。
ちなみに、ジタンはこの試合で股関節を痛め、途中交代。3週間は出場は出来ない模様で、低迷するフランス代表をワールドカップへ導くために復帰したが、再びワールドカップ出場が危ぶまれています。

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