フランス映画祭サプライズ上映『モリエール』

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歴史劇/2006年/120分/フランス公開日:2007年1月31日
<ストーリー> 1644年、弱冠22歳のモリエールは「盛名劇団」を旗揚げするも破産し、債権者に追われてパリから姿を消す。そして、その後の数ヶ月間はいまも歴史の闇に消えたままである。この謎の期間、モリエールの身に起きたことは何か?
<解説>ローラン・ティラールが『嘘と裏切り、もし共通点があったなら……』(04)に続いて完成させた長編第2作。偉大な劇作家モリエールが行方をくらました謎の数ヶ月間をめぐる本作は、『恋に落ちたシェイクスピア』のモリエール版ともいうべき空想歴史喜劇である。モリエール喜劇そのものを大胆に織り込みながら、偉大な劇作家が若き日に経験した冒険とロマンスを、ユーモアたっぷりに綴る。主演は『真夜中のピアニスト』でセザール賞主演男優賞にもノミネートされた若きカリスマ、ロマン・デュリス。また、ロメール監督の常連俳優としても知られるファブリス・ルキーニ、モレッティ監督作品で鮮烈な印象を残すラウラ・モランテら実力派が脇を固め、モリエール喜劇のエッセンスを見事に現代へと甦らせる。


<スタッフ> 監督:ローラン・ティラール Réalisation : Laurent Tirard / 製作:オリヴィエ・デルボスク、マルク・ミソニエProducteur délégué : Olivier Delbosc, Marc issonnier /脚本:グレゴワール・ヴィニュロンScénariste : Grégoire Vigneron / 撮影:ジル・アンリDirecteur de la photo : Gilles Henry
<キャスト> ロマン・デュリス(モリエール)/ ファブリス・ルキーニ(ジュールダン) / ラウラ・モランテ(エルミレ)/ リュディヴューヌ・サニエ         
Interprètes Romain Duris (Molière), Fabrice Luchini (M. Jourdain), Laura Morante (Elmire), Lidivine Sagnier
監督:ローラン・ティラール Laurent Tirard
ニューヨーク大学で映画を学んだ後「Studio Magazine」でジャーナリストとして活躍。J=L・ゴダールら現代映画作家たちのインタビュー集「映画のレッスン」を発表する。99年に短編映画『確かな情報源』を監督、アヴィニョン映画祭に出品して注目を集める。以後、テレビドラマや短編映画制作でキャリアを重ね、2004年に『嘘と裏切り、もし共通点があったなら……』で長編映画を初監督。人間味溢れる中年の主人公たちを見事に造形し、その演出力を絶賛される。注目すべきは、旧来のコメディ映画と比べたときのそのタッチの”軽さ”。特に登場人物の心の襞を繊細に照らし出すウィット・センスには突出した才能を感じさせる。豊かな映画的素養と、柔軟な演出手腕を兼ね備えた作り手として、フランス・コメディ映画に新風を吹き込む。
1999 『De source sûre (確かな情報源)』(短編)
2004 『Mensonges et trahisons et plus si affirnités (嘘と裏切り、もし共通点があったなら……)』
主演:ロマン・デュリス Romain Duris
1974年生まれ。高校時代に学校の前でスカウトされ、スクリーンデビュー。以後、C・クラピッシュ監督の常連俳優として『青春シンドローム』(94)、『猫が行方不明』(96)、『スパニッシュ・アパートメント』(02)に次々と主演。その圧倒的な存在感とセックス・アピールは群を抜き、フランス映画界の今後を担う俳優として期待されている。『ルパン』(02)でのルパン役、『愛より強い旅』(04)、『真夜中のピアニスト』(06)の好演なども記憶に新しい。また、ミュージシャンとしての一面も持っている。
ファブリス・ルキーニ Fabrice Luchini
1951年生まれ。セザール賞の常連俳優。E・ロメール監督作品にも数多く出演し、『飛行士の妻』(80)、『満月の夜』(84)など、その柔らかい存在感で映画ファンの注目を集める。『恋愛小説ができるまで』(90)のダンディなプレイボーイ役で知名度を一挙に高め、現在にいたるまでフランスのコメディ映画を支える名優としてひろく支持されている。P・ルコントの『親密すぎる打ち明け話』(04)などの近作でも一段と渋みを増した演技を披露している。

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