逃げろ!いつか戻れ

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2000年のパリ。アパルトマンの扉には、「4」の数字が逆さになった印が残され、人々は不可解なメッセージに怯えていた。ペストを思わせる黒い怪死体がひとつ、またひとつと発見され、警視アダムスベルグの捜査が深みに陥っていく。
一見、単なるミステリーものという印象だったが、上映終了後の深い余韻をかみしめているうちに、監督に会って話しを聞いてみたいという気にさせられた。
謎解きを追っていく面白さと同時に、深いテーマを投げかけてくる。ネタを明かすわけにはいかないのだが、その深いテーマをこの映画に盛り込んでいるところにこの監督の力量を見せつけられたような気がしたのだ。
「この映画のメッセージは何ですか?」と質問の王道を監督に問いかけてみたい。
芯のあるちょっぴり切ない映画です。


解説
本作の原作は、フランスの新潮流ミステリーの旗手として日本でもファンが多いフレッド・ヴァルガスの同名小説(原作小説英語タイトル:Have Mercy on Us All)。考古学者で中世の専門家でもある小説家が描くペストの恐怖や宗教的モチーフに、監督レジス・ヴァルニエは現代の感染症のイメージを重ね、大都市のリアルな終末感を演出。流行のホラー映画とは一線を画する重厚な世界観を堪能したい。警視役にフランス随一の喜劇俳優ジョゼ・ガルシアをはじめ、犯罪ものの監督としても名高いルカ・ベルヴォー、名優オリヴィエ・グルメといった異色キャストの競演も見逃せない。
ストーリー
2000年のパリ。アパルトマンの扉には、逆になった数字の4の印が残され、人々は不可解なメッセージに怯える。警視アダムスベルグの恐れは的中し、ペストを思わせる黒い怪死体がひとつ、またひとつと発見される。
スタッフ  ★=来日予定(1月○日現在)
★監督:レジス・ヴァルニエ
 製作:シリル・コルボー=ジュスタン
 ジャン=バチスト・デュポン
 脚本:ジュリアン・ラプノー、アリアーヌ・フェール、レジス・ヴァルニエ、ローランス・ショー、アリエット・
 マラン
撮影:ローラン・ダイヤン
原作者:フレッド・ヴァルガス
キャスト
ジョゼ・ガルシア(ジャン=バティスト・アダムスベルグ)
ルカ・ベルヴォー(ダングラー)
オリヴィエ・グルメ(ジョス・ル・ゲルン)

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