アレクシア・グレディ、愛の眩暈

フランスの作家・作曲家であるAlexia Gredyが「Hors saison」を発表しました。頭でっかちなメロディーと、愛とその眩しさを歌った少し古風な歌詞が印象的なファーストアルバム。

アレクシア・グレディは「眩暈」を愛している。彼女はアルバムの冒頭を飾る同名のリトネロでこう警告している。そして、「あなたと私の間には、もうエレガントなものは何もありません」と、柔らかさと儚さに満ちた感動的な声で続けるのです。

彼女の話を聞いていると、どうしても同じ東洋の少女であるフィッシュバッハを思い浮かべてしまう。彼らの共通点は、80年代に親が聴いていたような、少しエレクトロがかったポップさと、少し古めかしい作曲と解釈のセンスです。

フィッシュバッハの音色がキャサリン・リンガーを思わせるなら、アレクシア・グレディの声はミレーヌ・ファーマーのような趣がある。反抗的な一面もあり、その魅力を疑わない限りなく女性的。”Oublie-moi si tu l’oses” (Forget me if you dare)と歌うBalader dans les rosesは、合意のない別れをかわいく問いかけています。そして、オルセゾンには魅力がたくさん詰まっています。Hors saisonはもちろん、メランコリックな歌とフランシス・カブレルのレコードの名前でもある。比較対象はここまでにします。カブレルが夏の観光客に見捨てられた海辺のリゾートの孤独を呼び起こしたのに対し、アレクシア・グレディのアルバムとその名を冠した曲は、感情、欲望、ためらいに満ちあふれています。

このアルバムにはたくさんの鼓動があり、そのほとんどは少年に宛てられたもので、欲しがられたり、愛されたり、拒絶されたりしています。そして、身体の衝動もそうです。Drôles d’idéesでは、「Non, je n’ai jamais pu dire non」とワイルドなピルエットで言うなど、ユーモアも忘れない。

Jusqu’à demain」は、パリ、サンジェルヴェ通りのちょっと変わったキャバレーで、「地球のように重いまぶた」をしていたときに出会った男性に宛てて書いたものでもあります。このダンスと詠唱、衝動的な音楽にとって、肉体の接触は何よりもはけ口として、「何もうまくいかない、支えを失った」ときの接点として機能するのだ。

 

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