バカロレア、17日からスタート

今年も大学入学資格のバカロレアが17日から始まりました。最初にある哲学の試験は毎年ニュースになるほどネックになっている試験で、4時間もかかります。最近では理系の方が有利と言うことで、理系のバカロレアを受ける人が増えているのですが、理系でも哲学の試験があります。

テレビでも報道された問題の一部を見てみましょう。

Sコース(Scientifique 理系)の問題
Depend-il de nous d’etre heureux ?
幸せになれるかどうかは自分次第か?

Lコース(Litteraire 文系)の問題
Faui-il oublier le passe pour se donner un avenir ?
未来を獲得するには過去を忘れるべきか?

回答は、論理的に正しければ間違いとはされないのですが、様々な知識を使って組み立てていかなければいけません。筆記式で採点者のさじ加減で点数が変わってしまうために、議論となっています。20点満点中10点で合格なのですが、サルコジ大統領も落第点だったんです。追試などを受けることにより合格になります。

こういう事から、日本の大学入試の試験とは違ってフランス人の通過儀礼的な意味があるようです。フランス人に物を言わせると長いのはこういう所に根幹があったのかと思えます。逆にバカロレアを受けていない友人はそんなに理屈っぽくないです。

さて、この試験、新聞記者や哲学者が実際受けてニュースになったりします。それでも満点は取れないようです。

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